K.U. Nomura ThaiとAsian Identity、組織変革支援で業務提携
カイゼンの手法によるAI導入支援と組織改革の両輪で、在タイ日系企業の組織変革とイノベーションを支援
樹脂成形事業およびDXコンサルティング事業を展開するK.U. Nomura Thai(本社:株式会社ノムラ化成、以下KNT)と、人材開発・組織開発コンサルティングファームのアジアン・アイデンティティ(Asian Identity Co., Ltd.、以下、アジアン・アイデンティティ)は、在タイ製造業向けの組織変革支援において業務提携を締結したことをお知らせします。

本提携により、KNTが子会社のWadfun Digital Solution Co., Ltd.(以下Wadfun)を通じて提供する製造業に特化した生成AIの組織導入支援と、AI社が提供する組織改革支援を組み合わせ、タイの日系製造業が抱えるアナログな現場課題の解決と、自律的に改善が進む組織文化の構築をワンストップで支援します。
業務提携の背景:「DXもAIも素晴らしい。でも現場が受け入れてくれない」という声
KNTは自社製造現場におけるGoogleのツールを活用したデジタルカイゼンの経験を土台に、2024年に子会社のWadfun Digital Solution(以下Wadfun)を設立、Data Studio(旧Looker Studio)やAppSheetといったツールの活用支援を行ってきました。製造業を中心とした在タイ日系企業とデジタル導入の協議をする中、多くの組織で「経営陣がデジタルを取り入れようとしても現場がこれを受け入れてくれない」という課題を抱えていることが浮き彫りになってきました。特に昨今急速に普及するAIの導入においては、組織が元々持っている文化が大きく成功を左右します。KNTではアジアン・アイデンティティによって人事評価制度構築と定着の支援を受け、これをきっかけにDXなどの大きな変化を柔軟に、かつ楽しみながら推進できる組織文化が生まれたことから、アジアン・アイデンティティに協業を打診しました。アジアン・アイデンティティにおいてもデジタル面での課題を持つ既存顧客から相談を受ける機会が増えており、この度共同で在タイ日系企業の組織変革支援を行うこととなりました。
■KNTのManaging Director、野村亮太のコメント
「日本の製造業の歴史はカイゼンの歴史です。私たちの先人は現場で我慢強くコツコツとカイゼンを重ねることによって生産性、技術力、品質を向上させ、日本の製造業を世界に誇る産業に昇華させていきました。このDNAは現代も我々日系製造業に深く根付いており、KNTでも長年行ってきたカイゼンの「型」にはめることで Google のデジタルツールを浸透させてきました。しかしこの手法をWadfunとしてお客様に提供するにあたり、活動に対する従業員の努力をきちんと報いる人事評価制度や、皆が楽しみながら活動を推進する文化といった「組織の土台」が不可欠であることに気が付き、KNTにおけるこの土台構築に尽力してくださったアジアン・アイデンティティの中村CEOに協業の相談をさせていただきました。今回の業務提携により、カイゼン手法を用いたAI導入支援と、その土台となる組織文化や制度構築支援という両輪で、在タイ製造業の現場課題解決と組織変革をワンストップで支援していきます。」
■アジアン・アイデンティティのCEO、中村勝裕のコメント
「日系企業にとってのタイ拠点は、長年にわたって「安定的な生産拠点」として機能してきました。しかし外部環境が変化する中、近年は「アジア戦略の中枢拠点」「新価値創造の起点」としての戦略的な位置づけに進化しています。従い、そこで働く従業員の意識やスキルもアップデートされる必要があります。しかし、変化の必要性はわかっていても従業員の意識を変革することは決して容易ではありません。そんな中、KNT社はデジタルを用いた組織インフラの変革と、それを動かす従業員のマインド変革を成し遂げた好事例であり、そのベースとなる人事制度変革は大きな役割を果たしたと思っています。人事とデジタルの両面のアプローチから、日系企業の変革を後押ししていきたいと思っています。」
■Mediator社と10月6日(火)にセミナーを共催
KNTとアジアン・アイデンティティは2026年10月6日(火)にMediator社とハイブリッドセミナー『「タイ人が自らAIで改善する」組織を、どうつくる? タイ日系製造業向け実践セミナー』を共催、AI導入事例の紹介をKNTから、そして変化を前向きに受け入れることのできる組織文化の醸成についてアジアン・アイデンティティから、参加者の皆様に共有します。イベントの詳細および参加登録はこちらのウェブページ(https://th-biz.com/seminar/kunomura-asian-identity-seminar-202610/)をご覧ください。
■提携による提供サービスの特徴:「AI導入支援×人事」の両輪アプローチ
本提携では、以下の2つのアプローチを組み合わせることで、製造業のイノベーションと生産性向上を実現します。
KNTによる「AI × カイゼン」の仕組み導入支援とエンジニア出張(FDE)サービス
KNTが自社の製造現場でGoogle WorkspaceやAppSheet、GeminiをはじめとしたAIツールを活用して業務を劇的に改善したノウハウを提供します。「AIを導入したいがどのように進めればいいかわからない」というお客様へ、日系製造業の得意とするカイゼン活動の手法を活用したアプローチで「AIを当たり前に使い倒す組織」への変革をサポートします。

さらに、「デジタルやAIを組織に導入したいが、中心に据えるべきテクノロジーに明るい人材がいない」というお悩みを持つお客様には、最新のAIの機能と現場での使い方を熟知したエンジニアを出張派遣し、現場のお悩みと希望を聞きながら必要とされるシステムを構築するFDE(Forward Deployed Engineer)サービスを提供します。
アジアン・アイデンティティによる「行動指針と人事評価制度」の構築支援・および「AIに丸投げしない思考力」の強化
どれほど優れたデジタルツールを導入しても、そのツールを使う現場から変化を拒絶されたり、導入に真摯に取り組む社員が適切に評価される土台がなければ定着しません。アジアン・アイデンティティは、組織のミッション・ビジョンの策定から、具体的な行動指針(コアバリュー)の浸透、そして行動や組織への貢献が正当に処遇に反映される人事評価制度の再設計および運用を支援します。

また、昨今、AIを効果的に使える人材と、AIに丸投げしてしまう人材の「思考力の差」が浮き彫りになっています。AI時代に必要な頭の使い方、特に「目的立脚で考える」「AIのアウトプットを目利きできる」思考力を鍛える場の提供も行います。

KNTとWadfunについて
1989年に株式会社ノムラ化成のタイ法人として設立されたKNT(K.U. Nomura Thai Ltd.)は樹脂押出成形とディップ成形により、主に家電業界向けの樹脂製品を製造・販売しています。Googleの各種ツールを活用したオペレーションのカイゼンが全社に大きく浸透し、自社内で130個以上の内製アプリが稼働、さらに現在は最新のAIツールを最大限に活用し「タイで最もデジタル活用が進んだ中小製造業」を目指しています。2024年には子会社のWadfun(Wadfun Digital Solution)を設立、同社を通じ在タイ日系企業のDX・AI導入支援を手掛けています。
代表: Managing Director 野村亮太
住所: 144 Chalongkrung Road Lamplatew, Latkrabang, Bangkok 10520
お問い合わせ: a.uryu@kunomura.com(担当:瓜生)
サービス概要PDF:Brochure_AIxKaizen_FDE_Sep 2026
アジアン・アイデンティティについて
2014年に設立、”Asia is one”(『アジアはひとつ』)というビジョンを掲げるアジアン・アイデンティティは、主にタイで人材開発および組織開発コンサルティング(研修・ワークショップ、人事評価制度コンサルティング、人材アセスメント、人事評価オンライツール、等の提供を行っています。現在日系企業300社以上を支援し、タイおよび東南アジアの組織変革のパートナーとして、多くの企業とのプロジェクトを手掛けています。
代表: CEO 中村勝裕
住所: Gaysorn Amarin 16th Floor, Unit 3, 496-502 Ploenchit Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
お問い合わせ: info@a-identity.asia
URL: https://www.asian-identity.com
会社概要PDF:20260904_AI Corporate Profile_JP
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