本を開けるたびに出会える、金箔の葉っぱの栞『GOLDLEAF bookmark』誕生
京都の老舗金箔押し職人がおくる”小さいアートのような栞” Makuakeにてプロジェクト絶賛公開中
歴史と革新を生み出す、3つの意識
「GOLDLEAF bookmark」を制作した株式会社金箔押山村は、昭和24年創業以来、京都の伝統工芸品である「京仏具・京仏壇」の金箔押し業一筋で事業展開してきました。社長を含め3名が伝統工芸士の資格を有し、京都だけでなく全国の寺社仏閣や文化財の修復や新調を手掛け、デザイナーから依頼される箔押も受けてきました。さらに伝統産業が年々右肩下がりの中、少しでも金箔押しの技術や職人たちを知ってもらおうと、仏具以外の分野や新しいジャンルへの進出、挑戦をしながらも技術の維持継承、業界の活性化も目指しています。金箔押山村には、以下の3つの誇れる意識があります。
1.技術力
長年、京都に限らず様々な地域からの依頼や商品、素材に施してきた金箔押し。大きさや形も多種多様、お寺の大きな柱から米粒ほどの小さい釘、平台の平面から彫や曲面のある立体的なものまで幅広く、美しい金箔押しを施してきました。金箔をただ貼るのではなく、気候や湿度、商品の状態や漆の拭き加減なども見極めて行います。そのタイミングは数値やマニュアルではなく完全に職人の長年の知識と経験に基づいています。
2.伝統の維持継承
金沢が金箔生産地であり、京都は金箔押し職人の地です。鎌倉時代から道具一つ変わらず伝承されてきた技術ながら、箔押職人の数は年々減少しています。現役の工房のほとんどが一人か二人体勢で作業をする中、金箔押山村は職人の人数を確保。三代目を育成しながら他の職人も抱え、数年に何回か来る京都及び他府県の文化財の修復なども依頼される、京都内でも大手の金箔押し工房と言えます。また京都独特の「重押し」という技法にこだわり、伝承していく責任も担っています。
3.SDGsとエシカル
金箔押山村の金箔押し技術は、地域の資源を活用し風土風習にあったものを残し、知恵と技術で発展・継続させてきました。まさしく長い時間変わらない、サステナブルなエシカル消費として存在しています。例えば金箔押山村の工房には機械類は一切なく、職人が金箔を施す接着剤として使用する漆や、箔をつまむ竹箸、あとはそれを払う刷毛のみ。つまり完成度は全て職人の技術と想像力、そして何年もの修業期間を得て習得される経験によるものです。30年~50年に1度修復される寺社や文化財は、作り変えるのではなく修復しながら永年使うことを大切にします。それは、今世界で注目されているサステナブルやエコロジー、エシカルなどが、日本そして京都の伝統技術では何千年も前から生活と密着してきたということです。
未来を彩る、美しい葉の贈り物
金箔押山村の新商品「GOLDLEAF bookmark」は、Makuakeにてクラウドファンディングプロジェクトを2023年8月10日(木)からスタートし絶賛開催中です。
あなたも尊く繊細な技術で作られた〝アートのような栞〟に、本を開くたび出会いませんか?
「GOLDLEAF bookmark」クラウドファンディング
https://www.makuake.com/project/goldleaf/
金箔押山村
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