アーティスト舘鼻則孝とイタリアの老舗インテリアブランドGERVASONIのコラボレーションプロジェクト「NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI」
舘鼻則孝が手がける、西陣織によって完成されたGERVASONI「Ghost Limited Edition」
花魁の履く下駄をモチーフとした踵のない「ヒールレスシューズ」の作者としても有名な、日本の伝統文化を現代に表現するアーティスト舘鼻則孝と、絶え間ない新素材の追求により高品質な製品を造り上げ、インドア・アウトドアの両方において、住宅市場のみならずホテル・レストラン及びクルーズシップ等世界中のラグジュアリーシーンでも活躍しているイタリアの家具メーカーGERVASONI(ジェルバゾーニ)とのコラボレーションプロジェクト「NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI」。
アーティスト舘鼻則孝が手がける、西陣織によって完成されたGERVASONI「Ghost Limited Edition」
舘鼻則孝が本プロジェクトのために特別に誂えた生地は、京都で300年以上の歴史を誇る西陣織の細尾が織り上げたもの。「輝く羽根を持つ烏」の故事に基づいて制作された図案が、GERVASONIのベストセラー家具のGhost(ゴースト)シリーズのファブリックとして限定生産されるスペシャルエディションとして発表されます。
匠の技で織り上げられた生地は、赤・黒・銀を基調とした3色の展開となり、絹糸による西陣織のしなやかな風合いを生かしながらも最先端のデータ構築によって表現された「ふくらし織り」などの素材を活かしたテクスチャーをも同時に表現しています。現代のアーティストと職人の手仕事の融合が作品と呼ぶべき家具を作り上げました。
舘鼻則孝と西陣織 細尾の職人との対話によって完成された3種類のテキスタイル
赤を基調としたテキスタイルは、そのコントラストにより烏の図案が最も鮮明に表現されています。赤いメタリックの横糸がアイキャッチとなり、立体的な奥行きを表現しています。また、白いグラウンドに見ることのできる地紋は、烏の図案と重なり非常に複雑な組織を形成しています。
ふくらし織りによって立体的に表現をされた烏の図案が特徴の黒いテキスタイルは、間近で見ると七宝紋様のレイヤーが烏の図案と重なり、その立体的な膨らみを実現しています。現代の西陣織だからこそ実現可能なデジタルレタッチと、職人の手仕事が融合することにより完成されました。
銀色に輝く羽根を持つ烏の故事から着想を得た舘鼻のコンセプトを最も体現しているのが銀を基調としたテキスタイルです。銀箔を施した和紙を細く切り繊維状になったものを横糸として使用することにより、光の反射で烏の図案が見え隠れするような、奥行きのある図柄を表現しています。
NORITAKA TATEHANA meets GERVASONI “GHOST LIMITED EDITION”
Ghostシリーズとのコラボレーションにより限定生産されるプロダクトは、オーダーメイドによる受注販売にて商品展開されます。また、プライスリストは、10月19日(金)にオープンするスペシャルサイトにて公開予定となっています。
SPECIAL SITE:gervasoni.noritakatatehana.com(10月19日公開)
*商品は、Ghostシリーズの一部を除いて展開されます。詳しくはGERVASONI JAPANへお問い合わせ下さい。
*リテールショップでの展開情報は、随時スペシャルサイトにてアップデートされます。
SPECIAL PREVIEW
DESIGNART 2018のオフィシャル会場「DESIGNART GALLERY at Francfranc Forest」にて、本プロジェクトにより完成された一部のプロダクトをご覧いただける貴重な機会となります。
DESIGNART 2018
会期:10月19日(金)〜10月28日(日) 10:00〜18:00
会場:DESIGNART GALLERY at Francfranc Forest(東京都港区北青山3丁目5−12 Francfranc Forest B2F)
URL:designart.jp
アーティストプロフィール 舘鼻 則孝(たてはな のりたか)
1985年、東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で幼少期から手でものをつくることを覚える。東京藝術大学では染織を専攻し遊女に関する文化研究とともに友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。卒業制作であるヒールレスシューズは花魁の下駄から着想を得たものである。近年はアーティストとして展覧会を開催する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2016年3月には、仏カルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge」を公演した。作品はニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。2018年9月には東京・九段「旧山口萬吉邸」にて個展「NORITAKA TATEHANA RETHINK―舘鼻則孝と香りの日本文化―」を3日間の限定公開により開催した。
オフィシャルウェブサイト: http://www.noritakatatehana.com
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商品に関するお問い合わせ
Gervasoni Japan(ジェルバゾーニジャパン)
URL:http://gervasoni.jp/
E-MAIL:info@gervasoni.jp
TEL:03-5413-3274
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