日本初!在日フィリピン人たちの日常を描くショートドラマ「ハロハロ★ハウス」7月28日(月)より配信開始!
多文化・多国籍ルーツの人々が集うシェアハウスが舞台
この度、 株式会社キョウタス(本社:京都府、代表取締役:普照大督)は、日本で暮らすフィリピン人ら外国人の日常を描いた縦型ショートドラマ『ハロハロ★ハウス』を 2025 年 7⽉28⽇(月)20 時より YouTube、TikTok、Instagram、Facebook、Xにて配信を開始することをお知らせいたします。
同社はこれまで、在日フィリピン人を中心に観客動員10,000人を超えるスマッシュヒットを記録した映画「フィリピンパブ嬢の社会学」や日本の演劇史上初となる日本×フィリピン共同制作の音楽劇「マハルコ組曲」など、日本で生きるフィリピン人をはじめとする外国人を扱った作品を数多く手がけてきました。その経験を生かし、現代の日本で暮らすフィリピン人たちの日常を題材にしたリアルなショートドラマをお届けします。

「ハロハロ」とはフィリピンで人気のデザートですが、タガログ語で「ごちゃ混ぜ」という意味があります。本作は日本にあるシェアハウスが舞台。フィリピン人をはじめ、韓国人、中国人、ベトナム人、日本人など様々なルーツを持つ人々が1つ同じ屋根の下で肩を寄せ合って暮らしている、そんな彼らの日常の瞬間をシネマチックに描きます。
本企画は国籍や世代を超えて誰もが楽しめる物語づくりを目指す一方で、今後の日本社会で「多文化共生」や「異文化コミュニケーション」を考えていく中、外国人に対する現行の日本の社会制度の在り方や課題にも焦点をあてています。



本作にはフィリピンと日本のハーフである池田エライザを監督に起用した映画「夏、至るころ」やフィリピン人を題材にした映画「フィリピンパブ嬢の社会学」や舞台「マハルコ組曲」を手がけた映画24区の代表である三谷一夫が本作のプロデューサーとして参加。監督・脚本には韓国・日本で映像を学んできたフィリピン・マニラ出身の気鋭のクリイター・プリンセス・アンポールが参加しています。
レギュラーキャストには、2022年にカンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞した映画「PLAN75」(主演:倍賞千恵子、磯村勇斗)に主役の一人=マリア役で出演し、本人もマレーシア国際映画祭2023にて最優秀助演女優賞を受賞したステファニー・アリアンと、2023年に映画初出演ながら「フィリピンパブ嬢の社会学」のヒロインに抜擢された一宮レイゼルが、シェアハウスで暮らす住人役として参加しています。
また、脚本開発には大ヒット書籍「フィリピンパブ嬢の社会学」の原作者・中島弘象や前述したステファニー・アリアンや一宮レイゼルら俳優陣も参加しています。


キャスト・プロフィール
ステファニー・アリアン(俳優)
フィリピン人と日本人の両親のもと、フィリピンで生まれ育った俳優。18歳で来日し、東京で女優としてのキャリアを確立。2022年、映画「PLAN75」(主演:倍賞千恵子、磯村勇斗)に主役の一人=マリア役で出演。同作品は2022年の第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞し、2023年の第95回アカデミー賞の日本作品として出品された。また、本人もマレーシア国際映画祭2023に最優秀助演女優賞を受賞した。近年の出演作に「フィリピンパブ嬢の社会学」「チャチャ」「ブルーイマジン」「クロスポイント」「Hello、my friend」など。
公式プロフィール https://officetora.com/artist/9

【ステファニー・アリアン氏コメント】
『ハロハロ★ハウス』は、フィリピンと日本、両方のルーツを持つ私にとって、とても心に近い作品です。私は今もなお、日本での暮らしや文化の中で自分の居場所を探し続けている途中で、今回このシリーズを通して「ハーフ」や「ミックス」の視点からリアルな経験や葛藤を伝えられたことを嬉しく思います。新しい場所での人生が始まるとき、人は誰でも、間違えたり、すれ違ったり、居場所がないと感じたりすることがあります。でもそれは決して自分たちを笑いものにすることが目的ではありません。どこから来たとしても、誰もが最初は初心者であり、その道のりを進む中で、友だちの存在がどれほど大切かを伝えたかったんです。フィリピンのデザート「ハロハロ」の名前の通り、このシリーズもさまざまな背景や人生の味わいを混ぜ合わせて、カラフルで甘く、そして唯一無二のひとつの物語として描いています。この物語たちを通して、観てくださる皆さんに、少しでも温かさや喜び、つながりを感じていただけたら嬉しいです。
“Halo-Halo★House” is a project that’s very close to my heart as someone who is both Filipino and Japanese.I’m still learning how to find my place in Japan, and this series gave me the chance to share what it’s like to grow up between cultures. It allowed me to express some of the struggles that we “mixed” or “half” kids might experience.When we begin a journey in a new place, it’s natural to get things wrong, to misunderstand, or to feel a little out of place at first. But the intention is never to make fun of ourselves.We simply want to show that no matter where you’re from, we all start as beginners. As we find our way, the support of friends plays an important role in helping us navigate this new world.Just like the Filipino dessert it’s named after, the Halo-Halo series blends together different backgrounds and flavors of life to create something colorful, sweet, and uniquely whole.I hope these stories bring a sense of warmth, joy, and connection to everyone who watches.
一宮レイゼル(俳優)
12歳の時にフィリピンより来日し、石川県金沢市で青春時代を過ごす。2023年映画初出演となる「フィリピンパブ嬢の社会学」でヒロインに抜擢。その後、出演したこねこフィルム作品「タガログ語シリーズ」が話題となる。映画出演を活動の軸におく日本で数少ない3か国語(日本、タガログ、英語)を話すトリンガル俳優。近年の出演作に「東京サラダボウル(NHK)」「Hello、my friend」。公式プロフィール https://officetora.com/artist/131

【一宮レイゼル氏コメント】
『ハロハロ★ハウス』は、フィリピンから日本に来て暮らしてきた私自身の経験にもすごく重なる物語です。色んな国の人と一緒に暮らす楽しさや大変さを、リアルに届けられるように、スタッフさんも出演者もみんなでたくさん意見を出し合って、今までにない形の物語に仕上げました。私自身も役を通して改めて自分のルーツや、ここで生きる意味を感じる時間でした。『ハロハロ』色んな甘さが混ざるフィリピンのスイーツ。違うものが混ざり合って、ひとつの甘さになる――味わってもらえたら嬉しいです。
‘Halo-Halo★House’ really reflects my own journey — coming from the Philippines and living in Japan.To show the real moments of sharing life with people from different places, the staff and cast all shared ideas and created something fresh together.Playing this role made me think again about my roots and what it means to be here.‘Halo-Halo’ is a Filipino dessert where different sweet flavors mix into one.I hope you enjoy this little taste of our “halo-halo” too.”
スタッフ・プロフィール
プリンセス・アンポール(監督・脚本)
フィリピンのマニラ出身。韓国の高麗大学メディアスクールとビジネススクールを優等な成績で卒業した。その後、韓国・東京で映像やデザインのキャリアをスタートさせる。2021年にフットゴルフの選手にスポットをあてた短編ドキュメンタリー映像を制作。2024年には海外に住むフィリピン人としての心理を反映させた短編映画「パサルボン」の脚本・監督・プロデュースを手がけた。今後もアジアを拠点に独自の視点で映像のプロデュースを手がけていく。
公式プロフィール https://officetora.com/artist/257

【プリンセス・アンポール氏コメント】
外国人にとって日本での生活は「期待」と「不安」が微妙に混じりあった体験です。私はこうした移民たちの複雑な心境を「ショートドラマ」という軽やかで且つ誰からも親しまれやすい形で表現することに取り組みました。ハロハロハウスの屋根の下で繰り広げられる「多文化コミュニティ」をドラマとしてお届けしていきますので是非ご期待ください。
The life of a foreigner in Japan is complex and nuanced—a mix of joy and struggle. As a director, I take pleasure in bringing out these intricacies in immigrant stories. The conception of this series comes from a desire to share that complexity in a lighthearted relatable way. Under Halo-Halo House’s roof, we will be sharing stories of what an inclusive multicultural community in Japan can be like.
中島弘象(脚本協力)
1989年愛知県春日井市生まれ。中部大学大学院国際人間学研究科国際関係学専攻博士前期課程修了。会社員として勤務するかたわら、名古屋市のフィリピンパブを中心に、在日フィリピン人について取材。講演、執筆、テレビやラジオなどの取材協力も多数行っている。著書に『フィリピンパブ嬢の社会学』(新潮新書2017年)『フィリンピンパブ嬢の経済学(同2023年)』がある。原作は2024年に映画化・舞台化され、2026年はミュージカル化が決定している。
公式プロフィール https://officetora.com/artist/256
【中島弘象氏コメント】
フィリピン人の妻と国際結婚生活10年の中で発見した彼女たちの「あるある」を脚本協力という形でエッセンスをふりかけています。フィリピンから日本にやって来た女性たちの、クスッと笑えておっちょこちょいな姿から、誰もが知っているようで意外と知られていない「外国人」としての日常や彼女たちが抱えているお悩みまでをショートドラマという形で皆様にお届けします。
三谷一夫(プロデューサー)
映画24区代表。金融業界から映画業界に転身後、『パッチギ!』『フラガール』など多くの名作を生んだ映画会社に参加。その後、数多くの映画プロデュースに関わる。2018年に若手の女性監督15人を起用した映画『21世紀の女の子』を企画。伊藤沙莉、橋本愛、石橋静河、南果歩ら女優陣が参加しファッション界からもビームスや雑誌「装苑」が参加するなど、映画界に数少ない女性クリエイターにスポットをあてた企画としてムーブメントとなる。また、オリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」を立ち上げ、これまで『36.8℃(堀田真由主演)』『夏、至るころ(池田エライザ監督)』『メンドウな人々(片岡千之助・的場浩司主演)』を手がけた。現在もシリーズ開発が継続中。2024年にTORAインターナショナルを新たに設立し、アジアを視野にいれた映画の企画開発や俳優のエージェントを開始。直近のプロデュース作品に『フィリピンパブ嬢の社会学』『ブルーイマジン』『レイニーブルー』『道草キッチン』など。著書にシリーズ通算20,000冊を超える『俳優の演技訓練』『俳優の教科書』(いずれもフィルムアート社)などがある。
【三谷一夫氏コメント】
東京の町では外国人観光客を見かけることが多くなりましたが、もっと昔から日本で暮らしている様々なルーツの外国人たちがたくさんいて、今や在留外国人の数は350万人を超えています。しかし彼らが普段どんな生活をしているのかは友達や恋人でもいなければ知る術がありません。ただ1つ言えるのは、我々日本人と同じように些細なことで喜んだり、怒ったり、落ち込んだりしていることです。そんなフィリピン人たちの日常にスポットをあてたドラマを作ってみました。日本で生きる外国人やミックスの方々に向けたエンタメコンテンツとして、また世界中の人々にも観てもらえる機会になれば幸いです。
制作クレジット
監督・脚本:プリンセス・アンポール
撮影:アイス・エリョソ 照明:高橋パンダ 録音:小谷野貴弘
プロデューサー:三谷一夫
脚本協力:中島弘象 宣伝美術:普照大督
製作著作:株式会社キョウタス/合同会社TORAインターナショル
実績(参考作品)
映画「フィリピンパブ嬢の社会学」

日本で働く外国人女性労働者の実態をリアルに描いた中島弘象氏の実体験をラブストーリーとして白羽弥仁監督が映画化。お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基さんを主演に迎え、21世紀の多文化共生のあり方を丁寧に描きました。本作は2023年11月に名古屋で公開後、日本人だけでなく、フィリピン人を中心に在日外国人にも口コミで瞬く間に拡がり、上映開始3週間で5,000人を超え話題に。2024年以降は東京・大阪・福岡他全国30館に拡がり10,000人を突破するスマッシュヒットとなりました。
監督:白羽弥仁 脚本:大河内聡
出演:前田航基 一宮レイゼル ステファニー・アリアン 仁科貴 飯島珠奈 津田寛治 田中美里 近藤芳正 勝野洋他
公式ホームページ https://mabuhay.jp/


舞台「マハルコ組曲」

「マハルコ組曲」は、1980年代後半にフィリピンから日本にやってきた20歳の少女リオが、やがて日本人男性の妻となり、娘をもつ母となっていく激動の半生を描いた音楽劇。映画に続き、「フィリピンパブ嬢の社会学」の原作者・中島弘象が舞台用に新たな原案を書き下ろし、有田あんが作・演出、ステファニー・アリアンが主演を務めました。2024年11月に名古屋のささしまスタジオにて公演され、全6回全て満席の大盛況となりました。
原案:中島弘象 作・演出:有田あん
出演:ステファニー・アリアン 伊藤玄紀 大城しゅり Maria
西山美恵子 Belle 宮璃アリ 棚瀬みつぐ他
公式ホームページ https://mabuhay.jp/butai/




配信概要
配信開始⽇: 2025年7月28日(月) 20時
配信プラットフォーム: YouTube、TikTok、Instagram、FB、X
毎週定期的に作品を配信していきます。
SNS アカウント
【YouTube】https://www.youtube.com/@HaloHaloHouse
【TikTok】https://www.tiktok.com/@halohalohouse_official
【Instagram】https://www.instagram.com/halo_halo_house/
【FB】https://www.facebook.com/HaloHaloHouse1/
【X】https://x.com/Halo_Halo_House
会社プロフィール
株式会社キョウタス
2018年に設立した京都を拠点とする映画会社。映画を中心に映像や舞台の制作・配給を行う。制作・配給実績として、映画「フィリピンパブ嬢の社会学(2024)」、舞台「マハルコ組曲(2024)」、映画「道草キッチン(2025)」、日本・フィリピン合作映画「クロスポイント(2025)」などがある。
代表:普照大督 公式HP https://kyotas.co.jp/

合同会社TORAインターナショナル
2024年に設立した映画や舞台の企画およびクリエイターや俳優のエージェント会社。俳優のステファニー・アリアンや一宮レイゼル、ディレクターのプリンセス・アンポール、作家の中島弘象らが所属している。
代表:三谷一夫 公式HP https://officetora.com/

本件に関するお問い合わせ先
株式会社キョウタス 担当:普照
E-mail: info@kyotas.co.jp
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