茶殻に新しい生命を与えた!伊藤園の新ビジネス 4つの茶殻入り素材とその開発秘話を紹介 「茶殻リサイクルシステム」コンテンツをリニューアル 伊藤園ホームページ上で2009年9月11日(金)より公開
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、ホームページの「社会・環境への取り組み」(http://www.itoen.co.jp/csr/)内の「茶殻リサイクルシステム」コンテンツを充実させ、2009年9月11日(金)より公開します。
リニューアルした「茶殻リサイクルシステム」コンテンツでは、独自技術により茶殻を配合した、「茶配合ボード」「茶配合樹脂」「茶入り紙製品」「茶殻配合建材」の4つの基本素材と、それらを加工・展開した様々な製品を、現場を取材し実際に撮影した写真を通じてわかりやすくご紹介します。
また今回のリニューアルでは、素材の紹介だけではなく、その開発や加工・展開に関わる様々な人たちの話も紹介し、ただ製品を見る、使うだけではわからないことまで、このコンテンツをご覧になった人たちに知っていただけるようになっています。
リニューアルした「茶殻リサイクルシステム」コンテンツでは、独自技術により茶殻を配合した、「茶配合ボード」「茶配合樹脂」「茶入り紙製品」「茶殻配合建材」の4つの基本素材と、それらを加工・展開した様々な製品を、現場を取材し実際に撮影した写真を通じてわかりやすくご紹介します。
また今回のリニューアルでは、素材の紹介だけではなく、その開発や加工・展開に関わる様々な人たちの話も紹介し、ただ製品を見る、使うだけではわからないことまで、このコンテンツをご覧になった人たちに知っていただけるようになっています。
≪「茶殻リサイクルシステム」コンテンツ 主な内容≫
■開発秘話
「茶殻リサイクルシステム」に関わる人たちのインタビューを通じて、この活動が始まったきっかけや開発秘話など、ここでしか知ることが出来ない「茶殻リサイクルシステム」の裏側をご紹介します。
①開発担当者インタビュー
:株式会社伊藤園 開発部 佐藤崇紀
「茶殻リサイクルシステム」の研究・開発を担当する、開発部スタッフのインタビューを紹介。飲料や茶葉製品の処方・技術の開発を行う開発部のスタッフ自らが、研究始動から今日に至るまでの軌跡を語ります。
②茶殻リサイクルシステムで、茶殻配合製品に携わる3つの企業のコメント
:有限会社森登志夫畳店(千葉県習志野市)
日本ケミフェルト株式会社(香川県仲多度郡)
内田紙工株式会社(香川県丸亀市)
茶殻入り素材を加工・展開し、いろいろな製品を世に送り出す工場を代表して、3つの企業から、茶殻配合製品のコメントを紹介。それぞれの製品の現場ならではのお話をそれぞれ紹介しています。
■茶殻入り素材の紹介
茶殻を配合した4つの基本素材を基に加工・展開される各製品の紹介や、製造工程などをわかりやすく説明しています。
① 茶配合ボード
主に畳材や床下材、屋根下地材に利用される、茶殻を配合した木質繊維板(インシュレーションボード)。緑茶成分の働きによる消臭性などにより、快適な住まいを創造していきます。2002年9月にはエコマーク製品として認定されました。
⇒【展開製品】お茶入り畳「さらり畳」
② 茶配合樹脂
茶殻を混合したプラスチック樹脂。2種類の成型方法によって板材やバス・トイレ用品や文具用品、軽量枕素材などに展開され、それぞれほのかなお茶の香りと緑茶成分の働きによる抗菌効果(一部商品には消臭効果)があります。
⇒【展開製品】お茶入りベンチ・お茶入りボールペン・お茶入りインソールなど
③ 茶入り紙製品
製造工程で茶殻を紙パルプと混合した紙製品。茶殻を微粉砕・繊維化して製品の中層に配合する技術により、通常の紙と同じ使い方が可能です。お茶の香りと緑茶成分の働きによる抗菌性、消臭性をもっています。製品の一つである茶殻入り名刺は2008年5月から伊藤園の全社員約5,000人が使用しています。
⇒【展開製品】茶殻入りあぶらとり紙・茶殻入り紙ナプキン・茶殻入り名刺など
④ 茶殻配合建材
製造工程で茶殻を配合した建材。「お茶入りせっこうボード」は、茶の香りや抗菌性、消臭性などを付与した機能性石膏ボードで、防耐火性、遮音性、寸法安定性に優れています。「茶殻入りデザインウォール(エコアートプラス)」は、高い防火性能と優れたデザインを兼ね備えている壁材で、茶殻を配合することによる抗菌性、消臭性などの機能性を有しながら、防火性能とデザイン性を損なうことはありません。
⇒【展開製品】茶殻入りデザインウォール「エコアートプラス」
「茶殻リサイクルシステム」とは:
日本茶飲料「お~いお茶」の製造後に排出される茶殻を、その有効性を損なうことなく活用し、また、リサイクル過程における省資源・省エネルギーにも配慮した独自のリサイクル方法です。工場から排出される茶殻は水分含有率・温度いずれも高いため、そのままでは非常に腐敗しやすいという問題点があります。そのため、通常リサイクル素材として活用するには、乾燥など膨大な設備費用や燃料資源(石油やガスなど)の消費が伴う前処理が必要でした。
そのような中で当社は、水分を含んだ状態の茶殻の腐敗を抑え輸送・常温保存できる技術、さらに、水分を含んだままの茶殻を原料の一部として配合する一連の茶殻入り素材の開発に成功しました。
お客様相談室:0800‐100‐1100(フリーコール)
ホームページ:http://www.itoen.co.jp
■開発秘話
「茶殻リサイクルシステム」に関わる人たちのインタビューを通じて、この活動が始まったきっかけや開発秘話など、ここでしか知ることが出来ない「茶殻リサイクルシステム」の裏側をご紹介します。
①開発担当者インタビュー
:株式会社伊藤園 開発部 佐藤崇紀
「茶殻リサイクルシステム」の研究・開発を担当する、開発部スタッフのインタビューを紹介。飲料や茶葉製品の処方・技術の開発を行う開発部のスタッフ自らが、研究始動から今日に至るまでの軌跡を語ります。
②茶殻リサイクルシステムで、茶殻配合製品に携わる3つの企業のコメント
:有限会社森登志夫畳店(千葉県習志野市)
日本ケミフェルト株式会社(香川県仲多度郡)
内田紙工株式会社(香川県丸亀市)
茶殻入り素材を加工・展開し、いろいろな製品を世に送り出す工場を代表して、3つの企業から、茶殻配合製品のコメントを紹介。それぞれの製品の現場ならではのお話をそれぞれ紹介しています。
■茶殻入り素材の紹介
茶殻を配合した4つの基本素材を基に加工・展開される各製品の紹介や、製造工程などをわかりやすく説明しています。
① 茶配合ボード
主に畳材や床下材、屋根下地材に利用される、茶殻を配合した木質繊維板(インシュレーションボード)。緑茶成分の働きによる消臭性などにより、快適な住まいを創造していきます。2002年9月にはエコマーク製品として認定されました。
⇒【展開製品】お茶入り畳「さらり畳」
② 茶配合樹脂
茶殻を混合したプラスチック樹脂。2種類の成型方法によって板材やバス・トイレ用品や文具用品、軽量枕素材などに展開され、それぞれほのかなお茶の香りと緑茶成分の働きによる抗菌効果(一部商品には消臭効果)があります。
⇒【展開製品】お茶入りベンチ・お茶入りボールペン・お茶入りインソールなど
③ 茶入り紙製品
製造工程で茶殻を紙パルプと混合した紙製品。茶殻を微粉砕・繊維化して製品の中層に配合する技術により、通常の紙と同じ使い方が可能です。お茶の香りと緑茶成分の働きによる抗菌性、消臭性をもっています。製品の一つである茶殻入り名刺は2008年5月から伊藤園の全社員約5,000人が使用しています。
⇒【展開製品】茶殻入りあぶらとり紙・茶殻入り紙ナプキン・茶殻入り名刺など
④ 茶殻配合建材
製造工程で茶殻を配合した建材。「お茶入りせっこうボード」は、茶の香りや抗菌性、消臭性などを付与した機能性石膏ボードで、防耐火性、遮音性、寸法安定性に優れています。「茶殻入りデザインウォール(エコアートプラス)」は、高い防火性能と優れたデザインを兼ね備えている壁材で、茶殻を配合することによる抗菌性、消臭性などの機能性を有しながら、防火性能とデザイン性を損なうことはありません。
⇒【展開製品】茶殻入りデザインウォール「エコアートプラス」
「茶殻リサイクルシステム」とは:
日本茶飲料「お~いお茶」の製造後に排出される茶殻を、その有効性を損なうことなく活用し、また、リサイクル過程における省資源・省エネルギーにも配慮した独自のリサイクル方法です。工場から排出される茶殻は水分含有率・温度いずれも高いため、そのままでは非常に腐敗しやすいという問題点があります。そのため、通常リサイクル素材として活用するには、乾燥など膨大な設備費用や燃料資源(石油やガスなど)の消費が伴う前処理が必要でした。
そのような中で当社は、水分を含んだ状態の茶殻の腐敗を抑え輸送・常温保存できる技術、さらに、水分を含んだままの茶殻を原料の一部として配合する一連の茶殻入り素材の開発に成功しました。
お客様相談室:0800‐100‐1100(フリーコール)
ホームページ:http://www.itoen.co.jp
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