弁護士の働き方をテクノロジーで変革するリーガルアクセス株式会社、Garnet Capitalより4,000万円の資金調達を実施

~法律業務のAIによるDXを加速、開発体制およびエンジニア採用を強化~

リーガルアクセス株式会社

リーガルアクセス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:福島駿太、以下「リーガルアクセス」)は、Garnet Capitalを引受先として優先株式を発行し、4,000万円の資金調達を実施いたしました。

リーガルアクセスについて

創業及び資金調達の背景

弁護士報酬市場は、年間約1.1兆円に上る巨大な産業であり年間約1,500万人が法的トラブルに直面しているとされています。一方で、弁護士に実際にアクセスできているのは、わずか約2割の300万人程度にとどまっています。この問題は「2割司法問題」と呼ばれており、その背景には、弁護士の数が限られているため、従来の働き方では十分な対応ができないという課題があります。また企業法務においては近年効率化が進んでいるものの、離婚・相続・債務整理といった一般民事事件においては依然として大きな課題となっており、弁護士報酬の多くを生み出すこの市場にはテクノロジーによる大きな変革の余地が残されています。

リーガルアクセスはこの一般民事の市場において、創業者の10年以上の弁護士経験を活かしてテクノロジーの力で弁護士業務を徹底的に効率化に取り組んでいます。リーガルアクセスは、限られた弁護士リソースを最大限に活用し、これまで見過ごされていた「声なき声」にまで法の力が届く社会の実現を目指しています。

今回調達された資金は、AI技術を活用したプロダクトの開発と事業体制の強化に充てられる予定です。

ミッションとビジョン

リーガルアクセスは、ミッションとして「テクノロジーによって弁護士の可能性を解放する」を掲げています。

AIや自動化技術を通じて、弁護士一人ひとりがより多くの案件に関与できる仕組みを提供し、法律専門職の生産性を高めることを目指しています。

そして、同社は弁護士の生産性を高めることで法的支援の届く範囲を広げ、「すべての人が弁護士にアクセスできる社会へ」というビジョンの実現を目指しています。

テクノロジーによるリーガルサービスの民主化を通じて、法の届き方そのものを変えていきます。


エンジニア募集

リーガルアクセスでは、当社の理念に共感し、ともにプロダクトを作り上げていくエンジニアの方を募集しています。

現在は、弁護士の業務効率を飛躍的に高めるAIプロダクトを、現場のフィードバックをもとに、日々改良を重ねながら開発を進めています。

私たちのプロダクト開発は、単なるシステム作りではありません。

法律実務という高度で複雑な専門領域にテクノロジーを掛け合わせ、弁護士の働き方そのものを変える新たなインフラをつくる挑戦に取り組んでいます。

プロダクトの根幹に関わる技術選定や設計方針の検討から、チーム全体の開発文化やルール作りに至るまで、主体的に関わっていただけます。

私たちが取り組んでいるのは、リーガルテックの中でも、「一般民事」という領域で、まだ本格的な取り組みが十分に進んでいるとは言えない領域です。

この難易度の高い領域に、技術の力で真正面から挑むエンジニアを求めています。

開発体制・働き方

技術選定やアーキテクチャの構想など、上流工程からの関与が可能です 開発ルールやカルチャーも、エンジニアとともにつくり上げていくことができます 自然言語処理やRAG構成、LLM活用など、業界トレンドに並走した開発環境で力を試すことができます 一人ひとりが、技術でプロダクト価値を支える当事者として関わることができます スピード感と柔軟性を重視した少人数チームで、日々の開発が事業の中核に直結する環境です 対面での議論や連携を重視しつつ、必要に応じてリモート勤務も可能な体制です

こんな方を歓迎しています

自由と裁量を持って、技術的にチャレンジングな開発に取り組みたい方 社会的意義のあるプロダクトづくりに、技術面から貢献したい方 生成AIやLLMなどの先端技術を活かした実装に関わりたい方 リーガルテックの中でも、まだ本格的な技術活用が進んでいない分野に挑戦したい方 プロダクトづくりの根本に技術で関わり、組織や文化づくりにも貢献したい方

誰もが法的サービスにアクセスできる世界を実現するために、技術の力で社会課題の解決に取り組む仕事です。

ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお話しできれば嬉しいです。


投資家のコメント

Garnet Capital

General Partner

瀬戸 恭祐 氏

「2割司法問題」はいまだに深刻な社会課題として続いており、弁護士リソースの不足はその大きな要因の1つとなっています。

リーガルアクセス社はテクノロジーの力で弁護士の働き方をアップデートし、本来注力すべき顧客への価値提供のみに集中できる環境を作ることでこの問題への解決に挑みます。

代表の福島氏は弁護士としての豊富な経験を有しており、その知見を活かして大きなインパクトを生み出せることを期待しています。

今回の出資を通じ、リーガルアクセス社の社会的意義の大きなチャレンジをしっかりご支援して参ります。


代表コメント/略歴

2013年  3月 中央大学法学部 卒業

2014年12月 弁護士登録 朝日中央綜合法律事務所 勤務

2017年  8月 柴田・鈴木・中田法律事務所 勤務

2018年10月 アンダーソン毛利友常法律事務所 勤務

2023年  5月 コーネル大学ロースクール修了(法学修士)

2023年  9月 Walkers(Hong Kong)にて海外研修

2024年  9月 アンダーソン毛利友常法律事務所 復帰

2025年  1月 リーガルアクセス株式会社 創業

リーガルアクセスは、10年以上にわたる弁護士経験を通じて感じた課題意識から生まれたリーガルテックスタートアップです。

これまでの業務の中で、法的トラブルに直面しながらも、弁護士にアクセスできず泣き寝入りを強いられている人々の存在を数多く目の当たりにしてきました。

本来、法律は人々の権利を守るために存在します。しかし、いざ権利を侵害されたときに専門家の支援を得られなければ、法律は「絵に描いた餅」に過ぎません。現実に権利を行使するには、法律の専門家である弁護士のサポートが不可欠だと感じています。

ところが、弁護士業界には慢性的な供給不足という構造的な問題が存在します。需要はあるものの、供給が追いつかず、弁護士たちは紹介案件や既存顧客の対応に追われており、「一見さんお断り」の風潮が常態化しています。このため、弁護士に相談しても、十分に対応してもらえないという現実が広がっています。

一方で、社会全体では生成AIをはじめとする先端技術が広く導入され、業務効率が飛躍的に向上しています。リーガル業界においても同様に、生成AIの活用によって弁護士の業務負担を大幅に軽減し、限られた時間とリソースの中でより多くの案件に対応できる未来が現実味を帯びています。結果として、これまで見過ごされていた声なき声にまで、法の力が届く社会の実現が期待されています。

こうした課題を根本から解決し、誰もが弁護士にアクセスできる社会を構築することを目指して、リーガルアクセスを立ち上げました。


会社概要

社名:リーガルアクセス株式会社

代表取締役:福島駿太

創業:2025年1月

所在地:東京都中央区銀座8-17-5

会社HP:https://legalaccess.co.jp

お問い合わせ先:info@legalaccess.co.jp

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会社概要

リーガルアクセス株式会社

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URL
https://legalaccess.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区銀座 8-17-5
電話番号
-
代表者名
福島駿太
上場
未上場
資本金
2100万円
設立
2024年09月