福祉施設から“スカウト”が届く!?

学生起業家が自身の経験から開発した、障がい福祉の課題を解決する新サービス『ぞうのあしあと』、近畿2府4県で先行リリース

ファントフット株式会社

障がいのあるお子さんと福祉施設をつなぐ“スカウト型”マッチングサービス『ぞうのあしあと』を開 発・提供するファントフット株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役:二宮聖城)は、2025年7 月7日より、近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)にて『ぞうのあしあと』β版の提 供を開始します。

これからの夏休み期間中にニーズが高まる放課後等デイサービスを中心に、よりスムーズで納得感のある施設探しを支援することで、保護者の負担を軽減し、地域の支援資源の有効活用を目指します。

きっかけは、父親が運営する福祉施設での現場体験から代表の二宮は、父親が運営している福祉施設にお子さんの受け入れが決まったお母さんが泣きながら感謝する様子を見て、こんなにも法整備が進んだ日本ですら、未だにたった1つの施設すら見つけられず困っている人が大勢いることを痛感し、このような方々をこの世の中からなくしたいと思い起業しました。

世の中ではDX化が進んでいますが、こと福祉においては、ネット検索や役所の配布資料を頼りに、電話やメールで1件ずつ問い合わせを行うというアナログな手法で探すのが一般的です。しかも空きがなかったり、送迎対応がなかったり、ようやく利用できてもミスマッチにより再び施設探しを強いられる例も少なくありません。

そのような福祉にまつわる課題を解決すべく、近畿大学大学院で地域福祉を研究しながら起業。

福祉施設側から「スカウト」が届くというこれまでになかった新しい仕組みを構築することで、保護者と施設のすれ違いをなくし、双方にとってストレスの少ないマッチングを可能にするサービス 『ぞうのあしあと』を開発しました。

<『ぞうのあしあと』の特徴>

 ・入力はたった5分、完全会員制で安心

 保護者は、お子さんの障がい特性や支援希望をスマートフォンで専用ページから入力するだけ。

 完全会員制のため個人情報の流出リスクもなく、初めての方でも安心して使えます。 

・条件に合った福祉施設から“スカウト”が届く 

従来のように保護者が探し回るのではなく、登録情報をもとに、受け入れ可能な施設側から直接 「スカウト」が届く仕組みです。

施設の空き状況や支援内容も、お手元のスマートフォンで簡単に確認できます。 

・ミスマッチを防ぎ、支援の質を高める 

事前にお互いの情報が可視化されるため、面談の効率が上がり、利用開始後のミスマッチが起こりにくくなります。

施設側にとっても適切な支援がしやすい環境が整います。

<『ぞうのあしあと』が解決する社会課題>

 【1】障がい福祉の利用格差と情報格差

『ぞうのあしあと』は、スマホひとつで施設からのスカウトが届く仕組みのため、情報収集が困難なひとり親家庭や多忙な保護者でも、簡単に必要な情報にアクセスできます。

紙ベース・窓口対応に依存しない仕組みをつくることで、「知らなかった」「探せなかった」ことによる支援機会の逸失を防ぎます。 

【2】人材不足とケアの質のばらつき 

福祉現場では人手不足が続き、職員の経験やスキルに差があることがミスマッチの一因になっています。

『ぞうのあしあと』は、施設側が対象児童の特性を事前に理解できる仕組みのため、支援可能な対象者を受け入れやすくなり、職員の負担軽減とケアの質の安定化に貢献します。 

【3】施設の偏在と空きリソースの未活用 

本サービスは、施設側が空き状況に応じてピンポイントでスカウトを送れる仕組みを備えており、 広報が得意でない施設でもマッチング機会を得やすくなります。

これにより、地域ごとの偏在を改善するとともに、潜在的なリソースを可視化し、適切に活用することができます。 

【4】保護者・介護者の「見えない孤立」 

保護者は「どこに頼ればいいか分からない」「相談先がない」と感じやすいもの。

『ぞうのあしあと』 では、会員登録によって“スカウトが届く”体験そのものが「誰かが見てくれている」という感覚を生み、孤立感の軽減や相談の第一歩につながります。 

【5】自治体福祉のDX化の遅れ 『ぞうのあしあと』では、民間の立場から自治体の支援紹介業務の一部をデジタル化

利用者が能動的に選ぶのではなく、適した施設から「提案される」仕組みを提供します。

今後自治体と連携することで、案内業務の効率化、属人化の解消、公平な支援提供体制の構築に貢献していきます。

すでに50件以上のマッチング実績、今後は全国展開へ 

『ぞうのあしあと』は、α版として大阪市・東大阪市を中心に試験運用を実施済み。

既に50件以上のマッチングを実現し、50名を超える保護者と30以上の福祉施設が利用中です。

2026年度中には全国展開を見据え、「誰もが、当たり前に福祉サービスを使える社会」の実現に貢献していきます。 

【サービス概要】 

サービス名:ぞうのあしあと(β版) 

提供開始日:2025年7月7日 

対象エリア:大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県 

対象者:障がいのある18歳未満のお子さまとその保護者 

公式サイト:https://zounoashiato.phantfoot.co.jp/ 

【会社概要】 

ファントフット株式会社 

所在地:兵庫県西宮市甲子園口3丁目15-7-6F 

代表取締役:二宮 聖城 

創業:2023年6月 

事業内容:福祉領域におけるマッチングプラットフォームの開発・運営 

お問い合わせ:zounoashiato@phantfoot.co.jp

【メディア掲載・登壇実績(一部)】 

・大阪日日新聞掲載(2024年11月号) 

・ROCKET PITCH NIGHT KANSAI 2024 登壇 

・BEYOND 2024『COM-PJ』ファイナルピッチ選出 

・近大ビジコン2024 ファイナリスト 

・大阪府経営支援課 HP掲載 など

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会社概要

ファントフット株式会社

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URL
https://zounoashiato.phantfoot.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
兵庫県西宮市甲子園口3丁目15-7-6F
電話番号
090-2525-2018
代表者名
二宮聖城
上場
未上場
資本金
50万円
設立
2023年06月