【さくらクリニック益田 調査】睡眠に悩む人の7割以上が「未受診」

睡眠時無呼吸症候群(SAS)や「薬に頼らない治療法」に対する認知度に大きな課題があることが判明

医療法人さくら並木会

島根県益田市の「医療法人さくら並木会 さくらクリニック益田」は、全国の15歳以上の男女550名を対象に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)やその治療法に関する意識調査を実施いたしました。

■調査概要

調査対象:日本全国の15歳以上の男女

有効回答数:550名

調査主体:医療法人さくら並木会 さくらクリニック益田

■調査背景 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする疾患です。質の高い睡眠が妨げられることで日中の強い眠気や倦怠感を引き起こし、集中力や判断力の低下を招きます。これが重大な交通事故や労働災害を引き起こす要因となるなど、近年深刻な社会問題として認識されています。さらに、放置すると高血圧、心筋梗塞、脳卒中などの重篤な生活習慣病のリスクを高めることも分かっています。

本調査は、一般の方々が睡眠に対してどのような悩みを抱え、睡眠時無呼吸症候群やその具体的な治療法(特に薬に頼らない治療法)についてどの程度認知しているかを明らかにすることを目的に実施いたしました。この結果を通して、今後医療機関が睡眠時無呼吸症候群の危険性や適切な治療法をどのように社会へ周知・啓発していくべきかの指針といたします。

■調査サマリー

睡眠に関する悩みを現在もしくは過去に抱えていた人や、指摘を受けたことがある人は全体の約40%を占める。

睡眠に問題がある人の半数以上が「寝つきの悪さ」や「眠りの浅さ」を感じている。

一方で、睡眠に課題を抱えていても、70%以上の人が医療機関での診断を受けたことがない。

睡眠に関する悩みの対策として「特に何もしていない」人が43.5%と最多。対策をしている人の中では「運動」が約24%で最も多く、医療機関へ相談する人はわずか12%にとどまる。

睡眠治療における「薬に頼らない治療法」の認知度はわずか8.9%と非常に低い。

薬に頼らない治療法を知っている人の中では、「運動や生活習慣の改善」の認知が最も高く、次いで半数以上が「CPAP療法」を認知している。

薬を使わない治療法(CPAP療法、マウスピースなど)について、20%以上が「体に負担が少なそう」「副作用の心配がなさそう」と肯定的な印象を持つ一方、25%以上が「費用が高そう」と感じており、さらに「根本的な解決につながりそう」と期待する人はわずか7.8%にとどまる。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合、専門クリニックを受診する判断基準として、約半数の人が「治療方法の詳細」と「治療の費用」を重視している。

■調査結果(詳細)

① 現在、睡眠に関するお悩みがありますか? 

全体の31.6%が「現在、睡眠に関する悩みがある」と回答。「悩みが過去にあったが現在は解決している(6.0%)」「悩みはないが、指摘を受けたことがある(2.0%)」を含めると、全体の約40%(39.6%)が睡眠に関して何らかの課題や指摘を経験していることが分かりました。

② どのような睡眠のお悩みや指摘を受けたことがありますか?(複数回答可) 

睡眠に関する悩み・指摘の内容としては、「眠りが浅い・熟睡できない(57.9%)」、「寝つきが悪い(55.5%)」がともに半数を超え上位を占めました。次いで「夜中に何度も目が覚める(40.2%)」、「朝早く目が覚める(29.7%)」、「日中も眠い・居眠りをしてしまう(28.7%)」が続きます。また、「いびきがひどいと指摘される(14.4%)」、「呼吸が止まっていると指摘される(8.6%)」といった睡眠時無呼吸症候群の疑いがある症状も一定数見られました。

③ お悩みについて、何かしらの診断を受けたことがありますか?(複数回答可)

睡眠に悩みを抱える層に対し、医療機関での診断の有無を聞いたところ、「診断を受けたことはない」が73.7%と圧倒的多数を占めました。受診経験がある人の中では「精神疾患の診断を受けたことがある(14.4%)」、「睡眠時無呼吸症候群という診断を受けたことがある(11.5%)」という結果になりました。

④ 睡眠に関するお悩みで、現在どのような対策をしていますか、もしくは、していましたか?(複数回答可) 

睡眠の悩みに対する対策としては、「特に何もしていない」が43.5%で最多となりました。自身で行う対策としては「運動(23.9%)」が最も多く、次いで「薬物療法(処方薬)(18.2%)」となっています。「医療機関への相談」を選択した人は12.0%にとどまり、多くの人が根本的な医学的アプローチに至っていない現状が浮き彫りになりました。

⑤ 睡眠に関するお悩みで、医療機関で「薬に頼らない治療法」の存在を知っていますか? 

睡眠治療における「薬に頼らない治療法」の存在については、「知らない」が91.1%を占め、「知っている」と回答した人はわずか8.9%という結果になり、非常に認知度が低いことが判明しました。

⑥ (設問⑤で「知っている」と答えた方)どのような「薬に頼らない治療法」をご存知ですか?(複数回答可) 

薬に頼らない治療法を知っていると答えた層に対し、具体的な治療法を聞いたところ、「運動や生活習慣の改善」が61.7%で最も高く、次いで睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療法である「CPAP療法」が51.1%と半数を超えました。「マウスピース」の認知度も40.4%という結果でした。

⑦ 薬を使わない治療法(例:CPAP療法、マウスピースなど)について、どのような印象をお持ちですか?(複数回答可) 

具体的な治療法に対する印象については、「知らない・関心がない(34.5%)」が最も多い結果となりました。印象を持っている層においては、「体に負担が少なそう(21.2%)」や「副作用の心配がなさそう(20.5%)」といったポジティブなイメージがある一方で、「費用が高そう(24.6%)」、「面倒くさそう(21.6%)」といった懸念点も目立ちました。さらに、「根本的な解決につながりそう」と回答した人はわずか7.8%にとどまりました。

⑧ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合、どのような情報があれば、専門のクリニックを受診しようと思いますか?(複数回答可) 

専門クリニックを受診する動機となる情報としては、「治療方法の詳細(49.2%)」と「治療の費用(49.2%)」が同率でトップとなりました。次いで「治療期間の目安(30.7%)」、「検査方法(28.4%)」、「治療を受けた人の体験談(27.5%)」と続いており、受診を検討するにあたり、具体的な治療プロセスや費用面の透明性が強く求められていることが分かります。

■総括 

本調査から、約4割の人が睡眠に関する悩みを抱え、その多くが「眠りの浅さ」や「寝つきの悪さ」を実感しているにもかかわらず、7割以上が医療機関を受診せず、4割以上が「特に何も対策をしていない」という実態が浮き彫りになりました。睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクとなる「いびき」や「無呼吸」を指摘されている人がいる一方で、医療機関への相談行動には結びついていません。

また、医療機関での「薬に頼らない治療法」の認知度がわずか8.9%にとどまっていることは大きな課題です。治療法(CPAP療法など)を知っている層においても、「費用が高い」「面倒くさい」といった懸念や、「根本的な解決にはならないのではないか」といった懐疑的な見方が存在することが分かりました。

これらの結果から、睡眠時無呼吸症候群の潜在患者が適切な治療にたどり着くためには、医療機関側からの積極的な情報発信が急務であると言えます。生活者が受診を判断する際に最も重視している「具体的な治療方法の詳細」や「治療にかかる費用」「期間の目安」といった情報を、より分かりやすく、アクセスしやすい形で周知していくことが、早期発見・早期治療を促進する重要な鍵となります。

さくらクリニック益田は、本調査結果を真摯に受け止め、今後も睡眠時無呼吸症候群の危険性に関する啓発活動を行うとともに、患者様が安心して受診できるよう、透明性の高い情報発信と適切な治療の提供に努めてまいります。

【医療機関情報】 

医療法人さくら並木会 さくらクリニック益田

院長:篠崎克也(シノザキカツヤ)

クリニックホームページ:https://sakuracl-masuda.com/

所在地:島根県益田市乙吉町イ102-1

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医療・病院
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会社概要

医療法人さくら並木会

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業種
医療・福祉
本社所在地
島根県益田市乙吉町 イ102-1
電話番号
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代表者名
篠崎 克也
上場
未上場
資本金
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設立
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