【投資経験者1,000人調査】ギャップが明らかに!投資歴10年以上は約半数でも7割以上が「投資知識に不安」
~国内最大級の独立系運用会社による投資運用に関する市場の意識調査~
ベイビュー・アセット・マネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:八木 健)は、2025年2月24日(月)から2月26日(水)の期間、全国の投資信託(ファンド)経験者(以後、「投資経験者」)20~60代の男女を対象に「投資運用に関する市場の意識調査」を実施し、1,000人の回答結果をまとめましたのでお知らせします。
今回の「投資運用に関する市場の意識調査」では、回答者の約半数が投資歴10年以上である一方で自身の投資に関する知識に自信がない人が多数を占めていることや、投資信託を選ぶ際には過去のリターンやリスクが特に重視されていることなど、日本の個人投資家の実態が明らかになりました。

■調査結果ダイジェスト
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投資経験者のうち、29.5%が投資歴「20年以上」、18.8%が投資歴「10年~20年未満」で、約半数(48.3%)が投資歴10年以上であった。
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自身が投資に詳しくないと感じている人は7割以上(73.4%)だった。
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投資信託には、「販売会社」と「運用会社」があることを知っているのは7割以上(72.5%)いる一方で、両者の違いを理解している人、「運用会社」から投資信託を直接購入できる場合もあることを知っている人は半数であった。
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投資信託を選ぶ際に最も求めるポイントについては「過去の運用実績」が38.3%で最も多く、購入後に運用実績を把握している人は6割以上(62.7%)であった。
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投資信託のコスト構造について「販売手数料」と「信託報酬」があることを理解している人は8割以上(80.5%)いる一方で、信託報酬のコスト構造を完全に理解している人は約3割(31.7%)であった。
■「投資運用に関する市場の意識調査」概要
調 査 対 象:投資信託(ファンド)経験者20~60代の男女/全国
サンプル数:1,000人
集 計 期 間:2025年2月24日(月)〜2月26日(水)
調 査 方 法:インターネット調査
■質問項目
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あなたは、いつから投資を始めましたか。
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あなたは、「自分は投資に詳しい」と感じますか。
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日本では、欧米と比較して現金・預金の比率が高いと言われています。
日本人が投資を控え現金・預金に多くの資産を当てる理由として、当てはまると思うものをすべて選んでください。
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投資信託をどこで購入しましたか、当てはまるものをすべて選んでください。
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投資信託の販売を行う「販売会社」と、投資信託の運用を行う「運用会社」があることを知っていましたか。
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投資信託における「販売会社」と「運用会社」の役割の違いをどの程度理解していると思いますか。
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「販売会社」を介さずに、「運用会社」から投資信託を直接購入できることもあると知っていますか。
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「運用会社」から投資信託を直接購入することを知っていても、利用したことがない理由をすべて選んでください。
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現在購入している(したことがある)投資信託を選んだ理由について、当てはまるものをすべて選んでください。
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投資信託を選ぶ際に求めるポイントについて、最も求めるポイントを1つ教えてください。
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現在購入している(したことがある)投資信託の運用実績をどの程度理解していると思いますか。
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投資信託のコストに関する自身の理解として、それぞれ当てはまるものを教えてください。
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投資に関して、どのような不安や懸念がありますか。当てはまるものをすべて選んでください。
■結果概要 (割合:回答数/サンプル数)
投資経験者の内、約半数が投資歴10年以上。
一方で、投資に詳しくないと感じている人は7割以上
投資経験者の投資歴は「20年以上(29.5%)」が最も多く、次いで「10~20年未満(18.8%)」でした。「20年以上」と「10~20年未満」を合わせると、約半数(48.3%)が投資歴10年以上であることが明らかになりました。
一方で、「自分は投資に詳しい」と感じますかという質問については、「あまり感じない(51.2%)」が最も多く、次いで「全く感じない(22.2%)」と、7割以上が自身は投資に詳しくないと感じているという結果となりました。
また、日本人が投資を控え現金・預金に多くの資産を当てる理由としては、「現金・預金は安全性が高い(リスクが少ない)と感じるから(62.0%)」「投資に関する知識が少ないから(57.6%)」が多く、預金への信頼度が高く、投資にハードルを感じる傾向にあることが読み取れます。
・あなたは、いつから投資を始めましたか。(単一回答)(n=1,000)

・あなたは、「自分は投資に詳しい」と感じますか。(単一回答)(n=1,000)

・日本では、欧米と比較して現金・預金の比率が高いと言われています。日本人が投資を控え現金・預金に多くの資産を当てる理由として、当てはまると思うものをすべて選んでください。(複数回答可)(n=1,000)

「販売会社」と「運用会社」があることを知っている人は7割以上いる一方で、両者の違いを正しく理解している人や運用会社から投資信託を購入できると知っている人は約半数
投資信託を購入した場所は「証券会社(46.6%)」に次いで「オンライン証券会社(43.7%)」が多い一方で、運用会社での利用率は5.5%にとどまっており、大多数の投資経験者が証券会社または銀行で投資信託を購入していることが明らかになりました。
また、投資信託の販売を行う「販売会社」と、投資信託の運用を行う「運用会社」があることを知っていた人は72.5%と、7割を超える人が運用会社の存在について知っているものの、「販売会社」と「運用会社」の役割の違いを「理解している(53.4%)」人や、「販売会社」を介さずに、「運用会社」から投資信託を直接購入できることもあると「知っている(48.7%)」人は約半数にとどまっていることが明らかになりました。
「運用会社」から投資信託を直接購入することを知っていても利用したことがない理由としては、「現在の購入方法で満足している(39.8%)」が最も多く、「信頼性に不安がある(26.1%)」や「手続きが面倒に思える(26.1%)」といった回答もあり、証券会社のサービスに満足する声や、運用会社に対して漠然とした懸念を感じる投資家がいることが読み取れます。
・投資信託をどこで購入しましたか、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)(n=1,000)

・投資信託の販売を行う「販売会社」と、投資信託の運用を行う「運用会社」があることを知っていましたか。(単一回答)(n=1,000)

・投資信託における「販売会社」と「運用会社」の役割の違いをどの程度理解していると思いますか。(単一回答)(n=1,000)

・「販売会社」を介さずに、「運用会社」から投資信託を直接購入できることもあると知っていますか。(単一回答)(n=1,000)

・「運用会社」から投資信託を直接購入することを知っていても、利用したことがない理由をすべて選んでください。(複数回答可)(n=349)

投資経験者が購入時に最も重視するのはリターンやリスクなどの運用実績。
リスクの低さや知名度よりも重視される一方で、4割弱が運用実績を理解していない!?
現在購入している(したことがある)投資信託を選んだ理由については、「運用実績に魅力を感じた(39.7%)」が最も多く、「有名な商品だった(31.3%)」や「ランキング上位だった(28.7%)」を上回る結果となりました。投資信託を選ぶ際に最も求めるポイントについても、「過去の運用実績(38.3%)」が最も多く、次いで「リスクの低さ(33.6%)」となっており、7割以上の投資家が投資信託の購入時にリターンやリスクといった実績を最重要視されていることが明らかになりました。
一方で、現在購入している(したことがある)投資信託の運用実績について「理解していない」と回答した人は37.3%で、約4割の人は投資信託の購入後であっても実績を気にしないことが分かりました。
・現在購入している(したことがある)投資信託を選んだ理由について、当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)(n=1,000)

・投資信託を選ぶ際に求めるポイントについて、当てはまるものをすべて教えてください。(複数回答可)(n=1,000)

・投資信託を選ぶ際に求めるポイントについて、最も求めるポイントを1つ教えてください。(単一回答)(n=1,000)

・現在購入している(したことがある)投資信託の運用実績をどの程度理解していると思いますか。(単一回答)(n=1,000)

投資信託のコスト構造を完全に理解している人は約3割。
また、投資する中で元本割れリスクを懸念する声が圧倒的に多い結果に
投資信託のコスト構造について「販売手数料」と「信託報酬」があることを理解している人は8割以上(80.5%)いるのに対し、信託報酬が「販売会社」「委託会社(運用会社)」「受託会社(信託銀行)」の3社から発生していることを知っているのは約半数(50.4%)、また、信託報酬に占める「販売会社」の割合は約半数を占めていることを理解している人は約3割(31.7%)であり、信託報酬のコスト構造について概要を理解していても、より詳細を理解している人の割合は少ないという結果となりました。
また、投資に関する不安や懸念については、「元本割れのリスク(71.1%)」が最も多く、次いで「自身の知識不足(45.2%)」と、ここでも日本の投資家の預金への信頼度の高さや投資知識への自信の低さがうかがえる結果が明らかになりました。
・投資信託のコストに関する自身の理解として、それぞれ当てはまるものを教えてください。(単一回答)(n=1,000)

・投資に関して、どのような不安や懸念がありますか。当てはまるものをすべて選んでください。(複数回答可)(n=1,000)

本調査では、近年投資への意識や関心の高まりもあり、投資歴を積み重ねている人が一定割合を占める中で、投資知識に関する不安が依然として残っている現状が浮き彫りとなる結果となりました。
このような日本人の投資家心理に合う商品として、ベイビュー・アセット・マネジメントは、2025年4月に自社投信のオンライン直販サービス「ベイビュー投信」にて、安定したリターン*実績のある運用商品「賢者の設計」の本格的な販売をスタートしました。リスクを抑えた中で魅力的なリターンを得ることが期待できる当商品は、投資知識に不安のある方にもおすすめです。
ベイビュー・アセット・マネジメントは、個人投資家の新しい資産形成の選択肢として、洗練された商品を提供してまいります。
■ベイビュー・アセット・マネジメントとは
1998年に創業、機関投資家を主たる顧客とし、契約資産残高1兆円超を誇る国内最大級の独立系運用会社。“独⽴系”とは、影響⼒ある外部株主を持たないことを指し、経営の独⽴性が担保されていることで100%投資家を向いた運⽤サービスの提供が可能となり、アメリカを中⼼に海外の資産運用業界ではメジャーな存在です。
また、ベイビュー・アセット・マネジメントは、株式、債券、プライベート・アセットを柱とする、マルチ・ブティック型の運⽤会社でもあります。様々な商品を幅広く⼤量に取り扱う“デパート型”とは⼀線を画し、”ブティック型”として⾼品質な商品を専門的に取り扱うことで、他に無い運⽤サービスを提供しています。
さらに、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を継続取得し国際規格の情報セキュリティ管理体制を構築、加えて内部統制監査(実務指針3402、旧86号)も実施することで客観性と透明性、そしてコンプライアンスも徹底された体制のもと信頼性の高い運用サービスを提供しています。
社名 :ベイビュー・ アセット・マネジメント株式会社
代表者 :代表取締役社⻑ 兼 CEO ⼋⽊健
所在地 :東京都千代⽥区⼀番町29-1 番町ハウス
設⽴年⽉⽇ :1998 年1 ⽉7 ⽇
業務内容 :投資運⽤業(投資信託及び投資⼀任の運⽤)、 投資助⾔・代理業、 第⼆種⾦融商品取引業
役職員数 :80 名(2024 年4 ⽉1日時点)
契約資産残⾼:1兆14億円※(2024 年12 ⽉末時点)
※外貨建資産は1ドル=158.18 円で評価しています。当社の海外提携先が運⽤する国内公募投資信託の残⾼を含みます
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