「孫に安心して食べさせたい」 棚田を守る米農家が農薬・化学肥料に頼らない新ブランド〈滝野棚田米〉を始動|2025年4月25日(金)12時〜クラウドファンディングで支援募集開始
標高250mの伊万里・滝野に広がる中山間地の棚田で、新ブランド米の予約販売と文化継承に向けた挑戦が始まる。販売は4月25日(金)から5月22日(木)の期間限定。
佐賀県伊万里市滝野地区――
この土地は、古代人の狩場跡や住居跡が点在する歴史ある中山間地であり、長い年月を経て今もなお、棚田の営みが残る地域です。人と自然が共に生きるその場所で、新たな挑戦が始まりました。
はぐくみファーム代表の川原育男は、40年以上にわたり米づくりに従事し、孫に食べさせるものだからこそ“安全であること”にこだわり続けてきました。
その信念のもと、今回立ち上げたのが新ブランド〈滝野棚田米〉です。
寒暖差のある標高250mの土地で、山の湧水を使って育てられるこのお米は、ふっくらとした食感とやさしい甘みが特長。過去の農薬検査では247項目すべてが「不検出」の結果を記録し、今年は栽培期間中の農薬・化学肥料「完全不使用」で米づくりに挑戦します。



■ 滝野の棚田を次の世代へ
この地域では、農業の担い手不足が深刻化し、放棄される田んぼも増えつつあります。
田んぼは手入れを怠ればすぐに荒れ果ててしまい、再生には大きな労力が必要です。
はぐくみファームではこれまでにも、耕作放棄を防ぐため継続困難な田んぼを引き継ぎ、修繕と栽培を通じて棚田を守る活動を続けてきました。
このクラウドファンディングでは、〈滝野棚田米〉の令和7年度新米の予約販売とともに、棚田の維持・修繕費の支援を募っています。支援者には数量限定で新米がリターンとして贈る予定です(発送時期:10月末頃)。
■ 人と自然の共生の場を未来へ
滝野の棚田は単なる農地ではなく、
・地域の文化や風習が息づく場所
・安心できる食べものを育む場所
・水を蓄え災害を防ぐ命のインフラ
・生き物と共に暮らす多様性の宝庫
といった多面的な価値をもつ、まさに“未来に残すべき風景”です。
今後も引き継ぐ棚田は増えていくと予想されますが、栽培へのこだわりは変わることはありません。地域を支える新たな担い手とともに、この景色を守り繋いでいくためにも、多くの方のご支援を呼びかけています。
【クラウドファンディング概要】
実施者:はぐくみファーム株式会社(代表:川原育男)
内容:令和7年度の棚田米〈滝野棚田米〉の予約販売/棚田修繕費用の支援募集
リターン:令和7年度の新米(数量限定)など
実施期間:4月25日〜5月22日
詳細ページ:https://camp-fire.jp/projects/800186/view
Instagramで米づくりの様子を発信中:https://www.instagram.com/hagukumifarm/
【本件に関するお問い合わせ先】
はぐくみファーム株式会社
担当:西澤菜緒
Email:n.nishizawa@kazenotaninotakino.com
Instagram:https://www.instagram.com/hagukumifarm/
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