CAS 主催、2012 SciFinder® Future Leaders in Chemistry Programの参加者決定!
米CASの発表情報を、化学情報協会(JAICI)より次のとおり、お知らせいたします。
http://www.cas.org/newsevents/releases/sffutureleaders060812.html
米国オハイオ州コロンバス(2012年6月8日現地時間発表)–、化学情報の世界的権威であるChemical Abstracts Service (CAS) は、「2012 SciFinder Future Leaders in Chemistry Program」に選出された15名の化学専攻の大学院生を発表しました。優秀なエッセイと素晴らしい推薦状からも明らかなように、彼らは高い専門知識、研究活動への貢献、そして化学情報に対する深い理解力を示しており、世界中の数百名の応募者の中でも優秀な大学院生です。
2010年に始まったSciFinder Future Leaders in Chemistry Program (旧SciFinder Academic Exchange Program) は、世界中から集まった大学院生が化学と情報学におけるアイデアと経験を情報交換する短期集中プログラムです。発足後、僅か3年ですが、今年は世界32カ国から応募があり、応募者数は昨年の2倍以上に増加して、競争率は約25倍となりました。そして今年も、過去2年の参加メンバーと同様に、化学情報が研究の推進にとって如何に重要であるかという点において独自の見解を持つ精鋭の若い科学者たちが同プログラムのメンバーに選ばれました。
今年選出された大学院生は以下の方々です。
• Ryo Fukazawa, 東北大学(日本)
• Anna Arkhypchuk, Uppsala University(スウェーデン)
• Noemie Elgrishi, Pierre and Marie Curie University(フランス)
• Hajira Faki, University of Central Lancashire(英国)
• Laura Hoch, University of Toronto(カナダ)
• Pradeep Jadhavar, National Institute of Pharmaceutical Education and Research(インド)
• Piper Klemm, University of California, Berkeley(米国)
• Helen Rachel Lagiakos, Monash University(オーストラリア)
• Nicholas Njuguna, University of Cape Town(南アフリカ)
• Jordan Page, The Ohio State University(米国)
• Constantin V. Rabong, Vienna University of Technology(オーストリア)
• Cristina Santos, Federal University of Rio de Janeiro(ブラジル)
• Qing-Feng Wu, Shanghai Institute of Organic Chemistry(中国)
• Jingyang Xu, Tsinghua University(中国)
• Vikramaditya Yadav, Massachusetts Institute of Technology(米国)
2012 SciFinder Future Leaders in Chemistry Programの参加者は、化学情報に関する意見を交わし、 仲間から学ぶ絶好の機会を得ます。参加者は、オハイオ州コロンバスにあるCASを訪問し、世界最高の化学情報研究ツール、SciFinderを担当する部門の科学者やエンジニアとミーティングを行い、意見を交換し、CASが誇る最も権威ある化学データベースを構築・運用する過程の舞台裏を見学します。昨年同様、参加者はThe Ohio State University、Battelle Memorial Institute 、TechColumbus等オハイオ州中部にある一流の研究機関も訪問する予定です。
さらに参加者は、約12,000名の化学者が出席するペンシルバニア州フィラデルフィアでの米国化学会第244回大会に参加して、研究者の新しい研究発表を聴講し、各自が関心を持つ研究分野の最新情報を聞き、そして世界中から集まる多数の化学者たちと交流をする機会もあります。
CASのマーケティング部門の最高責任者のクリスティン・マッキューは、「我々が世界屈指の化学情報機関の内部を学生の皆さんにご覧いただくようになって、今年で3年目です。本プログラムは、学生とCASが化学情報の動向に関する情報を交換し、世界中の研究者のニーズを探る、大変有意義で貴重な経験を得る機会です。今年度も同じく充実したプログラム内容ですが、今年からプログラムの名称を変えたのは、化学分野における未来のリーダーである参加学生の目覚しい功績とリーダーシップを反映させたいという考えによるものです」と述べています。
SciFinder® について
SciFinder は、化学者を中心とする科学者向けの優れた研究ツールであり、科学者が生産性を上げ、新しい発見を加速するために必要不可欠なコンテンツと機能を提供しています。このツールでは世界最大の化学物質データベースである CAS REGISTRYSM をはじめ、化学物質と反応情報を最も包括的に集めたデータベース群に簡単にアクセスできるだけでなく、他の科学情報検索サービスよりも、より多くの文献にアクセスできます。現在フォーチュン誌の売上高上位 500 社の有力企業、および世界中で約 1,900 の大学・政府機関が SciFinder を利用しています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp/sci/SCIFINDER/index.html をご覧ください。
CAS について
米国化学会 (American Chemical Society) の情報部門である Chemical Abstracts Service (CAS) は化学情報の権威として世界に知られています。 CAS のデータベースは、CAS に所属する科学者によって構築と品質管理が行われており、世界の化学・医薬企業、大学、政府機関、特許発行機関で活用されています。 CAS はこれらデータベースを最新の検索・解析技術との組み合わせた SciFinder®、STN® の各製品・サービスなどを通じて、科学的な発見をサポートする最新、完全かつ相互リンクが充実したデジタル情報環境を提供しています。
▽詳しくは http://www.cas.org をご覧ください。
【化学情報協会 (略称:JAICI) について】
化学情報協会(所在地:東京都文京区) は、化学技術情報の流通を図るため 1971 年に設立されました。米国をはじめ世界各国の情報機関などと協力関係を築き、日本の研究者をサポートする情報センターとして、大学・企業などの情報取得・分析から研究・開発までを支援しています。特に,CAS データベースの普及は、科学者にとって必須であり、かつベストな情報サービスであるとの認識のもと、設立以来、第一目標に据えて活動を行っています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp をご覧ください。
http://www.cas.org/newsevents/releases/sffutureleaders060812.html
米国オハイオ州コロンバス(2012年6月8日現地時間発表)–、化学情報の世界的権威であるChemical Abstracts Service (CAS) は、「2012 SciFinder Future Leaders in Chemistry Program」に選出された15名の化学専攻の大学院生を発表しました。優秀なエッセイと素晴らしい推薦状からも明らかなように、彼らは高い専門知識、研究活動への貢献、そして化学情報に対する深い理解力を示しており、世界中の数百名の応募者の中でも優秀な大学院生です。
2010年に始まったSciFinder Future Leaders in Chemistry Program (旧SciFinder Academic Exchange Program) は、世界中から集まった大学院生が化学と情報学におけるアイデアと経験を情報交換する短期集中プログラムです。発足後、僅か3年ですが、今年は世界32カ国から応募があり、応募者数は昨年の2倍以上に増加して、競争率は約25倍となりました。そして今年も、過去2年の参加メンバーと同様に、化学情報が研究の推進にとって如何に重要であるかという点において独自の見解を持つ精鋭の若い科学者たちが同プログラムのメンバーに選ばれました。
今年選出された大学院生は以下の方々です。
• Ryo Fukazawa, 東北大学(日本)
• Anna Arkhypchuk, Uppsala University(スウェーデン)
• Noemie Elgrishi, Pierre and Marie Curie University(フランス)
• Hajira Faki, University of Central Lancashire(英国)
• Laura Hoch, University of Toronto(カナダ)
• Pradeep Jadhavar, National Institute of Pharmaceutical Education and Research(インド)
• Piper Klemm, University of California, Berkeley(米国)
• Helen Rachel Lagiakos, Monash University(オーストラリア)
• Nicholas Njuguna, University of Cape Town(南アフリカ)
• Jordan Page, The Ohio State University(米国)
• Constantin V. Rabong, Vienna University of Technology(オーストリア)
• Cristina Santos, Federal University of Rio de Janeiro(ブラジル)
• Qing-Feng Wu, Shanghai Institute of Organic Chemistry(中国)
• Jingyang Xu, Tsinghua University(中国)
• Vikramaditya Yadav, Massachusetts Institute of Technology(米国)
2012 SciFinder Future Leaders in Chemistry Programの参加者は、化学情報に関する意見を交わし、 仲間から学ぶ絶好の機会を得ます。参加者は、オハイオ州コロンバスにあるCASを訪問し、世界最高の化学情報研究ツール、SciFinderを担当する部門の科学者やエンジニアとミーティングを行い、意見を交換し、CASが誇る最も権威ある化学データベースを構築・運用する過程の舞台裏を見学します。昨年同様、参加者はThe Ohio State University、Battelle Memorial Institute 、TechColumbus等オハイオ州中部にある一流の研究機関も訪問する予定です。
さらに参加者は、約12,000名の化学者が出席するペンシルバニア州フィラデルフィアでの米国化学会第244回大会に参加して、研究者の新しい研究発表を聴講し、各自が関心を持つ研究分野の最新情報を聞き、そして世界中から集まる多数の化学者たちと交流をする機会もあります。
CASのマーケティング部門の最高責任者のクリスティン・マッキューは、「我々が世界屈指の化学情報機関の内部を学生の皆さんにご覧いただくようになって、今年で3年目です。本プログラムは、学生とCASが化学情報の動向に関する情報を交換し、世界中の研究者のニーズを探る、大変有意義で貴重な経験を得る機会です。今年度も同じく充実したプログラム内容ですが、今年からプログラムの名称を変えたのは、化学分野における未来のリーダーである参加学生の目覚しい功績とリーダーシップを反映させたいという考えによるものです」と述べています。
SciFinder® について
SciFinder は、化学者を中心とする科学者向けの優れた研究ツールであり、科学者が生産性を上げ、新しい発見を加速するために必要不可欠なコンテンツと機能を提供しています。このツールでは世界最大の化学物質データベースである CAS REGISTRYSM をはじめ、化学物質と反応情報を最も包括的に集めたデータベース群に簡単にアクセスできるだけでなく、他の科学情報検索サービスよりも、より多くの文献にアクセスできます。現在フォーチュン誌の売上高上位 500 社の有力企業、および世界中で約 1,900 の大学・政府機関が SciFinder を利用しています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp/sci/SCIFINDER/index.html をご覧ください。
CAS について
米国化学会 (American Chemical Society) の情報部門である Chemical Abstracts Service (CAS) は化学情報の権威として世界に知られています。 CAS のデータベースは、CAS に所属する科学者によって構築と品質管理が行われており、世界の化学・医薬企業、大学、政府機関、特許発行機関で活用されています。 CAS はこれらデータベースを最新の検索・解析技術との組み合わせた SciFinder®、STN® の各製品・サービスなどを通じて、科学的な発見をサポートする最新、完全かつ相互リンクが充実したデジタル情報環境を提供しています。
▽詳しくは http://www.cas.org をご覧ください。
【化学情報協会 (略称:JAICI) について】
化学情報協会(所在地:東京都文京区) は、化学技術情報の流通を図るため 1971 年に設立されました。米国をはじめ世界各国の情報機関などと協力関係を築き、日本の研究者をサポートする情報センターとして、大学・企業などの情報取得・分析から研究・開発までを支援しています。特に,CAS データベースの普及は、科学者にとって必須であり、かつベストな情報サービスであるとの認識のもと、設立以来、第一目標に据えて活動を行っています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp をご覧ください。
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