2020年5月28日、SOMPO美術館が誕生します。
「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」は、現在、損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内に建築中の新たな美術館棟に移転し、「SOMPO美術館」として生まれ変わります。
「世界で最も忙しい駅」としてギネス世界記録(R)に認定された新宿駅。
世界中の人々がひしめくこの街に、ゴッホの《ひまわり》はあります。
日本初の高層階美術館として、1976年に開館。
長きにわたり多くのお客さまに親しまれた「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、「SOMPO美術館」に生まれ変わります。
やわらかな曲線の建築デザイン。一つひとつの作品とじっくり向き合える展示空問。
SOMPO美術館は新宿のアートランドマークとして、多様な芸術・文化を発信してまいります。
世界中の人々がひしめくこの街に、ゴッホの《ひまわり》はあります。
日本初の高層階美術館として、1976年に開館。
長きにわたり多くのお客さまに親しまれた「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、「SOMPO美術館」に生まれ変わります。
やわらかな曲線の建築デザイン。一つひとつの作品とじっくり向き合える展示空問。
SOMPO美術館は新宿のアートランドマークとして、多様な芸術・文化を発信してまいります。
開館記念展のおしらせ2020 年の新美術館のオープンにあわせて、収蔵品による「開館記念展I· II」を開催します。ゴッホの《ひまわり》の常設展示のほか、春と夏の2期で大幅に展示内容を入れ替え、ゴーギャンなどによるフランス近代絵画、当館にゆかりのある画家東郷青児の作品と関連資料、日本美術界の重要な画家や若手作家による作品をご紹介します。(画像は、フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》)
開館記念展Ⅰ
珠玉のコレクション一いのちの輝き・つくる喜び
会期:2020年5月28日(木)~7月5日(日)「開館記念展I」では、当館のマークが象徴する「美術がもたらす心の自由を大切にする」というコンセプトを切り口に、見る人に非日常的な感性への気づきを促す作品約70点を展示します。
美術がもたらす自由で多彩な喜びを感じていただければ幸いです。
自然を愛した日本画の大家、山口華楊
大正・昭和期に京都で活躍した山口華楊の初期の大作《葉桜》を約10年振
りに公開します。本作は四曲半双の扉風絵で、経年劣化に対処するために、
このほど扉風内部の木枠を新調し、絵画表面の古い腰を除去する洗浄作業を行いました。この修復過程をご紹介し、当館で収蔵するほか2点の華楊作品、原寸大の下絵をあわせて展示します。
(画像は、山口華楊《葉桜》)
ルノワールの保存修復作業
ルノワールの《浴女》と《帽子の娘》は、画面の表面に塗布されていた古いニスを除去する洗浄作業を行うことで、本来の明るい色彩を取り戻しました。ルノワールが画業の後半に描いた豊満な女性像に特有の、温かみのある色彩や軽やかな筆触をご鑑賞ください。(画像は、ピエール=オーギユスト・ルノワール《帽子の娘》)
開館記念展Ⅱ
秘蔵の東郷青児-多才な画家の創作活動に迫る
会期:2020年7月18日(土)~9月4日(金)
「開館記念展Ⅱ」では、当館が収蔵する「東郷青児コレクション」の中から、東郷の代表的な絵画、彫刻、版画などの作品約50点、関連作家の作品約50点、そして絵筆やイーゼル等の画材や出版印刷物、展覧会の案内状や書簡など、未公開品を含む資料約100点をご紹介します。
(上の画像は、東郷青児《婦人像》、下の画像は、東郷青児《望郷》)
「青児美人」、3年ぶりの大規模展示
優美な女性を描いた東郷の絵画群は、2017年に当館と圏内3会場を巡回した「生誕120年 東郷青児展」で展示されました。「開館記念展Ⅱ」はそれ以降初めて、当館所蔵の「青児美人」の代表作をまとめてご覧いただける貴重な機会です。ぜひご堪能ください。
絵画制作のプロセスがわかる
縦2メートルを超える東郷の油彩画の大作《リオ・デ・ジャネイロ》を、大小の下絵、実物大の下絵を転写したキャンヴァスと並べて展示します。どのような変更や修正を経て制作が進められたのか、創作の軌跡をご覧ください。
本や雑誌、印刷物の仕事
東郷が数多く手がけた本の装丁や表紙、挿絵の原画には、ユーモアのあるスケッチ風の人物などが描かれています。また、保険案内のパンフレッ卜には、幾何学的でモダンなデザインが。このような印刷物に見られる東郷の幅広い表現方法をご紹介します。
【開催概要】開館記念展Ⅰ 開館記念展Ⅱとも
料金:一般1,000円、大学生700円、高校生以下無料
主催:SOMPO美術館、読売新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜
休館日:月曜日(8/10は開館)、7/6~7/17 の展示替期間
【「SOMPO美術館」新マーク・ロゴ】
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、現在東郷青児の作品約240点を収蔵しており、このマークはその中の一点《超現実派の散歩》をモティーフにしたものです。優れた美術作品と出会ったとき、人は心が解放され、作品世界で遊ぶような感覚を覚えます。この作品の「散歩する人」はそうした心の自由を表しています。
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