加水燃料製造システムで地球環境負荷の低減に貢献
現在のA重油に水30%を加水した加水燃料でCO2を30%、NOXを50%削減します
信興エレックス株式会社(愛知県春日井市 代表:児玉 信夫)は
2020年1月1日より、小型加水燃料製造装置MEM100を使用した加水燃料製造システムを販売いたします。
2020年1月1日より、小型加水燃料製造装置MEM100を使用した加水燃料製造システムを販売いたします。
ボイラーや発電機で使用されている重油や廃油は、装置使用時の燃焼の際に、CO2やNOX、PM等の大気汚染物質を発生しますが、A重油に水30%を含有する加水燃料に変換することで、CO2を30%、NOX、PMは50%まで削減することが可能です。
従来の製造装置は大型でオーダーメイドであるため、設置スペースと導入コストの問題がありました。
そのため装置自体を小型化・既成化し、独自開発した撹拌ミキシング技術に特徴を持たせることにより、加水燃料製造性能を保ったまま、設置スペース、導入コストの問題を解決いたしました。
1時間当たりの加水燃料製造量は40リットルとなり、製造された加水燃料は、中規模工場、温浴施設の重油ボイラー及び、ビニールハウスの暖房設備や発電機の燃料としてご利用が可能です。
加水燃料製造に伴い乳化剤が必要となりますが、従来装置では配合比率2-3%のところ、MEM100では配合比率を0.7%まで下げることにより、ランニングコストの削減にも貢献致します。
本システム販売の背景には、「大気汚染問題」「地球温暖化」について、その原因となるCO2やNOX等の大気汚染物質の排出を削減するため、装置ではなく燃料側からのアプローチを考えておりました。
今回の製造システムで生産できる「加水燃料」は、「エマルジョン燃料」と同等の性質を持っておりますが、これらの燃料の創成期に、安定性が低い粗悪な燃料が広まってしまったため動作不良の確率が高く、忌避感をもつお客様も多いため、社会的に広まっていない現状となっております。
現在の加水燃料・エマルジョン燃料は、技術力の向上に伴い非常に安定性の高いものが多く、弊社のシステムで製造した加水燃料で検証した結果、約6ヶ月保存しても分離しておりません。
そのため着火不良や途中失火及び燃焼時のカロリー不足等といった動作不良を起こす可能性は非常に低くなっております。
弊社加水燃料製造システムにて加水燃料及びエマルジョン燃料の社会的貢献を目標とし、お客様には地球環境貢献・燃料コスト削減のできる安心・安全な燃料をご提案させていただきます。
信興エレックス株式会社
http://www.shinko-elex.com/
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