【名古屋市】保険×部品メーカーが共創したAI安全運転ソリューション「TRUE SAFE」、AI開発・事業化の舞台裏を語るトークイベントを11月18日開催

PoC止まりを越える意思決定/異業種共創の座組づくり/精度×コスト×UI/UXの最適化を、三井住友海上・矢崎総業の実務者が具体的に語る

アーキタイプ株式会社

企業の新規事業創出・成長支援を行うアーキタイプ株式会社(本社:東京都港区、代表者:菅野龍彦、以下「アーキタイプ」)は、三井住友海上火災保険株式会社(以下「三井住友海上」)および矢崎総業株式会社(以下「矢崎総業」)の実務者を迎え、2社共創事業であるAI安全運転ソリューション「TRUE SAFE」を題材に、AI開発・新規事業創出の舞台裏を共有するトークイベントを、11月18日(火)にナゴヤイノベーターズガレージで開催いたします。

本イベントでは、保険×部品メーカーの異業種共創により、実証(PoC)から商用運用へと至ったプロセスを当事者が語り、稟議・KPI・ガバナンス、データ品質・アノテーション、精度とコスト、UI/UXのバランスなど、製造業におけるAI開発・新規事業創出に直結する“現場の判断材料”を共有します。

詳細・申込はこちら:https://truesafe20251118.peatix.com

開催背景

自動車産業はCASEやGXを背景に、データ活用・サービス化が競争力の源泉へとシフトしています。なかでも、運転リスク診断AIを軸とした保険×ものづくりの異業種共創は、安全価値の向上と新収益モデルの両立に直結する注目事例です。

アーキタイプはこの潮流も踏まえた「業界別新規事業 事例分析レポート(自動車部品)」を公開。本イベントは同レポートの内容を補足・補完し、現場の意思決定プロセスや協業の設計まで踏み込む場として位置づけています。

※本イベントへご参加いただいた方には、「業界別新規事業 事例分析レポート(自動車部品)」のダウンロードURLをご提供いたします。

AI安全運転ソリューション「TRUE SAFE」

事業用自動車の重大事故件数は減少しておらず、死者数・重傷者数ともにトラックが最も多い(※1)という業界課題を解決するため、矢崎総業 AI・デジタル室では、デジタルタコグラフ(以下デジタコ)等から得られるデータとAIを活用し、ドライバーの安全運転を支援するソリューションを提供しています。

(※1:自動車運送事業用自動車事故統計年報より引用)

  1. 矢崎製のデジタコ・ドライブレコーダーから得られる膨大な(300万運行以上)走行データに加え、三井住友海上社提供の事故データを元に、AIで分析を行い、運行中の事故リスクを可視化

  2. 運転シーンごとの分析結果をスコアで評価し、指導対象となるドライバーを選定することが容易になり、指導履歴も管理

  3. 地図データとデジタコのデータを用い、リスクの高い運転をした場所を表示することで、運行管理者はより的確なアドバイスをすることが可能

本サービスの開発においては、デジタルとアナログの2つの観点をどちらも重要視し、両立させることに挑戦しました。

  • デジタル:膨大なデータの分析

  • アナログ:サービス利用者(運行管理者)の業務理解と、サービスの仕様検討を目的とした、長期間に渡る現場視察

言い換えるならば、「データの分析結果を、お客様の業務にどうやって適用させれば、課題が解決されるか?」という問いに向き合った形になります。

イベントの見どころ

  • PoCを超える意思決定:稟議、KPI、ガバナンス、合意形成の実務

  • AI開発の現実:精度×コスト×UI/UX、解釈性と現場運用の両立

  • 異業種共創の成功条件:役割分担、契約・ガバナンス設計、リスク管理

  • データ品質とアノテーション:品質管理、内製/外部活用の最適分担

といった「事業化の壁を突破するためのプロセス」「AI開発現場における精度とコストのバランス」を、実務者レベルで具体的に語ります。

新規事業開発・共創担当者、自社内でAI開発を担うエンジニア・データサイエンティストにとって、実務に直結する知見を得られる内容です。

トークセッション内容

セッション1|協業の舞台裏:なぜ保険会社と部品メーカーが組んだのか

  • 三井住友海上から見た協業の狙いと期待価値

  • 矢崎総業から見た協業の意義と役割

  • 実証(PoC)から商用化までのステップと意思決定プロセス

セッション2|AI開発プロセスとデータ品質の実務

  • AIの精度とコストのトレードオフ関係

  • ユーザーが直感的に理解・利用できる解釈性の持たせ方

  • UI/UX・データ収集・アノテーション・学習プロセスの工夫

セッション3|事業化のリアル:PoC止まりをどう越えたか

  • 実装の判断軸と内部調整

  • ガバナンス設計とリスク管理の工夫

  • サービス横展開・機能拡張における課題と次の可能性

セッション4|アノテーションとAI開発基盤

  • AI開発に不可欠な基盤作業の役割

  • 矢崎総業における実践

登壇者(※順不同)

  • 三井住友海上火災保険株式会社 ビジネスイノベーション戦略担当 部長 藤田 健司 氏

  • 矢崎総業株式会社 AI・デジタル室 事業推進部 BPOサービスチーム チームリーダー 鎌田 太郎 氏

  • アーキタイプ株式会社 Lead Business Architect 武 佑亮

開催概要

日時:2025年11月18日(火)15:00〜17:30(14:30開場)
会場:ナゴヤイノベーターズガレージ(愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク4F)
定員:50名
参加:無料(事前申込制)

申込方法:Peatixイベントページ にて事前申込

アーキタイプ概要

所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F

代表者:代表取締役 菅野 龍彦

設立:2023年2月1日(アーキタイプグループ設立 2006年5月1日)

事業内容:企業の新規事業創出・成長支援を行うインキュベーションカンパニー

Webサイト:https://archetype.co.jp/

報道に関するお問い合わせ(メディア関係者様):contact@archetype.co.jp(担当:武)

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会社概要

アーキタイプ株式会社

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URL
https://archetype.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布十番2-8-10 麻布松屋ビル4F
電話番号
-
代表者名
菅野 龍彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年02月