【老舗精米卸会社×武庫川女子大学】“買えない米”時代に挑む 握るおむすびプロジェクトが始動 食育と地域をむすぶ おむすび専門店の1号店「MUSU(ムス)」7月22日オープン

阪神米穀株式会社

創業74年、関西圏を中心に業務用精米の供給を手がけてきた阪神米穀株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表:田中 隆)は、直営のおむすび専門店「MUSU(ムス)」を西宮市に2025年7月14日(月)にプレオープン、7月22日(火)にグランドオープンいたします。

これまで、創業70年を超える老舗の米卸企業として、業務用精米を中心に学校給食や飲食店、食品メーカーなど多岐にわたる取引先へ安全・安心なお米を提供してきた老舗の精米会社が、お米の魅力をより多くの消費者へ直接届けるため、BtoC領域へ新たな一歩を踏み出します。親しみやすく、日本の食文化を象徴する「おむすび」という形で、若年層をはじめとする幅広い世代にお米の価値を再発見していただくことを目指しています。

MUSU 店舗外観

■産学連携で“お米の未来”と“人づくり”をむすぶ

 本プロジェクトでは、当社の近隣に位置する武庫川女子大学と連携し、学生たちとともにおむすびの商品開発や広報活動、販売データの分析などを企画・推進しています。若年層の“お米離れ”が課題となる中、「MUSU」は、お米の美味しさや可能性を再発見していただく体験の場であると同時に、将来の地域や食文化を支える“担い手”育成の場としても機能することを目指しています。

 2025年5月28日に「MUSU」プロジェクトのキックオフミーティング(説明会)を実施し、88名もの学生からの参加応募がありました。武庫川女子大学内でも、参加人数が多く活動内容が多岐にわたるプロジェクトとして注目を集めています。このことから、学びの場および実践的なフィールドワークの機会としての期待の高さがうかがえ、若年層および地域全体へ向けた“学びの場”と“実践の舞台”として貢献してまいります。

■「MUSU(ムス)の由来

 「MUSU」は、“おむすび”と“人と人を結ぶ”いう意味を込めた名称で、日本の主食であるお米をもっと身近に、もっとおいしく楽しんでもらうための新たな発信拠点となるよう名付けました。

 「MUSU」のロゴは、当社ロゴに登場するえべっさんのモチーフ部分をおむすびに変更。これまで当社とお付き合いいただいた方にも親しみやすく、また初めてのお客様にも“おむすび専門店”であることが直感的に伝わるデザインとなっています。

MUSU ロゴ

■MUSUで伝えたいこと

 現在、日本のお米は価格高騰、お米離れ、農家の後継者不足といった深刻な課題に加え、米の供給減少という”令和の米騒動”とも言える状況に直面しています。特に昨今、備蓄米の放出や市場での品薄感が報じられる中、数年以内には国内の米消費量が生産量を上回り、輸入米への依存が進むという転換期を迎えるとも予想されています。こうした時代だからこそ、日本人の主食である「米」の価値をどう再定義し、次世代へつないでいくかが喫緊な課題だと私たちは考えています。
 「MUSU」では、日常に寄り添う「おむすび」という最も親しみやすいかたちで、お米本来の美味しさや魅力をわかりやすく発信していきます。さらに、「お米の魅力」に共感していただけたなら、おむすびレシピなども惜しみなく提供し、家庭でもお米をより気軽に楽しんでいただけるきっかけを作っていきたいと考えています。
 今後、MUSUで使用するお米は、高機能バイオ炭を活用して育てられた特別なお米を使用する予定です。土壌改良やCO2削減効果も期待されるこの農法によって生まれたお米の魅力を、学生たちが商品開発・販売・広報活動を通じて直接消費者に届けます。学生たちはこの実践を通して、農業・食・企業活動の現場を理解し、地域の未来を支える“担い手”として成長していきます。こうした取り組みが、知恵と経験を未来へと“むすぶ”架け橋となることを願っています。

MUSUプロジェクトのキックオフミーティング(説明会)
店舗ロゴ看板

■今後の展望

 「MUSU」は、単なる飲食店にとどまらず、お米と人、地域と学生、そして未来の担い手と食文化を“むすぶ”ハブとなることを目指しています。
 今後も阪神米穀は、産学連携による教育的価値の創出と、時代の変化に応じた食と農の価値提案に取り組みます。また、今後は高機能バイオ炭で育てたお米に加えて、野菜や大豆などもメニューに取り入れ、より広がりのあるサステナブルな食体験を提供していく予定です。

【店舗概要】

店名:MUSU(ムス)
プレオープン日:2025年7月14日(月)11:00
グランドオープン日:2025年7月22日(火)10:00

所在地:兵庫県西宮市池田町12-5
運営:阪神米穀株式会社
連携大学:武庫川女子大学 食創造科学科(学生88名がプロジェクトに参加)

 

■阪神米穀について

阪神米穀株式会社は、創業75年を超える老舗の米卸企業として、業務用精米を中心に、学校給食や飲食店、食品メーカーなど多岐にわたる取引先へ安全・安心なお米を提供しています。
また、農業支援事業として高機能バイオ炭を活用した米作りの開発や、農業の循環型モデルを構築するサステナブルな取り組みにも注力しています。女子大と連携した人材育成、もみ殻肥料を活用した循環農業、豆腐事業など、地域社会と農業を“むすぶ”多角的な活動を展開しています。
また、えべっさんのキャラクターを活かした“えべっさんのお米”シリーズなど、消費者向け商品開発にも取り組んでいます。

【会社概要】

会社名:阪神米穀株式会社

代表:代表取締役 田中 隆

本社所在地:兵庫県西宮市西宮浜4丁目1番15号

URL:https://ebessan.jp

設立年:1951年

資本金:100百万円

従業員数:44名

事業内容:米穀卸売業

業種:商社・卸売

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業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
兵庫県西宮市西宮浜4丁目1番15号
電話番号
0798-26-0221
代表者名
田中隆
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1951年03月