未来のモビリティ「Raptor」新デザインユニット 4モデルを発表
ジャパンモビリティショー2025でお披露目、リトルプラネットとコラボレーションしたデジタルアート体験も
株式会社ROIDZ TECH(東京都新宿区 共同代表:杉原行里、古田貴之)は、10月30日(木)~11月9日(日)の期間で開催されるジャパンモビリティショー2025にて、プラットフォーム型モビリティ「Raptor」の新デザインユニット「exhibition series」を公開します。
また会場では、Raptor試乗体験や子どもたちの創造力と探求心を刺激する次世代型テーマパーク リトルプラネットとコラボレーションしたデジタルアート体験を予定しています。

合体で変幻自在!未来のモビリティ「Raptor」
「Raptor」は、“未来のモビリティ”として開発した3輪の「プラットフォーム型モビリティ」です。最大の特徴は、ベースユニット(下部)とデザインユニット(上部)が分離して合体できることです。上部のデザインユニットを交換することで、車体の形状と機能を変幻自在に再構成できます。
モビリティプラットフォームであるRaptorは、クリエイターや事業者が自由に新しいデザインユニットを制作でき、乗り物の概念を超えて新たなビジネスと文化を生み出し、移動インフラの世界に本質的な変革と成長をもたらします。
ジャパンモビリティショー2025では、F1ドライバー角田裕毅選手モデルの『Sparrow Tsunoda Edition』をはじめ、新たに開発した新デザインユニット「exhibition series」を展示。また、会場内のミニテストコースにてRaptor試乗体験も行います。
子どもたちと考える“未来のモビリティ”
子どもたちと考える“未来のモビリティ”をテーマにRaptorとリトルプラネットがコラボレーション。会場に設置されたワークショップスペースで、子どもたちに自由な発想でオリジナルのデザインユニットを描いていただきます。作成したイラストは3Dになって巨大LEDに映し出され、白熱のカーレースを繰り広げます。
Raptorのデザインユニット(上部)

Pandion(Raptor Series Flagship Model)
Raptorシリーズの最初に開発されたフラッグシップモデルであり、シリーズ全体のデザイン言語を象徴する存在です。カーボンモノコックフレームを採用し、流れるような独自のシルエットを実現しました。カーボン特有の高剛性と軽量性を兼ね備えることで、従来のモビリティでは難しかった形状自由度を獲得し、機能とデザインの両立を可能にしています。2024年度 グッドデザイン賞「ベスト100」に選出。

Sparrow(Raptor Series Racing Model)
Sparrow は、FIMスーパーバイク世界選手権に参戦しているMIEレーシングとのコラボレーションによって生まれたレーシングモデルです。小型で軽快な機動性を重視し、サーキットやレースシーンでの使用を想定して開発されました。フラッグシップであるPandionに対し、より軽量で攻撃的な性格を持ち、シリーズ全体の幅を広げています。

Alpaca(Raptor Series Compact Model)
Raptorシリーズの中で最もシンプルでミニマルなモデルです。
低いシート高により小柄なライダーでも扱いやすく、都市部や生活圏での短距離移動に最適化されています。余計な装飾を排した構成は、シリーズの中でも特に静かな存在感を放ち、機能性と使いやすさを重視した設計となっています。

Lynx(Raptor Series Low-Position Racing Model)
低ポジション設計でシート高を抑えつつ、スポーティな前傾姿勢を取れる構造によってレーシーなライディングスタイルを可能にし、サーキットやスポーツ走行を意識したポジショニングで、PandionやSparrowとは異なる個性を発揮します。名前の由来となったヤマネコ(Lynx)の俊敏で野性的な動きのように、地を這う低重心と鋭い走りを両立しています。

Rook(Raptor Series Autonomous Cargo Model)
自動運転による運搬を目的としたカーゴモデルです。
上部のボックスは着脱式で、農業用ドローンや専用ユニットへの載せ替えが可能。用途やシーンに応じて拡張性を発揮し、物流や農業、災害支援など幅広い分野に対応します。
角田裕毅モデル『Sparrow Tsunoda Edition』

『Sparrow Tsunoda Edition』は、F1ドライバー角田裕毅選手とのコラボレーションによって生まれた特別仕様モデルです。軽快さと俊敏さを象徴する Sparrow の設計をベースに、角田選手をイメージし、レーシングマシンを想起させるカラーリングと、紅葉をモチーフにしたグラフィックが融合。 日本らしい力強さとスピード感を表現しています。
「Raptor」の技術的機能
バイクの軽快さと車の安定感を兼ね備えた革新的な3輪電動バイクです。その独特な3輪構造と前輪2つのリーン(傾く)機能により、誰もが気持ち良く、かつ安定して操ることが可能です。
高速スラロームターンも簡単に楽しむことができるため、モータースポーツの興奮と快適な走りを全世代に提供します。また、前輪独立懸架リーンサスペンション、可変式差動リーンダンパー、ワンアクション連結ユニット、油圧ブレーキコンバータといった高度な技術も搭載しています。これにより、使う人すべてが乗り物のカッコ良さと楽しさを実感できるように設計しています。
自動運転ユニットも実装予定で、ロジスティクスや警備への利用も視野に入れ、展開を続けています。ビジネスの広がりや人々が動くことに前向きになることで、社会の活性化を目指しています。


Roidztech × 3 名のクリエイターによる共創映像「Co-Creation Movies」
未来の社会を切り拓く次世代モビリティ「Raptor」をテーマに、3名の世界的クリエイターとRoidztechがコラボレーション。2035年の未来を描く映像「Co-Creation Movies」を公開します。 アーティストそれぞれの視点と感性がRaptorの新たな可能性を映し出します。

Nicolas Buffe
作品タイトル:Delivery & Drive
現代美術家。フランス・パリ生まれ。美術、建築、舞台美術など幅広い領域で活動し、古典芸術とポップカルチャーを融合させた作品で知られる。

Yuto Ichinose
作品タイトル:In Transition
現役学生CGクリエイター。映像表現を学びながら映像制作やデザイン、作曲を行う。 Sci-Fi系やクールな質感を得意とする。

Inbetween
作品タイトル:The journey of Raptor
東京を拠点に国内外のブランド映像を手掛けるデザインスタジオ。モーションデザイン、3DCG、映像制作を中心としたデジタルクラフトと人間的感性のあいだに広がる表現領域を探求している。
ジャパンモビリティショー2025について

名称:Japan Mobility Show 2025
(ジャパンモビリティショー2025 にせんにじゅうご )
会期:2025年10月30日(木)~11月9日(日)
会場:東京ビッグサイト
主催:一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
<ROIDZ TECHプロダクト展示ブース>
Tokyo Future Tour 2035内 FUTURE DESIGN FACTORY(西展示棟1階 西2ホール)
モビリティそのものの製造工程の進化や、プラットフォーム化によるデザインの自由度、拡張性を様々な体験展示を通して、見て、触って、乗って実感し、より多くのアイデアを膨らませていただきます。本プログラムを通して、10年後の未来 は一人ひとりのアイデアや選択により創られることを実感できます。
リトルプラネットについて
株式会社リトプラが国内外に展開するリトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプの屋内テーマパークです。砂遊びやぬりえといった“昔からある遊び”に、プロジェクションマッピングやAR(拡張現実)などのテクノロジーが融合したアトラクションを通じて、“遊びが学びに変わる”体験を提供します。
URL: https://litpla.com/


株式会社ROIDZ TECH
株式会社ROIDZ TECH は、杉原行里(株式会社RDS 代表取締役社長)と、古田貴之(千葉工業大学未来ロボット技術研究センターfuRo 所長)の二人が共同創業したスタートアップです。RDSが持つモノづくりのノウハウと、fuRoが持つAI・ロボティクス技術を融合し、未来のモビリティやロボットを世に送り出すことをミッションとしています。

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