村上財団の新型コロナウイルス感染拡大における取り組み

新たなマッチング寄付枠3億円の設定等

村上財団は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、これまでの支援に加え、新たに様々なプロジェクトへの3億円のマッチング寄付など行うことを決定いたしましたのでお知らせ申し上げます。
村上財団の新型コロナウルス感染拡大における取り組み

村上財団は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(以下、「PWJ」といいます。)を支援し、3,000万円のマッチング寄付を通じて、医療機関や福祉関連施設などに対して多くの医療物資を届けました。その後、多くの方からさらなる支援の要請を受け、このたび、村上財団として、新たに様々なプロジェクトへの3億円のマッチング寄付など行うことを決定いたしましたのでお知らせ申し上げます。
マッチング寄付…支援団体が寄付を募り、寄せられた金額と同額を村上財団からも団体に寄付をすること。誰かの寄付が、団体には倍の金額となって届く仕組みです。

これまでに行った支援(2020年4月28日現在)
Yahoo!募金におけるPWJに対するマッチング寄付(上限5,000万円)
現場での資金ニーズに合わせて、実際に寄付が集まるよりも前に、3,000万円の寄付を実施し、以下のプロジェクトを実行いたしました。(【寄付が2倍】新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動 https://donation.yahoo.co.jp/detail/925039
  1. PWJで購入したサージカルマスクの配布先の募集
    迅速な支援の実現のため、村上財団からサージカルマスク支援の募集を行い、20万枚を医療従事者、福祉関連施設などへ届け、「これで業務により邁進できます」などと配布先に大変喜んでいただきました。
  2. 東京大学医学部附属病院への「抗体検査器と測定試薬」の寄贈
    東京大学先端科学研究センターおよび東大病院より依頼を受け、欧米で実施が開始されている抗体検査をより正確に実施するための機器と試薬(1,000万円)の支援を行いました。「安全性を示す定量的な判断基準」を確立することは、医療従事者や外出制限のなかで働く人にとって非常に重要であります。抗体検査のデータ分析による研究が進み、抗体検査の実施による行動制限の緩和が可能となれば、世界が今後も新型コロナウイルスと向き合っていく中で、大きな助けになると信じています。

現在検討・準備している支援(2020年4月28日現在)
  1. 村上財団による3億円のマッチング寄付と対象プロジェクトの募集
    より多くの団体を通じて、必要なところに必要とされる支援を届けるために、現在、CAMPFIRE、READYFOR、Yahoo!ネット募金と協議をしており、頑張る団体などがクラウドファンディングを通じて集めた寄付に、3億円を上限に村上財団からのマッチング寄付を行っていきます。マッチング寄付の対象となるプロジェクトは、村上財団にて募集を行います(応募はこちらから:https://pro.form-mailer.jp/fms/a291af51194922)。第1弾として、本日より、生活困窮者を支援する特定非営利活動法人抱樸(以下「抱樸」といいます。)が行う寄付キャンペーンにおいて、3,000万円のマッチング寄付を開始します(寄付が2倍:コロナ緊急|家や仕事を失う人をひとりにしない支援:https://readyfor.jp/projects/covid19-houboku)。抱樸に対しては、これまでにも3,000万円の支援を行っておりますが、新型コロナウイルスの感染拡大による景気の悪化により、今後、これまでの生活が維持できない方や住居まで失ってしまう方がもっと増えることが予測されています。そうしたときに、生活困窮者の方々へ、暖かなサポートが迅速に提供されるよう、セーフティーネットの拡充は急務だと考えております。困窮者の方々を受け入れる社会を創るためにも、一人でも多くの方に、困窮者の方々の現状を「知っていただく」ために、マッチング寄付を通じた支援を行います。当財団創設者である村上世彰は、1年程前、抱樸を運営する奥田牧師と出会い、生活困窮者に対して物質的な支援にとどまらず、「人との絆」そして「心のよりどころ」を創るという、目に見えない支援に、奥田牧師が昼夜を問わずご尽力されていらっしゃることに大きな感銘を受けました。当財団は今般、この「抱樸モデル」を全国に広めるため、今回のマッチング寄付を決定いたしました。村上財団が「マッチング寄付」にこだわる理由は、「一人でも多くの人に支援の必要性を知ってもらうこと」が、社会的課題の解決に最も重要であると考えるからです。多くの団体が、今回の新型コロナウイルス禍における緊急プロジェクトの実施だけでなく、自らが集めた寄付が倍になって届く機会を利用し、一人でも多くの人に支援活動を知ってもらい、継続的に応援してくれるサポーターを集めることができるよう、願っています。
  2. 一般財団法人創発プラットフォームによる「新型コロナウルス対抗するコミュニティ等支援プロジェクト(マザー募金)」の創設と医療相談・心理ケア・法律相談の支援(相談者の費用負担のない相談の実現

    当財団創設者の村上世彰が評議員を務める一般財団法人創発プラットフォームにて、国や自治体だけに頼らず自立して活動しようとする地域コミュニティの活動等を支援する「マザー募金」の設立を準備しており、村上財団は3,000万円の支援を行います。この枠組みの中で、医療相談・心理ケア・法律相談の3分野において、新型コロナウイルスに関連して相談が必要となった方々が、費用負担なしにオンラインや電話による相談ができる仕組みを創ります(医療相談:個別医療機関、心理ケア:株式会社cotree、法律相談:あつみ法律事務所、中島・宮本・溝口法律事務所等の有志)。新型コロナウイルスの感染拡大によって困窮した状態に追い込まれた方々は、金銭的にも心理的にも、自らアクションを起こし、専門家に相談することが非常に難しくなっていると思われます。ですが、放置しておく期間が長いほど、深刻な事態へと陥ります。「もっと早くに何かしておけばよかった」と思う人を少しでも減らすための取り組みです。また、この「マザー募金」は、受け取った寄付を、自らも活動資金を集めようとしている地域の商店街・飲食店等が行う新型コロナウイルス対策自主プロジェクトや、医療支援、スポーツ支援、文化・芸能支援などの枠組みで登録されたプロジェクトそれぞれに対して、自ら集めた寄付金に応じて按分していく予定です。

現在のような状況において、もっとも重要なのは、善意が、次の善意へとつながり、善意と共に物資や資金が必要なところに流れていくこと、そして、こうした動きが途切れることなく続いていくことだと思っています。皆様の善意が止まることの無い大きな流れとなり、新型コロナウイルスの感染が終息した後の世界が、よりよいものになっていることを、心から願います。

2020年4月28日                    
一般財団法人村上財団 創設者 村上世彰
代表理事 村上絢
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