【再生医療関連イベント】~ボーダーの無い再生医療の世界へ集え~「第14回NCRM NICHE」再生医療の最前線に関する特別講演ならびに江戸川NICHE賞授賞式上映会に無料ご招待。
社会福祉法人 仁生社 江戸川病院(東京都江戸川区 院長 加藤正二郎)は、日印再生医療センター、(インド・チェンナイ 代表 Samuel JK. Abraham)学校法人 芝浦工業大学(東京都港区 学長 村上雅人)との共催により再生医療の横断的研究に焦点を当てた国際学術イベント「第14回NCRM NICHE(エヌシーアールエム ニッシュ)」を開催します。
今年の「NCRM NICHE」では再生医療の最前線で活躍する著名な医学者による特別講演、および江戸川ニッシュ賞※授賞式上映会の様子を同時通訳付で一般公開します。「NCRM NICHE」では医学だけにとどまらず、薬学、工学など様々な分野がクロスオーバーする再生医療の新しいプラットフォームを提唱しています。
今回は14回目の開催で初めての一般公開となり、再生医療に興味のある方、特に学生、研究者の方等、これからの再生医療を担うであろう様々な方に非常に有意義な講演となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■日程・プログラム 第14回 NCRM NICHE(エヌシーアールエム ニッシュ)
日時) 2019年10月14日(月曜日・祝日)
場所) 学校法人 芝浦工業大学 豊洲キャンパス6階大講義室
入場無料|日英同時通訳あり|要申込(定員300名)
プログラム1) 10:35~11:35 特別講演「iPS細胞技術を用いた血小板 大規模製造」
江藤 浩之 氏
京都大学(日本) iPS 細胞研究所 臨床応用部門 教授
ヒト多能性幹細胞から効率よく血小板や造血幹細胞をはじめとする各種血液細胞を誘導する新技術を開発。献血に依存しない輸血システムの実現および遺伝子治療を目指した基礎研究・技術改良を促進。
講演内容)先進国の高齢化社会により若年層の献血者の不足が予想される現在の献血者依存システムを補完することを目的として、ヒトiPS細胞から自己複製が可能な巨核球を誘導することに成功。大量に血小板を生産する方法を確立した。これまでもiPS細胞から血小板をつくることは可能であったが、輸血に必要なスケールで血小板を生産するのは困難であった。これまでよりも大きなスケールで、医療現場で使用できる量の血小板の生産を可能にする方法を講演します。
プログラム2) 15:20~16:20 特別講演「 多能性幹細胞を用いた ヒトβ細胞発生のモデリング」
Dr. Maria Cristina Nostro (マリア・クリスティナ・ノストロ氏)
McEwen幹細胞学会(カナダ) 研究員、トロント大学(カナダ) 生物学部 助教授
ヒト多能性幹細胞から機能的β細胞を生成する研究を主に行っている。1型糖尿病患者のための療法開発を目的とした研究チームを率いており、また多臓器移植チームのメンバーとしてトロント総合病院にも所属している。
講演内容)1型糖尿病患者への治療法開発のため、膵臓前駆細胞(PP)を多能性幹細胞からin vitroおよびin vivoで生成するという研究が進められている。しかし、それに対し、現在2つの課題があり、第一に細胞の増殖性が高く、移植後の細胞成長または奇形腫の形成につながる可能性があること。第二に、インスリンを生産する細胞は移植の6週間後に生体内で発生するが、血糖値が回復するのは約5か月後であること。これら2つの課題に対処するための方法を講演します。
プログラム3) 16:20~17:20 特別講演 「再生医療とアンチエイジングのための幹細胞」
プログラム4) 17:20~17:50 江戸川ニッシュ賞授賞式上映会
2019年江戸川ニッシュ賞は、免疫療法によりがんとの闘いで先駆的な偉業を成し遂げたスティーブン・ローゼンバーグ氏(米国国立がん研究所)が受賞することになりました。
同賞は社会福祉法人仁生社江戸川病院(東京都江戸川区)と日印再生医療センター(インド・チェンナイ)が2018年に創設したもので、江戸川ニッシュ賞委員会の選考により毎年1名の医療の発展に貢献した科学者や医師を表彰します。授賞式はトロント大学にて行われ、ローゼンバーグ氏の授賞スピーチをNCRM NICHEにて上映します。
米国国立がん研究所(NCI) 外科部長
米メリーランド州の米国国立がん研究所(NCI)外科部門長、米国軍保健科大学およびジョージ・ワシントン大学医学・健康科学大学院の外科教授を務める。
がん患者に対しての有用な養子免疫療法や遺伝子改変T細胞など、新たな療法を初めて開発し、がん療法の発展に貢献した。
■プログラム詳細については下記URLをご覧ください。(英文)
https://www.ncrmniche.org/ncrmniche2019/agenda.html
■NCRM NICHE(エヌシーアールエム ニッシュ)とは
NCRM NICHEは、再生医療分野に焦点を当てた国際学術イベントです。2006年より毎年10月にインド・チェンナイにて開催しており、2017年以降はその場を東京に移し実施しています。当イベントでは、国内外から厳格な審査により選抜された優秀な学生や学者を招聘し、特別講演、クイズ大会、研究発表などを行います。
再生医療は医学に限らず、工学や薬学などの多様な分野が関連する境界領域であるため、様々な専門分野の学生が集まります。当イベントの実施目的は、参加者らがボーダーのない再生医療分野においてネットワークを構築させ、新たな共同研究や発見を生み出すプラットホームとなることです。過去の参加学生の中には、国内外名門校への進学者や臨床医として各分野の第一線で活躍している者などもおり、今後の再生医療分野における国際的なコラボレーションの展開が期待されます。
■会場
学校法人 芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟6階
〒135-8548東京都江東区豊洲3-7-5
〇駐車場、駐輪場はございません。公共交通機関をご利用下さい。
・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」から徒歩7分
・ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩9分
・JR京葉線「越中島駅」2番出口から徒歩15分
※当日の各開始時間は前後する可能性がございます。
※講演途中でも随時ご入退場頂けます。
■お申込はこちら (WEBまたはメールにて受付中:2019年10月11日(金)15時締切。定員300名)
WEB :https://forms.gle/MJNZStiqY6ezpSnm9
メール :niche@nichimail.jp
※お申込みは江戸川病院ホームページからも受付できます。
※メールよりお申込みの方は、「氏名(ふりがな)、電話番号、同時通訳機の要否、観覧希望時間帯」をご記入下さい。
※お申込みが定員を超えた場合はキャンセル待ちとなります。その際はメールにてお知らせします。
■お問合せ
NCRM NICHE Tokyo Office/株式会社JBM
03-5622-3435 / niche@nichimail.jp
今回は14回目の開催で初めての一般公開となり、再生医療に興味のある方、特に学生、研究者の方等、これからの再生医療を担うであろう様々な方に非常に有意義な講演となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
■日程・プログラム 第14回 NCRM NICHE(エヌシーアールエム ニッシュ)
日時) 2019年10月14日(月曜日・祝日)
場所) 学校法人 芝浦工業大学 豊洲キャンパス6階大講義室
入場無料|日英同時通訳あり|要申込(定員300名)
プログラム1) 10:35~11:35 特別講演「iPS細胞技術を用いた血小板 大規模製造」
江藤 浩之 氏
京都大学(日本) iPS 細胞研究所 臨床応用部門 教授
ヒト多能性幹細胞から効率よく血小板や造血幹細胞をはじめとする各種血液細胞を誘導する新技術を開発。献血に依存しない輸血システムの実現および遺伝子治療を目指した基礎研究・技術改良を促進。
講演内容)先進国の高齢化社会により若年層の献血者の不足が予想される現在の献血者依存システムを補完することを目的として、ヒトiPS細胞から自己複製が可能な巨核球を誘導することに成功。大量に血小板を生産する方法を確立した。これまでもiPS細胞から血小板をつくることは可能であったが、輸血に必要なスケールで血小板を生産するのは困難であった。これまでよりも大きなスケールで、医療現場で使用できる量の血小板の生産を可能にする方法を講演します。
プログラム2) 15:20~16:20 特別講演「 多能性幹細胞を用いた ヒトβ細胞発生のモデリング」
Dr. Maria Cristina Nostro (マリア・クリスティナ・ノストロ氏)
McEwen幹細胞学会(カナダ) 研究員、トロント大学(カナダ) 生物学部 助教授
ヒト多能性幹細胞から機能的β細胞を生成する研究を主に行っている。1型糖尿病患者のための療法開発を目的とした研究チームを率いており、また多臓器移植チームのメンバーとしてトロント総合病院にも所属している。
講演内容)1型糖尿病患者への治療法開発のため、膵臓前駆細胞(PP)を多能性幹細胞からin vitroおよびin vivoで生成するという研究が進められている。しかし、それに対し、現在2つの課題があり、第一に細胞の増殖性が高く、移植後の細胞成長または奇形腫の形成につながる可能性があること。第二に、インスリンを生産する細胞は移植の6週間後に生体内で発生するが、血糖値が回復するのは約5か月後であること。これら2つの課題に対処するための方法を講演します。
プログラム3) 16:20~17:20 特別講演 「再生医療とアンチエイジングのための幹細胞」
Dr. Jurgen Hescheler (ユルゲン・ヘシェラー氏)
ケルン大学(ドイツ) 神経生理学 教授
世界中で最も著名な幹細胞研究者の一人。初めて幹細胞の電気生理学的特性を発見し、また、ドイツにてヒト胚性幹細胞の研究を行う許可を得た最初の科学者でもある。
講演内容)幹細胞の研究は21世紀の医学にとって最も有望なアプローチであり、心臓梗塞と不全、糖尿病、パーキンソン病、脊髄病変などを含む多くの疾患の治療に革命をもたらすことは間違いない。幹細胞研究の目的は、新しい医療の開発に基本的な基盤を提供することであり、遺伝学、細胞生物学、生理学、生化学、組織学など、現代の生命科学のほぼすべての技術を必要とする幅広い分野に関連している。このプレゼンテーションでは多能性幹細胞から開発された心筋細胞の生理学的特性に関する調査および組織の再生に焦点を当て、ES細胞とiPS細胞の最新研究について講演します。
プログラム4) 17:20~17:50 江戸川ニッシュ賞授賞式上映会
2019年江戸川ニッシュ賞は、免疫療法によりがんとの闘いで先駆的な偉業を成し遂げたスティーブン・ローゼンバーグ氏(米国国立がん研究所)が受賞することになりました。
同賞は社会福祉法人仁生社江戸川病院(東京都江戸川区)と日印再生医療センター(インド・チェンナイ)が2018年に創設したもので、江戸川ニッシュ賞委員会の選考により毎年1名の医療の発展に貢献した科学者や医師を表彰します。授賞式はトロント大学にて行われ、ローゼンバーグ氏の授賞スピーチをNCRM NICHEにて上映します。
Dr. Steven A. Rosenberg (スティーブン・ローゼンバーグ氏)
米国国立がん研究所(NCI) 外科部長
米メリーランド州の米国国立がん研究所(NCI)外科部門長、米国軍保健科大学およびジョージ・ワシントン大学医学・健康科学大学院の外科教授を務める。
がん患者に対しての有用な養子免疫療法や遺伝子改変T細胞など、新たな療法を初めて開発し、がん療法の発展に貢献した。
■プログラム詳細については下記URLをご覧ください。(英文)
https://www.ncrmniche.org/ncrmniche2019/agenda.html
■NCRM NICHE(エヌシーアールエム ニッシュ)とは
NCRM NICHEは、再生医療分野に焦点を当てた国際学術イベントです。2006年より毎年10月にインド・チェンナイにて開催しており、2017年以降はその場を東京に移し実施しています。当イベントでは、国内外から厳格な審査により選抜された優秀な学生や学者を招聘し、特別講演、クイズ大会、研究発表などを行います。
再生医療は医学に限らず、工学や薬学などの多様な分野が関連する境界領域であるため、様々な専門分野の学生が集まります。当イベントの実施目的は、参加者らがボーダーのない再生医療分野においてネットワークを構築させ、新たな共同研究や発見を生み出すプラットホームとなることです。過去の参加学生の中には、国内外名門校への進学者や臨床医として各分野の第一線で活躍している者などもおり、今後の再生医療分野における国際的なコラボレーションの展開が期待されます。
■会場
学校法人 芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟6階
〒135-8548東京都江東区豊洲3-7-5
〇駐車場、駐輪場はございません。公共交通機関をご利用下さい。
・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」から徒歩7分
・ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩9分
・JR京葉線「越中島駅」2番出口から徒歩15分
※当日の各開始時間は前後する可能性がございます。
※講演途中でも随時ご入退場頂けます。
■お申込はこちら (WEBまたはメールにて受付中:2019年10月11日(金)15時締切。定員300名)
WEB :https://forms.gle/MJNZStiqY6ezpSnm9
メール :niche@nichimail.jp
※お申込みは江戸川病院ホームページからも受付できます。
※メールよりお申込みの方は、「氏名(ふりがな)、電話番号、同時通訳機の要否、観覧希望時間帯」をご記入下さい。
※お申込みが定員を超えた場合はキャンセル待ちとなります。その際はメールにてお知らせします。
■お問合せ
NCRM NICHE Tokyo Office/株式会社JBM
03-5622-3435 / niche@nichimail.jp
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