2017年コンビニおにぎり人気調査:トレンドは「こだわり・健康志向」人気は「鮭・ツナマヨ」
一般社団法人おにぎり協会が第2回「2017年コンビニおにぎり人気調査」の結果を発表
6月18日はおにぎりの日。そこで、一般社団法人おにぎり協会(本社:東京都港区、代表理事:中村祐介)は、コンビニエンスストアにおけるおにぎりの人気をセブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ(50音順)のご協力を得て2017年6月に調査をいたしました。
■ 調査サマリー
・セブン‐イレブンでは、定番の手巻・おこわおにぎりを全品リニューアル。
・ファミリーマートでは新製法の「炙り焼」シリーズが人気。
・ローソンでは「大きなおにぎり」シリーズの販売が伸長。
・ミニストップでは手巻おにぎりの具材を刷新し、海苔をパリッと仕様にリニューアル。
・通年商品ベスト3として、セブン‐イレブンは(1位)「具たっぷり! ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり 紅しゃけ」、(3位)「辛子明太子 二段熟成仕立て」。
ファミリーマートは (1位)「直巻 焼しゃけ」、(2位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(3位)「直巻 明太子マヨネーズ」。
・ローソンは (1位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(2位)「新潟コシヒカリ 焼さけハラミ」、(3位)「手巻 日高昆布」。
・ミニストップは(1位)「ツナマヨネーズ」、(2位)「紅しゃけ」、(3位)「こく旨鶏醤油マヨネーズ」。
・おにぎりは「こだわり」重視で「健康志向」の傾向も見られる。
<調査概要>
調査タイトル:2017年コンビニおにぎり人気調査
調査実施 :一般社団法人おにぎり協会
調査対象企業:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、
株式会社ファミリーマート、株式会社ローソン、ミニストップ株式会社(50音順)
調査地域 :全国
調査期間 :2016年4月〜2017年3月
■ トレンドは『こだわり』『健康志向』。高齢化社会を視野にパッケージ見やすく。
各社へのアンケートを行った結果、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの3社で40代男性、30代男性の順におにぎりを購入しているというデータが出ました。
一方で「もち麦を使用した、まぜごはん系おにぎりは、女性層を中心に安定した人気です」(ローソン)や、「もち玄米おにぎりや、もち麦入り十六穀米おにぎりが人気です」(ミニストップ)など、 “健康志向”のおにぎりが女性を中心に支持され、ロングランの定番商品になりそうです。
また、「手巻の海苔は有明産を使用。パリパリとした歯切れの良い食感を追求するために、焼き加減も微妙に調整しています」(ファミリーマート)や、「アミロース値など12項目に及ぶ品質管理基準を満たした米のみ使用しています」(ローソン)など、おにぎりに対する“こだわり”も目立ちました。
セブン-イレブンでも、2016年9月21日に発表したニュースリリースでは「手巻おにぎりはさらなる中具のおいしさを追求するため、具材によって熟成・燻製・焙煎の工程をとることで、『手間隙』をかけた商品に仕上げました。また、おこわおにぎりは製造工程を見直し、本来のもちもち感を向上しています」としています。
「おにぎりのパッケージについては商品名のフォントサイズを大きくし、壮年層にもアイキャッチしやすくしました」(ミニストップ)や、「商品の魅力が伝わるよう全面リニューアルしてまいります」(セブン-イレブン)など、パッケージへの工夫も見られました。
■ 通年人気は「ツナマヨ」「鮭」、独自色を出すことの難しさも
おにぎりの通年の人気商品について調査をしたところ、2014年の前回調査時(https://www.onigiri-japan.com/archives/1608)と変わらず、「ツナマヨネーズ」「鮭」が人気となっています。
セブン-イレブンは(1位)「具たっぷり! ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり 紅しゃけ」、(3位)「辛子明太子 二段熟成仕立て」。ファミリーマートは(1位)「直巻 焼しゃけ」、(2位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(3位)「手巻 明太子マヨネーズ」。ローソンは、(1位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(2位)「新潟コシヒカリ 焼さけハラミ」、(3位)「手巻 日高昆布」。ミニストップは(1位)「ツナマヨネーズ」、(2位)「紅しゃけ」、(3位)「こく旨鶏醤油マヨネーズ」でした。
調査対象となったすべてのコンビニで「ツナマヨネーズ」「鮭」がベスト3入りです。定番人気が全社共通ということは、裏を返せば各社のコンビニで「このコンビニだから必ずこれを買う」というよりも、「近くのコンビニで好きな具材を買う」という消費者行動があるとも言えます。おにぎり協会では、今後、各社の独自色の打ち出し方にも注目していきたいと考えております。
■ 新顔おにぎりは『白飯』以外が人気、多様性の時代へ
ファミリーマートでは、新顔おにぎりとして1位から3位の全て「炙り焼」製品がランクイン。ローソンでは「もち麦入り枝豆と塩昆布」「味付海苔 玉子かけ風ご飯」、ミニストップでも「赤飯おこわ」「オイルおにぎりシーフードパエリア」と、白飯以外が人気という結果になりました。セブン-イレブンは地区ごとにメニューに差などもあり、回答困難とのことでした。
■ 一般社団法人おにぎり協会について
一般社団法人おにぎり協会では、おにぎりを日本が誇る「ファストフード」であり「スローフード」であり「ソウルフード」であると定義し、その文化的背景も含めて国内外に普及させていくことを目的とした一般社団法人です。おにぎり協会では、今後も同様の調査を実施していくとともに、様々な視点からおにぎりについて情報を提供してまいります。また、一般社団法人おにぎり協会は2015年ミラノ国際博覧会にも参加いたしました。本調査について、また今後の活動などについてはおにぎり協会公式Webサイトをご覧ください。
【概要】
名称 : 一般社団法人おにぎり協会 (英文名 Onigiri Society)
URL :https://www.onigiri-japan.com/
・セブン‐イレブンでは、定番の手巻・おこわおにぎりを全品リニューアル。
・ファミリーマートでは新製法の「炙り焼」シリーズが人気。
・ローソンでは「大きなおにぎり」シリーズの販売が伸長。
・ミニストップでは手巻おにぎりの具材を刷新し、海苔をパリッと仕様にリニューアル。
・通年商品ベスト3として、セブン‐イレブンは(1位)「具たっぷり! ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり 紅しゃけ」、(3位)「辛子明太子 二段熟成仕立て」。
ファミリーマートは (1位)「直巻 焼しゃけ」、(2位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(3位)「直巻 明太子マヨネーズ」。
・ローソンは (1位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(2位)「新潟コシヒカリ 焼さけハラミ」、(3位)「手巻 日高昆布」。
・ミニストップは(1位)「ツナマヨネーズ」、(2位)「紅しゃけ」、(3位)「こく旨鶏醤油マヨネーズ」。
・おにぎりは「こだわり」重視で「健康志向」の傾向も見られる。
<調査概要>
調査タイトル:2017年コンビニおにぎり人気調査
調査実施 :一般社団法人おにぎり協会
調査対象企業:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、
株式会社ファミリーマート、株式会社ローソン、ミニストップ株式会社(50音順)
調査地域 :全国
調査期間 :2016年4月〜2017年3月
■ トレンドは『こだわり』『健康志向』。高齢化社会を視野にパッケージ見やすく。
各社へのアンケートを行った結果、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの3社で40代男性、30代男性の順におにぎりを購入しているというデータが出ました。
一方で「もち麦を使用した、まぜごはん系おにぎりは、女性層を中心に安定した人気です」(ローソン)や、「もち玄米おにぎりや、もち麦入り十六穀米おにぎりが人気です」(ミニストップ)など、 “健康志向”のおにぎりが女性を中心に支持され、ロングランの定番商品になりそうです。
また、「手巻の海苔は有明産を使用。パリパリとした歯切れの良い食感を追求するために、焼き加減も微妙に調整しています」(ファミリーマート)や、「アミロース値など12項目に及ぶ品質管理基準を満たした米のみ使用しています」(ローソン)など、おにぎりに対する“こだわり”も目立ちました。
セブン-イレブンでも、2016年9月21日に発表したニュースリリースでは「手巻おにぎりはさらなる中具のおいしさを追求するため、具材によって熟成・燻製・焙煎の工程をとることで、『手間隙』をかけた商品に仕上げました。また、おこわおにぎりは製造工程を見直し、本来のもちもち感を向上しています」としています。
「おにぎりのパッケージについては商品名のフォントサイズを大きくし、壮年層にもアイキャッチしやすくしました」(ミニストップ)や、「商品の魅力が伝わるよう全面リニューアルしてまいります」(セブン-イレブン)など、パッケージへの工夫も見られました。
■ 通年人気は「ツナマヨ」「鮭」、独自色を出すことの難しさも
おにぎりの通年の人気商品について調査をしたところ、2014年の前回調査時(https://www.onigiri-japan.com/archives/1608)と変わらず、「ツナマヨネーズ」「鮭」が人気となっています。
セブン-イレブンは(1位)「具たっぷり! ツナマヨネーズ」、(2位)「手巻おにぎり 紅しゃけ」、(3位)「辛子明太子 二段熟成仕立て」。ファミリーマートは(1位)「直巻 焼しゃけ」、(2位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(3位)「手巻 明太子マヨネーズ」。ローソンは、(1位)「手巻 シーチキンマヨネーズ」、(2位)「新潟コシヒカリ 焼さけハラミ」、(3位)「手巻 日高昆布」。ミニストップは(1位)「ツナマヨネーズ」、(2位)「紅しゃけ」、(3位)「こく旨鶏醤油マヨネーズ」でした。
調査対象となったすべてのコンビニで「ツナマヨネーズ」「鮭」がベスト3入りです。定番人気が全社共通ということは、裏を返せば各社のコンビニで「このコンビニだから必ずこれを買う」というよりも、「近くのコンビニで好きな具材を買う」という消費者行動があるとも言えます。おにぎり協会では、今後、各社の独自色の打ち出し方にも注目していきたいと考えております。
■ 新顔おにぎりは『白飯』以外が人気、多様性の時代へ
ファミリーマートでは、新顔おにぎりとして1位から3位の全て「炙り焼」製品がランクイン。ローソンでは「もち麦入り枝豆と塩昆布」「味付海苔 玉子かけ風ご飯」、ミニストップでも「赤飯おこわ」「オイルおにぎりシーフードパエリア」と、白飯以外が人気という結果になりました。セブン-イレブンは地区ごとにメニューに差などもあり、回答困難とのことでした。
■ 一般社団法人おにぎり協会について
一般社団法人おにぎり協会では、おにぎりを日本が誇る「ファストフード」であり「スローフード」であり「ソウルフード」であると定義し、その文化的背景も含めて国内外に普及させていくことを目的とした一般社団法人です。おにぎり協会では、今後も同様の調査を実施していくとともに、様々な視点からおにぎりについて情報を提供してまいります。また、一般社団法人おにぎり協会は2015年ミラノ国際博覧会にも参加いたしました。本調査について、また今後の活動などについてはおにぎり協会公式Webサイトをご覧ください。
【概要】
名称 : 一般社団法人おにぎり協会 (英文名 Onigiri Society)
URL :https://www.onigiri-japan.com/
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