伊藤 隆 氏 (元三菱電機 執行役員) が Strider の顧問に就任

伊藤氏は、民間の経済安全保障プログラムのモデルを確立した先駆者であり、経済安全保障に関する日本有数のオピニオンリーダーとして知られる。

ユタ州ソルトレイクシティ（2025年5月14日）：戦略的インテリジェンスのリーディング・プロバイダーであるStrider Technologiesは、本日、三菱電機の元執行役員である伊藤隆氏が顧問として同社に加わることを発表しました。伊藤氏は、日本中の組織で高まる経済的安全保障の需要にStriderが応えられるよう、同社の継続的な事業拡大を顧問の立場より主導します。

 

「伊藤氏は、経済安全保障の分野におけるパイオニアであり、日本の経済界において一目置かれています。」と、StriderのCEO兼共同創設者、グレッグ・レベックは語ります。「日本初の経済安全保障プログラムを民間組織内に構築した同氏のリーダーシップは、他の組織が準拠すべき基準を設定しました。伊藤氏をStriderの顧問として迎えることを光栄に思うとともに、日本企業のレジリエンスを強化し、戦略的資産の保護を支援する経済安全保障ソリューションの強化に向け、共に取り組んでいくことを楽しみにしています。」

 

「Striderとともに仕事をできる機会をとてもうれしく思います。」伊藤氏は、このように述べました。「企業における経済安全保障は、産業バリューチェーンの強靭性という課題そのものです。これはモノやサービスのサプライチェーンのみならず、重要な技術情報を誰とやりとりし、そしてどう管理するかという課題でもあります。多くの企業がこの課題の重要性を認識していますが、しかし、ほとんどは具体的な実現手段を見いだせずにいます。この問題にStriderのソリューションと経済安全保障に専門的に取り組んできた私の知識と経験が共に役立つことを願っています。」

 

伊藤隆氏は、三菱電機の元経済安全保障統括室長です。伊藤氏が2020年に設立した同部署は、日本初の民間企業内の経済安全保障専門の部署として知られています。伊藤氏は1986年に三菱電機に入社し、日本の半導体産業の再編に携わりました。

 

伊藤氏は経済安全保障に関する日本屈指のオピニオン・リーダーであり、この分野における民間主導の経済安全保障の方向性を形作る一翼を担ってきました。2025年3月に三菱電機での任期を終えてからは、経済安全保障に関する知識と経験をさまざまな分野の組織に啓蒙する活動に取り組んでいます。慶應義塾大学法学部卒業。法学学士。

 

Striderについて      

Striderは、戦略的インテリジェンスのリーディング・カンパニーとして、組織のテクノロジーとイノベーションの安全確保と発展に貢献しています。最先端のAI技術と独自の手法を活用し、Striderは一般に公開されているデータを重要なインサイトに変革します。こうしたインテリジェンスの向上により、組織は国家による知的財産の窃盗、標的を絞った人材獲得、サードパーティ・パートナーに関するリスクに積極的に対処し、対応することができます。Striderはソルトレイクシティ、ワシントンDC、ロンドン、東京にオフィスを構え、世界15か国で事業を展開しています。