第16回ツアー・オブ・ジャパン 5月19日(日)より、いよいよ開幕
UCI公認国際自転車ロードレース(アジアツアー・レースクラス 2.1)
本大会は、昭和57年(1982)から平成7年(1995)まで14回開催していた「国際サイクルロードレース」を継承する国内最大規模の自転車レースです。平成8年(1996)、UCIにステージレースとして公認されたことを機に、その名称を『ツアー・オブ・ジャパン』に変更し、第1回ツアー・オブ・ジャパンとして開催しました。本年度は、UCIより大会のグレードアップが承認され、UCIプロチームの出場が可能となり、レースクラス<2.1>の大会として競技を行います。また、「ツアー・オブ・ジャパン」(以下、TOJ)は、日本国内で行われるロードレースとしては、都府県をまたぐ唯一のステージレース。日本を代表するステージレースで、日本版の「ツール・ド・フランス」とも言えます。
いよいよ今週末より開幕するにあたり、今大会および各ステージの注目点を下記にてご紹介いたします。
1) 今大会より、レースクラスが<2.1>にアップ
レースクラスのグレードがアップしたことにより、世界から強豪チーム・選手が参戦。今大会では、UCIプロチームとして<ランプレ・メリダ(イタリア)>が出場。昨年まで、<チームNIPPO>に所属し、前回TOJ美濃ステージで区間賞を獲得したマキシミリアーノ・リケーゼ選手をはじめアンドレア・バリーニ選手などの2013年新加入勢を軸とした布陣で臨みます。また、<ヴィーニ ファンティーニ・セッレ イタリア(イタリア)>、<チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム(中国)>といったUCIプロ・コンチネンンタルチームなど計7チームの海外勢をはじめ、国内からは昨年の個人総合時間賞を獲得したバリアーニ選手率いる<チームNIPPO・デ ローザ>や東京ステージで区間優勝を果たした西谷泰治選手が所属する<愛三工業レーシングチーム>、元F1レーサーの片山右京監督のもとヨーロッパで活躍してきた土井雪広選手らを今季獲得し力を増す<チーム UKYO>など国内9つの主要チームが海外チームと対峙します。
2) 今大会より、<新人賞>を新設
今大会より、25歳(2013年に満25歳となる選手)以下の全選手を対象に、各ステージの個人総合時間最上位選手を表彰。白色ジャージが付与されることになりました。
3) 5月19日(日)堺ステージの見どころ
この日は、自転車レースの迫力を存分に楽しめる「堺国際クリテリウム」(11:15~12:00)、「JBCF堺クリテリウム」(12:05~13:10)がオープニングレースとして開催されます。「堺国際クリテリウム」では、TOJに出場する選手も登場し、本番に向けての各選手の仕上がり具合を見ることもできます。
会場となる大仙公園内では「じてんしゃのまち堺」として様々なイベントが開催されます。お笑い芸人・シャンプーハットのトークショー、子供向け自転車教室、クラシック自転車のレプリカ試乗の無料公開など盛りだくさんの内容。TOJオフィシャルコメンテーターの今中大介氏によるレース解説も行われます。またスタート地点近くには、自転車が発明された頃のものから最新の自転車まで、その進化の歴史を楽しく学べる「自転車博物館」があり、この日は無料開放いたします。
4) 5月21日(火)美濃ステージの見どころ
スタート地点となる「うだつのあがる町並み」からパレード走行(9:15スタート)を行います。フィニッシュ地点の「美濃和紙の里会館」では、地元の名産品を味わうことができる様々な屋台やレース観戦用の大型ビジョンが設置され、TOJ観戦をバックアップ。スタート地点からフィニッシュ地点への無料送迎バスもあります。
5)5月22日(水)南信州ステージの見どころ
JR飯田駅をスタート地点としパレード走行(8:45スタート)を行います。また、周回コースの山岳ポイント付近では、出場選手を応援するため、路面にチョークで応援メッセージを書くチョークイベント(8:45頃~)を開催。フィニッシュ地点の「松尾総合運動場」では、モニターが設置されレース中継を楽しめる他、地元のおいしい食材を味わうことができる様々な屋台も出店されます。
6)5月24日(金)富士山ステージの見どころ
今大会よりパレード走行(10:00スタート)を行います。須走の街中をスタート地点に駆け抜け、一気に富士山須走口5合目を目指します。
7)5月25日(土)伊豆ステージの見どころ
大会前日となる5月24日(金)15:00から日本サイクルスポーツセンターのコースで、選手たちに向けて応援メッセージをペイントするイベントや同日16:30~17:30に日本サイクルスポーツセンターに隣接する「伊豆ベロドローム」内インフィールドでスポーツナビゲーターの白戸太朗氏とシマノレーシング監督の野寺秀徳氏によるTOJレース予想解説を開催。
(参加無料/参加申込先:サイクルメッカ伊豆推進協議会事務局 電話:0558-72-9911)
大会当日となる5月25日(土)は、会場の日本サイクルスポーツセンターが無料開放となる他、スタンプラリーやBMX・MTB試乗会、第2回ランニングバイク選手権、自転車検定教室、スポーツバイク展示試乗会など盛りだくさんのイベントを開催いたします。
8)5月26日(日)東京ステージの見どころ
日比谷公園をスタート地点として、パレード走行(11:00~)を行います。また、フィニッシュ地点の「みなとが丘ふ頭公園」では、TOJオフィシャルコメンテーターの今中大介氏によるレース解説、さらに大会のフィナーレを飾る表彰セレモニー(14:05頃から予定)が行われます。
9)今大会総集編を6月16日(日)BSフジにて放送決定
今大会の総集編を6月16日(日)13:00~13:55、BSフジにて放送されます。各地で見逃したレースの様子を楽しめるだけでなく、レース後の感動を再び体験できます。
10)<チーム UKYO>、<宇都宮ブリッツェン>直前コメント
ツアー・オブ・ジャパン富士山ステージの開催される静岡県小山町。5月11日に開催された「FUJI VELO FESTA in FUJISPEEDWAY」に片山右京監督率いる<チーム UKYO>と栗村監督率いる<宇都宮ブリッツェン>がゲストライダーとして参加。TOJに向けて抱負を語っていただきました。
片山右京監督<チーム UKYO>
「宇都宮ブリッツェンの栗村さん、広瀬さんに 自転車の楽しさを教えてもらったのが、僕が自転車をやるようになったきっかけ。土井選手は、まだ若手の育成をする選手ではない。まだ彼は現役。そのために、ホセや彼の刺激になる選手を獲得した。彼が高まるような、刺激になるような、環境。何より、ジャパンカップにUCIポイントが足りなくて、出場できなかった悔しさがある。ツアー・オブ・ジャパンは、クラスがあがった。UCIポイントを獲りにいく。そういうメンバーを集めている。」
土井雪広選手<チーム UKYO>
「私は私のレースをする。チームメイトが役割を果たす。チームで結果を残します。」
栗村修監督<宇都宮ブリッツェン>
「(<チーム UKYO>という)とんでもないライバルを誕生させてしまったのかもしれない。」
大会オフィシャルHP http://www.toj.co.jp
※各ステージ・会場周辺では、大会当時交通規制が行われます。詳しくは、オフィシャルHPをご覧ください。
【大会実施概要】
◆名称:UCI公認国際自転車ロードレース 『16th TOUR OF JAPAN』 (アジアツアー・レースクラス 2.1)
◆主催: 自転車月間推進協議会
◆主管: TOUR OF JAPAN組織委員会 (事務局:一般財団法人日本自転車普及協会)
◆競技主管 : 公益財団法人日本自転車競技連盟
◆後 援:内閣府/総務省/文部科学省/経済産業省/国土交通省/東京都/大阪府/公益財団法人JKA/朝日新聞社/日刊スポーツ新聞社
◆協力:堺市/岐阜県/美濃市/飯田市/飯田観光協会/小山町(静岡県駿東郡)/伊豆市/一般財団法人日本サイクルスポーツセンター/東京港埠頭株式会社
◆特別協賛:三菱電機株式会社/SPEEDチャンネル/日本トーター株式会社/富士重工株式会社
◆協賛:株式会社Champion System Japan/THULE/ヤマハ発動機株式会社/ダイドードリンコ株式会社/株式会社シマノ/一般社団法人自転車協会/アメアスポーツジャパン株式会社/株式会社ミヤタサイクル/株式会社ゼンリン/パナソニックサイクルテック株式会社/株式会社マトリックス/株式会社NIPPO/ブリヂストンサイクル株式会社/東京サンエス株式会社/株式会社インターマックス/株式会社オージーケーカブト/東京海上日動火災保険株式会社/芙蓉総合リース株式会社/株式会社深谷産業/株式会社みずほ銀行
◆チーム編成:9名(選手6名/監督1名/メカニック1名/マッサー1名)
◆出場チーム: 全16チーム(海外7チーム・国内9チーム)
【海外チーム】7チーム
ランプレ・メリダ<イタリア>
ヴィーニ ファンティーニ・セッレ イタリア<イタリア>
チャンピオンシステム・プロサイクリングチーム<中国>
ヒューオン サーモン・ジェネシス ウェルス アドヴァイザーズ<オーストラリア>
ドラパック サイクリング<オーストラリア>
KSPO<韓国>
OCBCシンガポール コンチネンタル サイクリングチーム<シンガポール>
【国内チーム】9チーム
愛三工業レーシングチーム
チームNIPPO・デ ローザ
シマノレーシングチーム
ブリヂストン アンカー
マトリックス パワータグ
宇都宮ブリッツェン
チームUKYO
C プロジェクト
日本ナショナルチーム
◆競技規則:UCI(国際自転車競技連合)規則及び本大会特別規則による。
◆開催日程:2013年5月19日(日)~26日(日)※20日(月)、23日(木)は移動日。
5/19(日) 【 堺 】-第1ステージ 2.65㎞ 13:40 START (個人タイムトライアル)大仙公園周回コース<大阪府堺市>
5/20(月) (移動日)
5/21(火) 【美濃】-第2ステージ160.7㎞ 9:15 START (パレード4.0㎞) 11.6㎞+(21.3㎞×7周) 旧今井家住宅前→横越→美濃和紙の里会館前周回コース<岐阜県美濃市>
5/22(水) 【南信州】-第3ステージ 148.0㎞ 8:45 START (パレード7.3km) (12.2km×12周)+1.6k 飯田駅→下久堅周回コース→松尾総合運動場前<長野県飯田市>
5/23(木) (移動日)
5/24(金) 【富士山】-第4ステージ 11.4㎞ 10:00 START (パレード予定~ヒルクライム・標高差約1,200m登坂) ふじあざみライン入口→富士山須走口5合目<静岡県駿東郡小山町>
5/25(土) 【伊豆】-第5ステージ 146.4㎞ 9:30 START (12.2km×12周) 日本サイクルスポーツセンター周回コース<静岡県伊豆市>
5/26(日) 【東 京】-第6ステージ 112.7㎞ 11:00 STRAT (パレード1.2㎞〉 14.7km+(7.0km×14周) 日比谷シティ前→大井埠頭周回コース<東京都>
総走行距離 : 581.85㎞
【4つのリーダージャージと各賞】
個人総合時間賞~最も賞賛される「総合優勝者」の称号~
各ステージの総合時間にボーナスタイムとペナルティタイムを加減し、その合計が最も少ない選手に与えられる。各ステージのゴール後に総合トップとなった選手には、グリーンジャージが与えられる。そして、最終の東京ステージ表彰台でこのジャージを着用した選手が『ツアー・オブ・ジャパン』の総合優勝者となる。
ポイント賞~平坦ステージでゴールをねらうスプリンターのための賞~
各ステージのゴール順、あらかじめ定められた中間スプリント地点の通過順に規定のポイントを与え、その合計で争う。ポイント賞のトップ選手は青色のジャージを着用する。
山岳賞~過酷な上りで暴れまくる、山岳スペシャリストが着用~
山岳コースで行われる美濃、南信州、富士山、伊豆に設定された山岳地点を上位で通過した選手に規定ポイントを与え、その合計で争う。山岳賞のトップ選手には、赤色のジャージが与えられる。
新人賞~今大会から新設のジャージ~
25歳(2013年に満25歳となる選手)以下の全選手対象。個人総合時間の最上位選手を表彰。白色ジャージが付与される。
区間賞~1日ごとにレースがある。トップフィニッシュすればステージ1勝だ!~
6ステージ・8日間を通じてしのぎを削る戦いとは別に、各ステージでの1着を争う戦いも同時に展開する。ゴールスプリントでミリ単位の1着も、トップフィニッシュすればステージ勝利。総合優勝も1勝だが、ステージ勝利も立派な1勝で、その栄冠は選手の生涯記録となる。
団体総合時間賞~チーム全体のオールラウンドな実力が試される~
各ステージで、チームの上位3選手の総合時間を累計し、最も合計タイムが少なかったチームに与えられる賞。同タイムの場合、そのステージにおいて各チーム上位3人が獲得した順位の数合計により優劣を決定する。
お問い合わせ: ツアー・オブ・ジャパン事務局
東京都港区赤坂1-9-3 日本自転車会館3号館11階(〒107-0052)
電話:03-3586-6230 FAX:03-3586-9782
大会オフィシャルホームページ: http://www.toj.co.jp TOJ公式フェイスブックも展開中!
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