電脳交通が既存株主から2.2億円を新たに調達 同時に「地域交通アライアンス」を発足
また、今後地域交通の課題解決を目指す自治体・企業との新たな連携の形として「地域交通アライアンス」を新たに発足し、地域交通の課題解決に向けた協業やソリューション提供の取り組みを再整理しさらに加速させていくことを、ここにお知らせいたします。
- 資金調達の目的
今回の調達は、営業拠点の拡大、カスタマーサクセス体制の構築、パートナー企業開拓 、その実行を担う社員採用強化を主な取り組みとして、顧客基盤の更なる拡大を目的としております。
- 「地域交通アライアンス」発足の背景
地方を中心に少子高齢化が進み公共交通の縮小傾向が続いている中、交通空白地帯は拡大の一途を辿っており、住民の移動を担う「足」の維持・確保が喫緊の課題となってお ります。
現在多くの地域において「地域住民の生活の足」、「地域外から訪れる観光客の足」の確保など、様々な地域の移動に関する課題解決のため、デマンド交通や自家用有償旅客運送等様々な運行形態の検討が進んでいる中、自治体および関連する企業との連携を密に図り地域交通の課題解決を加速すべく既存事業とは区別した上で経営資源を投下し「 地域交通アライアンス」を発足するに至りました。
- 「地域交通アライアンス」とは
地域交通アライアンスとして以下3つの取り組みを推進していきます。
1.電脳交通が持つ既存配車システム機能を地域交通の課題解決に向けカスタマイズ、
また、必要に応じて新規開発し、ソリューションとしてパッケージングの上で提供
2.自治体および運行事業者に対するヒアリングやPoC実施/本格運用に向けた具体的な
施策実行の伴走支援
3.自治体や運行事業者といった運用側のプレイヤーと、そのためのソリューションを
持つ企業サイドの双方の開拓、マッチングやコーディネートの実施
- 今後の予定
NTTドコモとは今春を目処に新たに2つの地域にて公共タクシーの実証運行を予定しており、運行に必要な新機能の開発を進めております。 JR西日本とはJR西日本が実現したいMaaSのありたい姿において、観光面(観光型MaaS)では観光地でのアプリを通じた鉄道とタクシーのワンストップの移動サービスの提供、地方交通面(地方(ルーラル)型MaaS)では住みたい街でいつまでも住み続けられるサービスの提供をともに開発し、進めていきます。
また、全国様々な地域の移動に関する様々な課題解決のため、上記2社に限らず今後地域交通の課題解決ソリューションを持つ他企業との連携・協業も積極的に進めてまいりま す。
今後の電脳交通の取り組みにご期待ください。
- 株式会社電脳交通の概要
会社名 :株式会社電脳交通(英語表記:Dennokotsu Inc.)
所在地 :徳島県徳島市幸町3丁目101リーガルアクシスビル4F
設 立 :2015年12月
代表者 :近藤 洋祐
従業員 :77名(2019年12月末)
資本金 :1億9000万円(資本準備金含む。2018年9月現在)
主要株主:NTTドコモ・ベンチャーズ、JR西日本イノベーションズ、JapanTaxi、BBT(敬称略、順不同)
【受賞歴】
2016年5月 経済産業省「はばたく中小企業300」経済産業大臣賞
2016年10月 徳島チャレンジメッセ2016 ニュービジネス大賞グランプリ
2016年11月 とくしま創生アワード2016 グランプリ
2017年 3月 平成28年度起業家万博 協賛企業特別賞 『AWS賞』
2018年 3月 四国アライアンス ビジネスプランコンテスト最優秀賞
2018年11月 TechCrunch Tokyo 2018 スタートアップバトル ファイナリスト
2018年12月 TRAN/SUM PITCHRUNコンテスト協賛企業特別賞『PwC特別賞』
- 創業者について
近藤 洋祐(こんどう ようすけ)
代表取締役社長 CEO兼Founder
【経歴】
1985年 徳島市生まれ
2003年 徳島県立城ノ内高校 卒業
2007年 米・インディアンヒルズコミュニティ カレッジ 卒業
2009年 吉野川タクシー有限会社 入社
2012年 同社代表取締役に就任
債務超過寸前の状態からV字回復を実現
2015年 電脳交通を創業 代表取締役CEOに就任
2019年 徳島大学 客員教授に就任
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