品川区と株式会社えんのした、「こども素材センター」を「しながわシティラボ」で実証実験 10月20日正式オープン
未利用素材を教育・保育現場へ循環/子どもの探究と創造を支える地域モデルを構築
株式会社えんのした(本社:東京都品川区、代表取締役:宮里耕太、2025年8月設立)は、「こども素材センター」の運営をはじめ、保育マネジメント支援、教材開発、地域連携など、多角的に子どもを中心に据えた事業を展開しています。
このたび、品川区が運営する官民共創オープンイノベーションプラットホーム「SHINAGAWA CITY LAB(しながわシティラボ)」の実証実験提案型として採択され、八潮南小学校旧校舎(こみゅにてぃぷらざ八潮)を拠点とする「こども素材センター」を、「リサイクルの日(毎年10月20日)」である2025年10月20日(月)に正式オープンいたします。


「こども素材センター」では、企業や地域から生まれる未利用素材を教育・保育の現場へと循環させ、子どもたちの自由な探究と創造を支えることを目的としています。前日の10月19日(日)には、関係者向けのプレオープンイベントも開催予定です。
◇背景と目的(事業の意義)
近年、教育・保育の現場では、子どもが自ら考え、試し、工夫する探究的な学びが重視されています。しかし、多様な素材を安定的に確保する仕組みが不足しており、現場の創意工夫だけでは限界があるのが実情です。
一方で、企業や地域の家庭では、まだ使える木材・布・自然素材など、多くの未利用素材が日々生まれています。
こども素材センターは、こうした課題と資源のギャップをつなぐ、新たな素材循環モデルを構築するために設立されました。地域から未利用素材を集め、新たな視点で再分類・価値転換し、教育・保育現場を通じて子ども達のもとへ届けることで、「廃棄されるもの」を「子どもの創造と学びを支える資源」へと転換します。
これは、SDGs(特に12番:つくる責任 つかう責任/4番:質の高い教育をみんなに)にも資する取り組みであり、地域と子ども、企業がともに未来をつくる新たなモデルです。
この循環モデルを通じて、企業・行政・地域・教育が連携し、持続可能な社会の実現に寄与していきます。
◇こども素材センターの特徴

・安全基準に沿った企業連携による未利用資源の収集
・木材・布・金属・自然素材を再分類し“探究の材料”に転換
・保育園・幼稚園・学校・地域団体など、幅広い利用者が活用可能
・子どもの遊びや造形活動を支援するワークショップを開催
・SDGs・循環型社会にもつながる地域モデル
・所在地:東京都品川区八潮5丁目9-11
こみゅにてぃぷらざ八潮 北棟3階1号室(八潮南小学校 旧校舎内)
◇オープン概要
プレオープン:2025年10月19日(日)
・場所:東京都品川区八潮5丁目9-11
こみゅにてぃぷらざ八潮 北棟3階1号室(八潮南小学校 旧校舎内)
• 時間:15時30分〜
・内容:関係者向け内覧会、体験ワークショップ、懇親会
正式オープン:2025年10月20日(月)
・場所:東京都品川区八潮5丁目9-11
こみゅにてぃぷらざ八潮 北棟3階1号室(八潮南小学校 旧校舎内)
・開館時間:10時〜20時(予約制)
・対象:ご契約者様(教育・保育関係者・子どもや地域の活動に携わる方 等)
・特別開放日設定予定:地域住民
◇今後の展開と地域連携
今後は、「こども素材センター」を拠点に、地域住民や企業との協働を進めながら、未利用素材を活用した教育・保育プログラムの拡充を予定しています。
その一環として、12月14日(土)にこみゅにてぃぷらざ八潮で開催されるご近所交流会【おとなりんく】に出店し、未利用素材を使った「箱庭テーブルワークショップ」を実施予定です。
子どもとその保護者を中心に、地域住民同士がつながる交流の場を生み出すことを目的としており、開催に向けた準備は、「こども素材センター」を拠点に進められています。
◇代表メッセージ
これまで、幼児教育現場のマネジメントコンサルタントとして各地の園と連携し、また10年以上にわたり素材を活用したワークショップの企画・実践を行ってきました。さらに、幼稚園教諭として子どもたちと日々関わる中でも、私は何度も「子どもと素材との出会いが創造性を芽吹かせる瞬間」に立ち会ってきました。素材は子どもにとって「宝」です。どのようなものでも、子どもというクリエイターの手にかかると再び光を放ち、想像と探究の世界が広がっていきます。一方で、こうした素材との出会いは、いまだ現場の努力や偶然に委ねられているのが現状です。社会全体で素材を循環させ、子どもの探究と創造を支える仕組みを整えることが、これからの教育や地域づくりには不可欠だと感じています。その思いから、「こども素材センター」事業を立ち上げました。企業・行政・地域・教育が連携し、子ども達の可能性を広げる新たな社会モデルを構築してまいります。
素材が循環する社会は、子どもの未来が循環する社会です。私たちは、その仕組みを一歩ずつ形にし、社会の中に根づかせていきます。

◇会社概要
社名:株式会社えんのした
設立:2025年8月27日
代表取締役:宮里耕太
所在地:〒140-0015 東京都品川区西大井1丁目1-2 Jタワー西大井イーストタワー2階
事業内容:
株式会社えんのしたは、以下の4つの柱を軸に、子どもを中心とした持続可能な社会の実現を目指しています。
・こども世界マネジメント:教育・保育現場の環境改善や業務改善を支援
・こども素材センター:未利用素材を教育・保育現場を通じて子どもたちへ循環させる仕組みを構築
・こども製作所:教材・教具の開発・販売および資格認定
・こどもとマチ研究所:地域との連携やまちづくりの推進
こども素材センターを中核として、全国への展開、自治体・企業とのパートナーシップの強化、教材開発・研修事業などを進めていきます。
企業・行政・地域・教育が連携することで、子どもたちの創造と学びを支える循環型の社会モデルを広げ、「こどもまんなか」の社会づくりに貢献してまいります。
◇取材対応について
本件に関する取材・インタビューも承っております。
対応可能者:
・宮里 耕太(代表取締役)
・甲田 美香(保育マネジメントディレクター/Education & Sustainability Coordinator)
(事業全体、事業背景、地域連携、今後の展望、保育現場での素材活用、実践事例、企画背景、サステナブルな素材循環の取り組み など)
◇お問い合わせ先
株式会社えんのした
担当:甲田 美香
(保育マネジメントディレクター/Education & Sustainability Coordinator)
所在地:〒140-0015 東京都品川区西大井1丁目1-2 Jタワー西大井イーストタワー2階
連絡先:info@ennoshita.net
公式サイト:https://www.ennoshita.net/

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