コトバンク、中高教員の働き方改革への貢献を目指し、校務DXサービス「KOOM時間割クラウド」(β版)提供開始
時間割作成に要する時間は約200時間、教員の時間外労働軽減への貢献を目指す
本システムの活用により、これまで熟練した教員に偏っていた時間割作成業務について、複数の教員による協働作業が可能となります。また、解の探索空間が広い私立中高一貫の複雑なカリキュラムにも対応している点が特徴です。
【開発背景】
「時間割」は教員の業務配分を決める重要な要素であるとともに、その作成には多くの時間を要します。
文部科学省が公開した「令和4年度 教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査(※)」によると、4月から7月までを平均した「時間外勤務月45時間以下」の割合は、令和元年度と比較し、中学校では10.2%、高等学校では9.9%の増加が報告されています。
こうした背景により「教職員の勤務時間を考慮した時間割や定期テスト、学期の区分の見直しなど、教育課程の編成上の工夫等に関する取組を実施している」学校はあるものの、ICT活用については限定的かつ導入可能なサービスが少ないという現状がありました。
当社は「教育に、最高の道具を」をビジョンとして掲げ、EdTechカンパニーとして、教材に対応し、授業に活用できる音読指導アプリ「リピートーク」を運営してきました。その過程で多くの先生方と対話する中で、特に負担感の強い校務である「時間割作成」に対する課題を伺い、この度のサービス開発につながりました。
<課題の例>
私立有名進学校の場合
■例年、2,3月に200時間ほどかけて作成
■教員100名、36クラス、50施設、15教科の組み合わせをパズルのようにはめていく
<教員の声・具体的な課題>
「本業でない(生徒と向き合い教育する)のにとにかく時間がかかって大変」
「一部教員に負荷が集中し、複雑すぎて引き継ぎができない」
「細かなシフト調整、配慮して調整する余裕がない。その結果適切な人員配置や手配にも影響している」
【校務DXサービス「時間割クラウド」(β版)提供について】
β版利用校として、サービスの改善にご協力いただける中学校・高等学校を募集します。無料トライアル後、β版特別価格でサービスのご利用が可能です。
価格はプランにより異なります。下記よりお問い合わせください。
※参考:
https://www.mext.go.jp/content/20221223-mxt_zaimu-000026953_6.pdf
【代表小泉純のコメント】
学校現場の働き方改革においては、国・学校・教育委員会が連携して着実に取り組みがすすんでおります。一方で、シフト表に相当する「時間割」の作成業務においては、属人的かつアナログなアプローチが続いており、ICTの活用によって「働きやすいシフト表」をより簡単に生成することができると考えております。
コトバンク株式会社について
コトバンク株式会社は、「教育に、最高の道具を」をビジョンとして掲げ、教育を通じて「人々の可能性を最大化する」ことをミッションに、教育者を支援するためのサービス・システム開発などを行うEdTechカンパニーです。音読指導アプリ「リピートーク」ならびに国際教育の今とこれからがわかるメディア「国際教育ナビ」を運営しています。
事業内容:
・教育機関向けエンタープライズSaaS「RepeaTalk (リピートーク)」の企画・開発・運営
・英語教材選定のためのレビューサイト「国際教育ナビ」の企画・運営 他
会社名:コトバンク株式会社 COTOBANK INC.
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-15-12 301
代表取締役:小泉 純
設立年月:2008年8月
資本金:40,050,000円
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ビジネスカテゴリ
- 学校・大学学習塾・予備校・通信教育
- ダウンロード