どうして遅れるの?何をしたら解決するの?介護施設の送迎サービス、利用者家族とスタッフに直接調査!

6割以上のスタッフが“道路事情”で遅れると回答

クオリテック株式会社

クオリテック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:藤原 誠)は、①通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方②通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフを対象に、「介護施設の送迎状況」に関する調査を実施しました。
介護サービスの中で、送迎に課題を感じている方は多いのではないでしょうか?

サービスを利用する方本人やご家族にとっては、送迎バスの時間が遅れたりすると、ソワソワして落ち着かないでしょう。
場合によっては、ご高齢の方が外へ出ようとすることもあると思います。
予定がずれることで、多忙な介護生活がより多忙になることもあるはずです。

介護施設の側にとっても、送迎時間のずれは厄介な問題となります。
時間通りに利用者が到着するのであれば、出迎えの際に車椅子などの準備を事前に済ませておき、スムーズに施設を利用してもらうことが可能です。
しかし、こうした前準備は到着時間がずれると難しくなり、利用者が到着してから準備を始めることになります。

こうした悩みを解決するためには、どうすれば良いのでしょう。
そのあたりを探るためには、まず送迎される側とする側の双方が、どのように考えているかを明らかにする必要がありそうです。

そこで今回、動態管理(位置情報管理)システム『iHere(アイヒア)』http://trasco.jp/iHere/wp/)を運営するクオリテック株式会社は、①通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方②通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフを対象に、「介護施設の送迎状況」に関する調査を実施しました。
 
  • 4割以上の方が介護送迎の遅延を経験!最多の待ち時間は10分以上20分未満!
はじめに、デイケア・デイサービスといった通所介護施設に家族が通っている方に、介護送迎について色々と伺っていきたいと思います。

まずは、送迎そのものを利用しているかどうかについてお聞きしました。

「施設利用の際、自家用車ではなく送迎を利用することはありますか?」と質問したところ、8割以上の方が『ある(83.1%)』と回答しました。

4分の3さえ大幅に超えて、大半の方が送迎を利用していることがわかる結果となっています。
これだけ沢山の方が利用しているとなると、送迎する側も沢山の方の家へ出向くことになりますね。
遅延などが起こる様も、目に浮かびます。

そこで、遅延の経験についても家族の方には伺ってみました。

「介護送迎が遅れることはありますか?」と質問したところ、4割以上の方が『頻繁にある(3.3%)』『たまにある(41.2%)』と回答しました。

『頻繁にある』はさすがに一桁台にとどまったものの、『たまにある』は40%を超えています。
やはり実際に遅延はかなり発生していると言えるでしょう。

発生する遅延がどれくらいの時間なのかも気になるところです。
家族の方には、経験した遅延時間の長さについても伺おうと思います。

「これまで最大でどのくらい遅れたことがありましたか?」と質問したところ、『10分以上20分未満(47.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『20分以上30分未満(21.3%)』『10分未満(21.3%)』が同率で続きました。

半数近くの方が15分前後の遅延を経験しており、2割以上の方は25分前後待たされた経験があることが明らかになりました。
いずれも、他のことをするには微妙に短い時間です。そして、何かするわけにもいかず待つしかできないのとうのは、なかなかに時間の無駄と言えます。
積もり積もると、かなりの時間を無駄にすることにもなりそうですね。
15分~25分前後待たされる経験というのは、なかなかに辛いものであることが想像できます。
 
  • 送迎車が遅れた場合、連絡は来た?来てない?
先程の調査では、通所介護施設に家族が通うかなりの方が送迎の遅延を経験していることがわかりました。
ここからは、遅延に対する施設側の対応についても伺っていこうと思います。

たとえば、遅延が発生した際にその旨の連絡が施設側から行われたのでしょうか。

そこで、「送迎車が遅れた際に、連絡はありましたか?」と質問したところ、6割以上の方が『はい(62.2%)』と回答しました。

かなりの数の施設が、遅延に関する連絡をしっかり行っていることが明らかになりました。
6割というのは、確かに「多い」とは断言できない比率かもしれませんが、遅延で困る家族のことを考えてくれる施設は少なくないことが、この結果からは伝わってきます。

とはいえ、「1分程度の遅延でも事細かに連絡をくれる」というのも、それはそれで困りものです。
家族にとっては連絡の対応が増えますし、施設にとっても仕事が増えます。
連絡が必要と思う遅延時間についても、家族の方にお聞きしました。

「送迎車が遅れる場合、どのくらい遅れるなら連絡がほしいと思いますか?」と質問したところ、『10分以上20分未満(39.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『5分以上10分未満(33.1%)』と続きました。

先程お聞きした「経験した遅延時間の長さ」と同じ15分前後という回答が、最多となっています。
一方で、さらに短い7分前後という回答もかなりの数が集まりました。
10分前後の遅延が予測される場合は、施設側はご家族に連絡すべきと言えるかもしれません。
 
  • 利用者側は、送迎に位置がわかるようなシステムを求めている!
ここまでの調査で、通所介護施設に家族が通う方の多くが送迎を利用し、その送迎の遅延を経験していることがわかりました。
また、到着が10分前後遅れる場合は連絡がほしいと思っていることも見えてきたと思います。

では、家族の方が遅延連絡を求める理由とは何なのでしょうか。
送迎車の到着時間がわからないと、どのようなことが困るのかも気になるところです。

そこで、「送迎車が来る時刻が読めないと、困ることは何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の用事が行いづらくなる(63.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『準備の時間が増える(33.3%)』と続きました。

いつ来るかわからない送迎者を待つために、他の用事を行うのが難しいという回答が、最多となっています。
待つ時間が増える分、準備の時間が増えるのもまた、家族にとっては負担になっているようです。

こうした悩みを解消する手段としては、車両の位置などがわかるサービスが既に存在しています。
これらのサービスを利用し、送迎車の場所がわかり時間が読めるようになるとメリットがあるのかどうかも、皆さんにはお聞きしました。

「送迎車両の位置がわかったり、位置通知があれば、どんなメリットがあると思いますか?」と質問したところ、『予定を組みやすくなる(37.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『スケジュール調整が楽になる(21.1%)』と続きました。

確かに、到着する時間を予測することができたら、予定やスケジュールの調整は大幅に楽になります。
「とにかく早く着く」という送迎も当然ありがたいでしょうが、家族にとっては時間の都合がつけやすいサービスもまた歓迎できるものかもしれませんね。
 
  • 送迎スタッフ側が考える遅延の原因は、道路事情が最多!
先程のまでの調査では、通所介護施設に家族が通う方に対して送迎に関する意見を伺ってきました。
ここからは、その送迎を実際に行う方、つまり通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフの方々がお持ちのお考えについても伺っていこうと思います。

まずは、送迎者の遅延が生じる原因について率直にお聞きしました。

「介護の送迎が遅れる原因は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『交通渋滞などの道路事情(62.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『乗降時における利用者への対応(54.4%)』と続きました。

車に関するサービスでは回避不能とも言える『交通渋滞』という回答が、最多となりました。
しかし、その『交通渋滞』に迫る比率で『乗降時における利用者への対応』という答えも集まっています。
介護を必要とされる方の乗降ですから、スムーズに進まない場合も少なくないでしょう。
スタッフと家族の方の大変さが、回答からも伝わってきます。

スムーズな乗降を行うには、スタッフ側の配慮に加えて家族の準備もまた有効であると思われます。
そこで、送迎を待つ間に利用者側にしておいてほしいことを、送迎スタッフの皆さんに具体的な形でお聞きしました。

■送迎の待ち時間にこれをしてくれると助かります!
・外に出て待つことができれば待っていてほしい(20代/女性/新潟県)
・すぐ出かけられるように、段取りをきちんと済ませてほしい(30代/男性/北海道)
・お手洗いは事前に済ませてほしい(30代/男性/京都府)
・着替え等して出られる準備をしておいてほしい(40代/女性/岐阜県)
・持ち物、トイレ準備を済ませておいてほしい(50代/男性/埼玉県)
・すぐに車に乗れるようにしてほしい (50代/女性/愛媛県)

「準備を全て済ませておいてほしい」といった意見が多く集まりました。
中でも、「トイレを済ませておいてほしい」という意見は特に目立っています。
スタッフの方は日頃からこうした事態に直面していることが、伝わる結果と言えるかもしれません。

こうした準備も、送迎車の位置がわかれば行いやすくなる可能性があります。
皆さんには最後に、車両位置がわかるサービスに関する考えについても伺いました。

「送迎車の位置が利用者(介護者)にわかれば、業務の負担が減ると思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『思う(83.6%)』と回答しました。

80%を超えて大半の方が、車の位置がわかることは業務にとって有効であると答えています。
先程の利用者家族への調査結果とも照らし合わせると、車両位置がわかるサービスは送迎をする方にもされる方にも有益なものと言えそうです。
 
  • 【まとめ】送迎される側とする側、双方の課題を解決するシステムが必要!
今回の調査で、通所介護施設に家族が通っている方の大半が介護送迎を利用し、その多くが遅延を経験してることが判明しました。

また、10分前後遅延する場合は連絡を求めており、送迎車両の位置がわかると準備や用事を行いやすいと考えていることがわかったと思います。

さらに、実際に送迎を行う側である送迎スタッフの方も家族側の事前準備を望んでおり、送迎車両の位置情報が業務削減につながる可能性にも期待していることが明らかになりました。

介護送迎は、交通渋滞や乗降時対応によって遅延が発生しやすいサービスと言えるでしょう。
また、待ち時間そのものが家族にとっては負担になることも、先程の調査結果で明らかになった通りです。
こうした家族の負担を減らし、またスタッフ側に必要以上の負担を強いないためには、
双方が効果を期待する車両位置サービスが有効となるかもしれません。
 
  • 位置情報管理サービスなら「i Here」

今回、「介護施設の送迎状況」に関する調査を実施したクオリテック株式会社が運営する『i Here』http://trasco.jp/iHere/wp/)は、送迎される側とする側、双方の課題を解決するスマートフォンを利用した位置情報管理クラウドサービスです。

【位置情報管理システムとは】
タクシーやバスなどの交通機関や、配送トラックなどで使用されている車両の位置をGPSで把握するシステム、それが位置情報管理システムです。
本システムを導入することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

■会社・企業のメリット
1.業務の効率化
社外で使用されている、営業車や商用車などの社用車の動きを管理することで、どのように活動しているのか、どのコースを使って回っているのかなどを、リアルタイムに把握することができます。
そうすることで、今まで見えていなかった効率の悪いポイントを修正し、より効率的な動きへと変えていくことができます。
また、社外で作業中のスタッフの位置を把握しておくことで、急なクライアントからの要請に対しても迅速に対応ができるようになります。

2.コストの削減と意識改革
ガソリン代などの社用車の運行コストは、業務の効率化を図ることで削減することが可能です。
より良い運行コースの選択はもちろん、常に動態管理されているという状態は、社用車を使用するスタッフの意識の改革にもつながります。
また、出先での事故など何かトラブルが起きた場合にも、すぐにフォローすることができるので、遅延などのリスクを解消することも可能です。

■個人・利用者のメリット
1.計画的に行動できる
送迎バスなどのバスは、道路状況などによって遅延が起きやすく、いつどこにいるのかを利用者が把握することが難しいです。
しかし、本システムを導入しているバスであれば、スマートフォンなどの携帯デバイスからアプリやサイトを使用して位置を把握することが可能になります。
そのため、計画的に行動することができるのです。

2.安心感を得られる
荷物の配送トラックへ、本システムを導入している配送会社を選べば、自分の荷物が今どこにあるのかを把握することができます。
また、エリアごとに反応をくれるシステムであれば、どのエリアに配送中かなども分かるため、安心して家で待つことができるのです。

■i Here:http://trasco.jp/iHere/wp/
■お問い合わせURL:http://trasco.jp/iHere/wp/inquiry

調査概要:「介護施設の送迎状況」に関する調査
【調査期間】2021年11月2日(火)~2021年11日5日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】①通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方:508人
      ②通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフ:506人
【調査対象】①通所介護施設(デイケア・デイサービス)に家族が通っている方
      ②通所介護施設(デイケア・デイサービス)の送迎スタッフ
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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会社概要

クオリテック株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都台東区三筋1-13-5 ナカヤマビル2F
電話番号
03-5846-9296
代表者名
藤原 誠
上場
未上場
資本金
1305万円
設立
1990年03月