生きる力は、無人島で育つ。こどもが自分の手で生き抜く7日間

自給自足生活への挑戦×ふりかえりで、「生きる力」を深く育てる——教育プログラム《無人島学校》今年も開校。

NPO法人生涯学習サポート兵庫

■ 「やらされる」から「自分でやる」へ。

NPO法人生涯学習サポート兵庫(SHOSAPO)は、2025年8月16日(土)〜23日(土)、兵庫県姫路市・家島諸島にある無人島にて、「第19回 無人島学校 〜無人島一週間自給自足生活挑戦〜」を開催します。「無人島学校」は2007年より毎年夏休みに開催し、これまでに延べ1,300人以上が参加しています。

このプログラムでは、子どもたちが電気も水道も建物もない無人島で、7泊8日の生活を自らの手でつくりあげることに挑みます。持ち込める食料は水と米のみ。火起こし、釣り、調理、寝床づくり、すべてを仲間と協力して行います。

しかし、これは単なるサバイバル体験ではありません。

無人島で獲得した食材を火起こしして調理する

■ 「人づくり」 のための体験学習。

無人島学校が重視しているのは、”アウトドアスキルではなく「自立」”です。
誰かにやらされるのではなく、自分で考え、自分の役割を見つけて動く。仲間のために行動し、「ありがとう」と言われる経験が、子どもたちを変えていきます。

さらに、参加後はプログラム実施後も”ふりかえり期間”が設けられています。ワークブックや個別コーチングを通じて、自分の体験を言語化し、「ただの体験」を「人生の経験」へと昇華していく、教育的な設計がなされています。

仲間と力を合わせて生活するためのさまざまな”仕掛け”

ボランティアスタッフがつくる“もうひとつの学び”

無人島学校の魅力は、子どもたちだけの成長にとどまりません。現代では、大学生や大人の“たてのつながり”が希薄になりがちですが、無人島学校では、多世代が関わることで、互いに学び合える場が生まれています。

特に、ボランティアスタッフの存在は大きな支えです。子どもたちの挑戦を間近で見守り、ともに悩み、寄り添い、ときに背中を押す——そんな“もうひとりのナナメの関係”として、豊かな関わりを生み出しています。

また、スタッフには、心肺蘇生法や応急処置、子どもへの関わり方に関するコーチング技術など、現場で必要な力を実践的に身につけられる研修体制を用意。活動終了後には振り返りの研修も実施し、自分自身の学びと成長を深め、次のチャレンジにつなげられる仕組みがあります。

子どもも、学生も、大人も——。誰もが学び、育ち合う、それが無人島学校の本質です。

スタッフや大人もともに自給自足生活をする

■ 校長メッセージ:SHOSAPO理事長・山崎清治

自然体験活動で身につく力はたくさんありますが、私が最も重視しているのは「自立」です。
自分で考え、自分で決めて動くチカラ。人との関わりの中で、自分の役割を見つけ、誰かに「ありがとう」と言われるために動く。
無人島という極限の環境は、そんな“人間の原点”を体感できる場です。
私たちは、これからも子どもたちが価値観を育み、自分の人生をつくっていく土台となる学びを提供し続けます。

海で食材を調達する

■ 実施概要

名称:第19回 無人島学校 〜無人島一週間自給自足生活挑戦〜

https://mujinto.my.canva.site/

主催:NPO法人生涯学習サポート兵庫(SHOSAPO)

後援:兵庫県・兵庫県教育委員会・兵庫県青少年本部・兵庫県青少年団体連絡協議会・姫路市・姫路市教育委員会・神戸新聞社

■ プログラム構成

●事前セミナー(対面またはオンライン)

●個別事前コーチング(30分/オンライン)

【本番】無人島7泊8日生活
 集合:8月16日(土)
 解散:8月23日(土)

●個別事後コーチング(月1回×30分/オンライン)

●修了式(オンライン)

■ 実施場所

本番会場:松島(兵庫県立いえしま自然体験センター管理地)
 住所:兵庫県姫路市家島町西島

 集合・解散場所:姫路港、JR姫路駅、名古屋駅(選択制)

■ 定員

60名
※応募多数の場合は選考(作文・動画審査)→抽選制となります

■ 対象

概ね15歳まで(2010年4月2日以降生まれ)
かつ、2025年8月16日時点で以下のすべてに当てはまる子ども

・自分でこのプログラムに挑戦したいと思っている

・3分以上水に浮かべる・25m泳げる(ライフジャケット・浮き輪可)

・家庭でワークブックの課題に取り組むことができる

・着替え・荷物管理・薬の服用など生活面の自己管理ができる

・自他の命と心を大切にする姿勢がある、またはそうなりたいと思っている

・どんな時も仲間の中での役割を探し続ける意欲がある

■ 参加費

一般価格:154,000円(税込)

応援価格(ひとり親家庭・就学援助世帯):99,000円(税込)
※応援価格枠の定員は10名、抽選制
※別途:渡船代・無人島使用料 約6,000円

■ 参加者特典グッズ

Tシャツ、スイムキャップ、軍手、巾着、タオル、メスティン(調理器具)

■ 本件に関するお問い合わせ

NPO法人生涯学習サポート兵庫(SHOSAPO)

所在地:〒672-8088 兵庫県姫路市飾磨区英賀西町2-15-2
TEL:079-230-0661
MAIL:creative@shosapo.jp

公式サイト:https://mujinto.shosapo.jp/

■ SHOSAPOについて

NPO法人生涯学習サポート兵庫(SHOSAPO)は、2002年に設立。
SHOSAPOとは

SHOSAPO(ショーサポ/NPO法人生涯学習サポート兵庫)は、「あそびのチカラで社会を元気にする」を合言葉に、子ども・若者・大人が世代をこえて関わり合い、育ち合う体験の場をつくり続けているNPO法人です。

活動のフィールドは、アウトドア施設「神戸三田アウトドアビレッジTEMIL」、放課後等デイサービス事業「GreenWood」、そして無人島学校をはじめとする多彩な体験プログラムなど多岐にわたります。自然体験や地域交流、福祉的支援の視点を取り入れながら、それぞれの“気づき”が、学びと成長へとつながる場を提供しています。

また、子どもたちのそばには、大学生や社会人のボランティアスタッフが寄り添い、ともに悩み、考え、育ち合う関係を築いています。活動前後の研修や振り返りを通じて、大人も自分を見つめ直し、成長する機会となっています。

あそびを通じて人と人がつながり、笑顔が広がり、社会が元気になっていく。SHOSAPOはそんな未来をめざしています。

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会社概要

NPO法人生涯学習サポート兵庫

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URL
https://shosapo.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
兵庫県姫路市飾磨区英賀西町2-15-2
電話番号
079-230-0661
代表者名
山崎清治
上場
未上場
資本金
-
設立
2003年03月