HPS CONNECT、タイ輸出の「FDAの壁」を突破するワンストップ支援を本格化
タイ9年超の現地輸入実績で、8ヶ月滞留した貨物を1.5ヶ月で通関させた実績も。日本からのFDA申請・輸入許可までシームレスに支援。
株式会社 HPS CONNECT(本社:大阪市北区、代表取締役:飯野慎哉)はグループ会社であるHPS Trade(タイ・バンコク)と連携し、タイ市場に向けた日本食品輸出の支援体制を本格的に強化します。
9年以上にわたるタイ現地での輸入実績を背景に、日本企業のタイ進出における最大の障壁である「FDA申請」から通関、現地物流までをワンストップで提供し日本企業のスムーズなタイ市場参入を実現します。
タイ輸出の「見えない壁」:FDA申請という最大の障壁

タイは親日国として知られ、日本文化や日本食に対する関心が非常に高い国です。Jetro Bangkokの2024年度タイ国日本食レストラン調査 (公表日:2025年1月8日)によると、2024年時点で、タイには5,916店舗の日本食レストランが存在し、その分布はバンコクにとどまらず地方都市にも広がりをみせています。
定食屋や寿司、ラーメン、居酒屋、焼肉など多彩な業態が展開されており、高級店では日本から空輸された生鮮品や本格的な調味料が求められている状況です。昨今の訪日タイ人旅行者の回復とともに、日本での食体験が現地での日本食ニーズの高まりに直結し、また健康志向やオーガニック志向の影響を受け、日本産食品の需要は年々増加しています。
タイは日本の食品事業者にとって非常に魅力的な市場です。
しかし、タイへの食品輸出には現地FDA(食品医薬品局)への事前申請が不可欠であり、その手続きの複雑さ・言語の壁・頻繁なレギュレーション変更が、不慣れな企業にとって大きな参入障壁となっています。
実際、ある日本企業は申請の不備によって8ヶ月以上も港で貨物が滞留する事態に陥っていました。これは、タイ市場参入を目指す企業が直面するリスクを象徴する事例です。
HPS CONNECTの「3つの強み」:なぜHPSは「壁」を突破できるのか


HPS CONNECTとHPS Trade(タイ)は、この「壁」を突破するための具体的なソリューションを提供します。
1. 9年超の「現地輸入者」としての圧倒的な実績
代表の飯野氏は、タイ現地法人HPS Tradeにて9年以上にわたり、自社で鮮魚・野菜・和牛・加工食品・日本酒・ビールなど多種多様な食品の輸入を行ってきました。現場で培った輸送・通関・規制対応の知見が、最大の強みです。
2. FDA申請・通関の「突破力」
前述の「8ヶ月間滞留した貨物」のケースでは、HPSがサポートを引き継いだ後、約1ヶ月半でFDA承認を取得し、輸入許可へと導いた実績があります。
また、2024年〜2025年にかけてバンコクで行われた日本食展示会では、日系食品メーカー70社以上、150品目以上のサンプル品のFDA登録・通関を支援。展示会という「期限厳守」の案件でも、一品も欠けることなく出展企業をサポートしました。
3. 日本側とタイ側が連携する「ワンストップ体制」
日本側(HPS CONNECT)が窓口となり、書類準備や翻訳をサポート。タイ側(HPS Trade)が当局対応や通関を担います。このシームレスな連携により、事業者は日本の窓口とやり取りするだけで、タイ側の煩雑な手続きをすべて完了できます。
【お客様の声】フードエージェント・ジャパン株式会社
クライアント先の一つであるフードエージェント・ジャパン株式会社(本社:大阪府)代表取締役・唐津氏は、同社の対応力について以下のようにコメントしています。
「他の会社では最初から『出来ません』って言われてたけど、HPSさんは解決したかった問題をきちんと解決してくれた。」
唐津氏は、特に早朝の通関対応といった困難なオペレーションに対する迅速かつ柔軟な実行力を高く評価しており、これは現地での営業展開における「物流の信頼性」がビジネスの成否を分ける現実を物語っています。
今後の展望:中小食品メーカーの海外展開を加速
HPS CONNECTは、「FDA申請」や「通関」といった、初めて海外に挑戦する企業にとっての難所を代行・支援することで、日本の中小食品メーカーのタイ市場参入リスクを最小限に抑えます。
現地の日本食マーケットの特性に合わせた輸出設計から、継続的なフォローアップまで「タイの食卓に、もっと日本の『美味しい』を届ける」ため、販路開拓とブランド構築を全面的にサポートしていきます。
お問い合わせ先
株式会社 HPS CONNECT(食品輸出支援担当)
Email: info@hps-connect.com
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