中央区は1坪あたり約2,158万円!東京都23区における6年間の坪単価推移の集計結果

東京23区の不動産価格はどこまで上がる?主要エリア別に2020年から2025年までの坪単価推移を徹底比較し、今後の投資戦略を読み解く。

首都圏エリア専門の投資用不動産販売会社セットライフエージェンシーは、東京23区の基準地価に基づく坪単価平均を過去6年分をまとめました。

(詳細はこちら:【2025年10月版】値上がり続ける不動産!東京都23区における6年間の坪単価推移をまとめてみた)

首都圏新築マンションの平均価格は1億円台を更新し続け、2025年8月時点で1億325万円となっています。

長く続いたデフレ時代は終わりを告げ、インフレ時代に突入した今、私たちはこのインフレにどう対応すべきなのでしょうか?

まず、東京都内23区の不動産の価格は引き続き今後も上がっていくと予測されています。
今後値下がりする要因の方が圧倒的に少ないので、ここ数年に関して言えば首都圏の不動産が大幅に安くなるのは現実的ではありません。

そこで今回は「東京都23区の基準地価に基づく平均坪単価の推移」を主なテーマに、今の不動産価格の状況についてデータ・事実を中心にお伝えしていきます。

今与えられている環境の中で、最善の選択をしていただけるよう情報をまとめたつもりです。ぜひ参考にしてください。

東京都の坪単価推移

東京都の基準地価平均に基づく坪単価の推移は次の通りです。
過去5年間の推移を見ても東京は値上がりをしており、2025年は+7.74%も上昇しました。

年度

坪単価平均※

変動率

2020年

343万0199円/坪

⤴+0.61%

2021年

339万6423円/坪

⤴+0.05%

2022年

343万7850円/坪

⤴+1.72%

2023年

358万7656円/坪

⤴+3.59%

2024年

389万0284円/坪

⤴+6.03%

2025年

430万3345円/坪

⤴+7.74%

※基準地価に基づく

2020年~2025年の6年間で約87万3146円も上昇しています。この数字がどれくらいの大きさなのか下の表をご覧ください。

【2025年】都道府県別坪単価平均ランキング

全国(都道府県別)で見てみましょう。

順位

都道府県

坪単価平均※

変動率

1位

東京都

430万3345円/坪

+7.74%

2位

大阪府

145万3080円/坪

+4.09%

3位

神奈川県

114万0953円/坪

+4.39%

4位

京都府

104万7898円/坪

+2.55%

5位

愛知県

79万5265円/坪

+1.95%

6位

福岡県

58万9408円/坪

+3.66%

7位

兵庫県

58万0805円/坪

+2.10%

8位

埼玉県

53万6152円/坪

+1.77%

9位

千葉県

44万0255円/坪

+3.73%

10位

宮城県

41万3323円/坪

+1.79%

11位

広島県

38万2747円/坪

+0.83%

12位

沖縄県

37万9553円/坪

+6.12%

13位

静岡県

27万9205円/坪

+0.11%

14位

奈良県

24万9606円/坪

-0.19%

15位

石川県

24万1759円/坪

+1.03%

16位

熊本県

20万5155円/坪

+1.68%

17位

滋賀県

19万7450円/坪

+0.94%

18位

岡山県

16万8308円/坪

+0.23%

19位

北海道

16万7849円/坪

+0.05%

20位

愛媛県

15万7278円/坪

-0.94%

21位

長崎県

15万5578円/坪

+0.12%

22位

富山県

15万4764円/坪

+0.02%

23位

岐阜県

15万2260円/坪

-0.30%

24位

和歌山県

14万8633円/坪

-0.44%

25位

群馬県

13万9682円/坪

-0.04%

26位

鹿児島県

13万9170円/坪

-0.93%

27位

茨城県

13万7749円/坪

+1.33%

28位

高知県

13万7148円/坪

-0.49%

29位

栃木県

13万6439円/坪

-0.16%

30位

福井県

13万4380円/坪

-0.46%

31位

香川県

13万3255円/坪

-0.26%

32位

三重県

12万4800円/坪

+0.08%

33位

新潟県

11万9229円/坪

-0.87%

34位

大分県

11万7271円/坪

+1.08%

35位

徳島県

11万7100円/坪

-1.09%

36位

長野県

11万0902円/坪

+0.29%

37位

宮崎県

10万0750円/坪

+0.09%

38位

佐賀県

10万0620円/坪

+1.97%

39位

岩手県

9万9375円/坪

-0.29%

40位

山口県

9万8576円/坪

-0.02%

41位

福島県

9万3634円/坪

-0.20%

42位

山梨県

8万6282円/坪

-0.44%

43位

山形県

8万2237円/坪

-0.12%

44位

鳥取県

7万8497円/坪

-0.55%

45位

島根県

7万7770円/坪

-0.87%

46位

青森県

6万5835円/坪

-0.36%

47位

秋田県

5万5267円/坪

-0.22%

※基準地価に基づく

2025年度の東京都の坪単価平均は約430万円です。
一方で、最下位に位置する秋田県は約5万円です。秋田県と比べると東京都の坪単価平均は86倍もの高さなのです。

2位は大阪府ですがそれでも約145万円です。
東京都の坪単価は、大阪府の坪単価の約2.9倍です。

東京都だけ異様な数字になっていることがわかります。

東京都23区別の坪単価推移一覧表

では次に、東京都23区に絞り込んで、それぞれの坪単価を紹介します。

順位

エリア

2025年坪単価平均※

前年度推移

1位

中央区

2158万6776円/坪

+16.29%

2位

千代田区

2009万9173円/坪

+15.61%

3位

港区

1895万3892円/坪

+12.99%

4位

渋谷区

1737万8394円/坪

+13.20%

5位

新宿区

1494万4164円/坪

+13.90%

6位

豊島区

783万5612円/坪

+12.67%

7位

台東区

713万2415円/坪

+17.69%

8位

文京区

616万6023円/坪

+14.78%

9位

目黒区

529万4834円/坪

+13.13%

10位

中野区

474万5454円/坪

+11.86%

11位

品川区

448万7531円/坪

+12.54%

12位

杉並区

323万6859円/坪

+11.25%

13位

北区

321万1642円/坪

+11.32%

14位

荒川区

313万3175円/坪

+12.21%

15位

世田谷区

290万1829円/坪

+6.98%

16位

江東区

278万5714円/坪

+12.75%

17位

墨田区

272万3270円/坪

+12.77%

18位

大田区

240万3526円/坪

+8.63%

19位

板橋区

231万2396円/坪

+9.12%

20位

練馬区

180万6105円/坪

+6.02%

21位

江戸川区

176万1177円/坪

+6.13%

22位

足立区

175万6149円/坪

+6.98%

23位

葛飾区

157万4351円/坪

+6.75%

※基準地価に基づく

中央区、千代田区、港区、渋谷区、新宿区などはやはり群を抜いています。
住宅地としてイメージしやすい世田谷区でも約290万円。23区最安の葛飾区でも約157万円で2位の大阪府よりも坪単価平均は上です。

東京都23区のどのエリアを選んだとしても、全国トップクラスの高さであることは変わりません。

2025年も東京都23区全域で不動産価格が上昇している理由

不動産経済研究所の発表によると、2025年8月の首都圏新築マンションの平均価格は1億325万円となっており、㎡単価は158.8万円となっています。

つまり、首都圏は1m×1mの正方形のスペース(1㎡)が約160万円するという事なのです。

ここまでの価格の値上がりは元々の資産価値+実需・投資用の需要などに加えて、材料費・人件費などの『建築費の高騰』が大きな要因となっています。

日本建築連合会の発表によると、資材価格だけで見ると全体平均で約37%の上昇、全建設コストで見ると約25%~29%の上昇をしています。

例えば、100億円規模の工事だとすれば今まで80億~90億で作れていた物が105億~119億かかってしまうのです。

インフレによる建築の原価の高騰が続く限り、不動産価格の大幅な値下がりは現実的でないと言えるでしょう。

不動産購入予定の生活者はこのデータをどう捉えるべきか?

東京23区の不動産の価格は今後も上がっていくと予測されています。

逆に、これだけ値上がり要因が強いのであれば首都圏の不動産を所有している人はそれだけで有利であると言えます。

インフレ時に実物資産が強いという事は一般的にも広く知られています。
物価が上がるという事は、同時に現金の価値が下がる事を意味しています。

つまり、資産防衛という観点から見ても、不動産購入予定の方はインフレに対応するために実需・投資用限らずに早めに首都圏エリアの不動産を購入しておくことが今後有利に働く可能性が高いという事が言えるでしょう。

まとめ

  • 今後も首都圏エリアの不動産は値上がる可能性が高い

  • 東京23区の土地価格はどのエリアも全国的に見てもトップクラス

  • 元々の資産価値+インフレによる建築資材の高騰が不動産価格高騰の要因

  • 首都圏エリアの不動産の大幅な値下がりは現実的ではない

  • 早めに首都圏エリアの不動産を購入しておく事が、今後の資産防衛にもつながる

首都圏エリアの投資用不動産専門の不動産販売会社セットライフエージェンシーとは?

セットライフエージェンシー株式会社は首都圏エリアの投資用マンションに特化した不動産販売会社です。商標登録済の独自スキーム『不動産保険運用®』を中心にご提案をし、お客様の資産形成コンサルタントを行っています。

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会社概要

URL
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業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区飯田橋1-3-7 JC九段下ビル8F
電話番号
03-5357-1971
代表者名
田口弘光
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2015年08月