【藤倉学園×笠間日動美術館】2026年1月2日より、藤倉学園が笠間日動美術館にて『大島藤倉学園アール・ブリュット展』を開催！！

～障害者のアート活動を支援する藤倉学園が大島藤倉学園の利用者さんの作品を集めた展覧会を開催～

社会福祉法人藤倉学園

2025年12月18日 11時00分

社会福祉法人藤倉学園（本部：東京都八王子市、理事長小田康之、以下藤倉学園）は公益財団法人

日動美術財団笠間日動美術館（茨城県笠間市、館長長谷川徳七）協力の下、2026年1月2日より、　　　　　

『大島藤倉学園アール・ブリュット展』を開催致します。

展覧会の趣旨

大島藤倉学園では、利用者さんのアート制作活動に力を入れております。「アール・ブリュット」の概念を提唱し、精神的、知的障害を持つ方の絵を収集し、そのコレクションを広める活動を行ったフランスの画家ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)の作品を所蔵する笠間日動美術館がこの活動にご賛同下さり展覧会を開催する運びとなりました。

※アール・ブリュット（フランス語で生の芸術）とは専門的な美術教育を受けていない人が美術潮流に流されず、自らの衝動に従って制作する芸術を意味します。

この展示会では「リサイクル」をテーマにした作品を前期・後期に分けてご紹介致します。

古新聞やカレンダーの裏側、あるいは宅配便の中のクッション材など、不要となったモノが彼らの手により個性的な作品となって甦りました。

これらの作品を通し、障害者の社会参画やSDGs（持続可能な開発目標）の取り組みが、より進展することを願うものです。尚、本展覧会には株式会社フジクラ、藤倉コンポジット株式会社、藤倉化成株式会社様にもご協賛頂いております。

少しでも多くの皆様に作品をご覧頂ければ大きな励みとなりますので、是非美術館へ足をお運びください。

藤倉学園について

1907年に日本で四番目の知的障害児童施設として、藤倉電線創業家（現株式会社フジクラ）藤倉善八の実弟である中内春吉が私財を投じ現在の東京都大島町に財団法人藤倉学園を創立。社会事業家の川田貞治郎に学園運営を託したのが起源となる。現在は社会福祉法人へ移行し、障害者支援施設・グループホーム事業を行っている。1958年には東京都八王子市に多摩藤倉学園も設置し、福祉型障害児入所施設・短期入所・グループホーム・生活介護事業を行っている。

尚、大島藤倉学園は『男はつらいよ』シリーズ第13作（「寅次郎恋やつれ」1974年公開）で寅さんのマドンナ役を務めた吉永小百合さんが勤務している障害者施設の舞台となった学園である。

https://www.fujikuragakuen.or.jp