四国大学「瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール」創設
徳島県の文芸文化を代表する瀬戸内寂聴先生の文学的営為の顕彰、新たな文化の担い手となる若者の才能の開花をめざして
徳島が輩出した著名な作家の一人である瀬戸内寂聴は、『夏の終わり』『花に問え』『場所』などの多くの作品を執筆しました。2004年から10年間、徳島県立文学書道館の館長を務めるなど、古里・徳島の文化振興にも足跡を残され、出家者としては、忘己利他の精神で人々の悲しみに寄り添い、法話を続け、平和活動に力を尽くされました。
この度、文芸人材の発掘育成に取り組む四国大学では、瀬戸内寂聴氏が2021年11月に逝去されたことをうけ、瀬戸内寂聴氏の文学的功績を後世に伝えるとともに、若い世代の文学的才能の開花を促すことを目的とした、「瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール」を創設しました。
本コンクールは、2021年度の開催をもって終了した、本学主催「青春川柳コンクール」の理念を一部引き継ぎ、青春真っ只中の高校生が、自身の体験、意見、想い等を自由に随筆していただくコンクールとなっております。
■コンクール名
四国大学 第1回 瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール
■募集期間
2022年7月1日(金)~9月10日(土)【消印有効】
■応募規定
〇自身の体験、意見、想い等を、個人のエッセイ作品として、自由に執筆してください。
〇エッセイ作品は400字詰め原稿用紙換算5枚以内(タイトル含む)で執筆してください(A4用紙に縦書きで印字するか、市販の原稿用紙で応募してください)。
〇『四国大学 第1回 瀬戸内寂聴青春エッセイコンクールパンフレット』の「応募用紙」を印刷し、原稿の一番上に添付してください。
■審査
応募作は予備審査を経て、最終選考に残った作品について四国大学にて各賞を決定します。
■最終選考委員
阿部 曜子(四国大学文学部長)
佐々木 義登(四国大学文学部日本文学科教授)
舘 健一(四国大学文学部日本文学科講師)
■各賞
大賞1点、優秀賞3点、奨励賞6点
- 各賞の受賞者には、四国大学分野別入試(芸術・メディア・ダンス分野)【文学部日本文学科】B区分の受験資格が与えられます。本入試を受験して入学されますと、毎年40万円の芸術・メディア・ダンス分野特別奨学金(返還義務なし)が4年間給付されます。
- 大賞については、受賞者の言葉と受賞作品を徳島文学協会発行の文芸雑誌「徳島文學」に掲載します。
■審査結果
2022年11月中旬までに受賞者へ通知します。四国大学ホームページにて最終選考結果を公開します。
■【送付先】
〒771-1192 徳島県徳島市応神町古川
四国大学 文学部 日本文学科 「瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール」 係
■ホームページについて
https://www.shikoku-u.ac.jp/S-essay/01/
■『四国大学 第1回 瀬戸内寂聴青春エッセイコンクールパンフレット』について
https://www.shikoku-u.ac.jp/docs/jyakucho0101.pdf
【応募に関する問合せ先】
〒771-1192 徳島市応神町古川123-1
担当:四国大学 文学部日本文学科 教授 佐々木 義登
E-mail:y-sasaki@shikoku-u.ac.jp
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