アクセルアフリカ、ケニアのテック教育NGOへパソコン7台を寄贈支援

～パナソニックインフォメーションシステムズ、Class for Everyoneと連携し、アフリカの若者に“学びの力”を届ける～

株式会社アクセルアフリカ

2025年8月24日 18時44分

株式会社アクセルアフリカ（本社：香川県、代表取締役：横山裕司）は、2025年5月、ケニア共和国に拠点を置くIT教育支援団体「Power Learn Project（以下、PLP）」に対し、パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社（以下、パナソニックIS）およびNPO法人Class for Everyoneと協働し、再利用可能なパソコン7台を寄贈いたしました。

本寄贈は、教育資源へのアクセス格差を是正し、アフリカの若者にテクノロジーを通じた新たな学びの機会を提供することを目的とした取り組みです。

再利用IT資産が生む、教育支援の新たなかたち

本取り組みは、パナソニックIS社内で一定期間使用されたパソコンを、Class for Everyoneの協力のもと、適切に再整備し、PLPに提供することで実現いたしました。パナソニックIS社では、セキュリティ対策を徹底した上で、JICA経験を持つ社員やボランティアとして参加した従業員らが中心となり、再利用可能なIT資産の有効活用に取り組みました。

こうした取り組みを通じて、企業の資産を有効に活用する新たな社会貢献モデルを確立し、アフリカにおける教育環境の向上に貢献しています。

本取り組みの中心メンバーであるパナソニックIS社員、左から太田さん、岡本さん、廣瀬さん

Power Learn Project：未来を拓くテック教育の担い手

PLPは、アフリカの若者に対してIT・プログラミング教育を提供する社会的組織であり、16週間の集中講座「#1MillionDevs4Africa」などを通じて、ソフトウェア開発やスタートアップ構築スキルを伝えています。

これまでに14,000人以上の卒業生を輩出し、うち4,321人は女性です。スタートアップ支援実績は300社以上にのぼり、アフリカ全土で30,000人以上のコミュニティを築いています。

アクセルアフリカは、PLPの創設当初から継続的に事業推進を支援しており、今後もパートナーとして連携を深めてまいります。

教育格差への対応と現地支援の強化

寄贈されたパソコンは、PLPの教育カリキュラムでの活用が想定されており、今後は一部を難民キャンプへの設置も検討しています。多くの若者にとって、パソコンを使った学習機会は将来の選択肢を広げる貴重な機会であり、本寄贈が“教室の扉”を開くきっかけとなること

が期待されます。

アクセルアフリカは、単なる寄贈にとどまらず、現地での設置支援、活用状況のモニタリング、教育成果の評価までを視野に入れた継続的なフォローアップを実施し、最大限の効果を目指してまいります。

ケニアに届いた寄贈パソコンを確認するPLPチームと、アクセルアフリカ代表・横山氏

アクセルアフリカは、本取り組みを通じて、再利用可能な資源をグローバルな教育支援へと

つなげるモデルを推進してまいります。パナソニックISおよびClass for Everyoneとの協力

を深めながら、日アフリカ間の新たな協働モデルの創出を目指し、より多くのアフリカの若

者たちに「学びの機会」と「挑戦の場」を届けてまいります。

また当社は、今後のさらなる取り組み強化に向けて、本趣旨にご賛同いただける日本企業の

皆さまとの新たなパートナーシップを積極的に募集しております。IT機器の寄贈、教育支援

、プログラム開発など、様々な形でのご参画を歓迎いたします。

今後もアクセルアフリカは、ビジネスと社会課題解決の両立を図るパートナーとして、アフリカ地域における持続的な発展に貢献してまいります。

会社情報

株式会社アクセルアフリカは『日本とアフリカ諸国を繋ぎ、社会課題解決型ビジネスを共創することで、アフリカの持続的成長に貢献する』をビジョンに日本企業のアフリカ進出をサポートする事業開発コンサルティング会社。日系企業向けにアフリカにおける市場調査、現地視察支援、事業開発の伴走支援や大学向けに研修プログラムなどを提供。ケニアに拠点を持ち、アフリカの主要国をカバーしている。