「やまとプロジェクト」、患者の人生そのものを診る最先端の地域ケアを行う医療人材を募集、医者としての本質を追求する
やまとが取り組む地域医療は、一般的に診察室で行われているものとは異なります。私たちは患者さんの病気だけを診るのではなく、生きる目標にも寄り添います。どう生きて、どう最期を迎えるかをともに考えます。それが医者の本質だと信じているからです。
医療機関とはそのような想いを持つ医療者が仲間となり、地域の困りごとを解決する存在だとやまとは考えます。医者が地方で孤軍奮闘することは、あるべき姿ではありません。同じ志を持つ者がチームとなり医療を行う、それが私たちの目指す姿です。
やまとは最先端の地域ケアを目指し、地方と都市部を医師が往来する循環型医療システムで医師の新しい働き方を実践するとともに、教育や研究、まちづくりや事業創生にも取り組んでいきます。プロジェクトを推進し、医者としての本質を一緒に追求しませんか。
➡️やまとプロジェクトを知りたい方へ
https://project.yamatoclinic.org
➡️詳しい採用情報を知りたい方へ
https://project.yamatoclinic.org/recruit/
■やまとの地域ケアは患者の生き方・家族・暮らしそのものに向き合い、まちづくりにつながっていく
在宅診療は、診療現場が患者さんのご自宅であることを一番の特徴としています。診察室で病状を尋ねるのとは異なり、在宅診療では医者自身の目で患者さんの生活環境を直接見ることができるため、「治療としての正解」と「患者さんやご家族の希望」との違いにもいち早く気づくことができます。
どのように暮らしたいか。どのように生き終えたいか。患者さん一人ひとりの希望に寄り添ったケアをすることで、療養生活を支えるご家族のことも包括的にケアすることができます。地域で暮らす人を支えることも、地域全体の活気につながると考えています。
地域で医療に向き合った時、私たちが診るのは、病気ではなく、患者さんの生き方やご家族、そして暮らしそのものになります。病気を治療するだけではなく、その人の生きる目標と向き合う。寿命を延ばせない中で、いかに幸せに生きられるかを一緒に考える。これが、私たちが地域の医療で行っていることです。
医療機関とは、そのような想いを持つ医療者が仲間となり、地域の困りごとを解決する存在だと思っています。患者さん個人の困りごとから、地域全体の困りごとへ。地域ケアを医者の本質に基づき追求すれば、それは、必然的にまちづくりになります。患者さんだけではなく、地域全体の課題と向き合う、それが医者が本来為すべきことではないでしょうか。
■医者の本質は「困った人を助けること」
こうした考えのもとで地域ケアを行う理由について、やまとの理事長を務める田上佑輔は、伝統的な集落のコミュニティをたとえに、地域ケアを行うことが医者としての本質であるからだと考えています。
「昔は集落に生活の知恵を持った中心人物がいて、薬草の使い方などをよく知っていたので、みんなに頼られる存在でした。『医者の本質』とはそのような人と似ていて、『困った人を助けること』にあると思っています」
集落で生活の知恵を持った人物が身近な人たちを助けるように、医者もまた、目の前にいる患者さんに向き合い、多様な困りごとを解決してくれる存在と言えます。これを行うのが在宅診療であり、やまとが使命とする地域ケアなのです。
■あなたは医者として、何を為したいですか。全国から医療人材を募集
「あなたは医者として、何を為したいですか」。やまとが、志を同じにする全国の医師のみなさまに向けて投げかけたいメッセージです。
やまとは、この問いに対する1つ答えとして、昨年末に『やまとプロジェクト』の新しいホームページを立ち上げました。この答えは、私たちが東北を拠点に医療を続けてきたからこそ、見えてきたものです。だから、医者である「あなた」に伝えたいのです。地方にはあなたが医者を志した時に見た世界があることを。
プロジェクトの一環として、やまとは想いに共感する医療人材を全国から募集します。プロジェクトを推進し、医者としての本質を一緒に追求しませんか。みなさまからのご応募をお待ちしています。
➡️やまとプロジェクトを知りたい方へ
https://project.yamatoclinic.org
➡️詳しい採用情報を知りたい方へ
https://project.yamatoclinic.org/recruit/
■地域ケアをチームで実現、多種連携の取り組みや全員参加型医療も
各診療所に、複数の常勤医師と多数の非常勤医師が在籍しています。家庭医、総合診療医、外科医、内科医、緩和ケア医、老年科医、小児科医、整形外科医、皮膚科医などさまざまな専門科の医師です。チーム制で診療を行い、同じ医師が同じ患者さんを担当するのではなく、総合診療をベースに患者さんの疾病や状態に応じて専門科の医師からコンサルを受けながら、チーム制で診療しています。
訪問は医師・看護師・診療アシスタントの3名1組で行います。診察・治療に必要な物品の準備、運転、現場でのカルテ入力は診療アシスタントが、バイタルチェック・処置の多くは看護師が行いますので、医師は診療に集中できます。移動の車中では、これから訪問する患者さんのカルテを確認しながら、看護師からの申し送りを受けます。
このほか、地域の医療・介護・福祉職の方に参加していただく「Open Medical Community(OMC勉強会)」を開催したり、周辺自治体開催の地域包括ケア会議に参加したりして、他種連携の取り組みを進めています。患者さんやご家族、地域住民の方も含めた「全員参加型医療」を目指し、医療職やコメディカルの方の独立起業も支援しています。
私たちは、「地域ケア」という最先端の領域を、この宮城・東北の地で確立する挑戦を行っています。それは、診察室で行っている医療とは全く異なる、でも、医者のあるべき姿に基づいた医療機関としての挑戦です。
私たちはここで、地域ケアの新しいあり方を研究し、地域ケアに関する最先端の実験や教育を行っていきたいと考えています。そして地域ケアからまちづくりまで、目の前の患者さんと向き合いながら挑戦していきたいと思っています。
■ライフスタイルに合わせ、働き方をデザインする循環型ライフスタイル
地方に興味を持ちながら、家族の事情や自身のキャリアへの不安などから断念する医師は少なくありません。やまとなら、移住しなくとも、都市部で暮らしながら地方で働く生活が叶います。現在、宮城で勤務する医者の多くは、東京との2拠点生活もしくは仙台から通勤しています。
■医療法人社団やまととは
https://project.yamatoclinic.org
2011年の東日本大震災をきっかけに結成された医療支援チームをベースとして、2013年4月に宮城県登米市と東京都板橋区高島平の2カ所で、それぞれ在宅医療を中心に行う診療所を開設しました。2014年12月に2つの診療所がそれぞれ法人化し、「やまと在宅診療所 登米」は「医療法人社団やまと」として事業を開始。現在は在宅診療を主体とする診療所(宮城県登米市、宮城県大崎市、宮城県栗原市、神奈川県川崎市、神奈川県横浜市の5カ所)を中心に、訪問看護ステーション、栄養ケアステーションも運営しています。
【やまと在宅診療所 登米】
Webサイト https://tome.yamatoclinic.org
Facebook https://www.facebook.com/tomeyamato/
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