世界を変える女性を支援するフィッシュ・ファミリー財団、ジャパンオフィスをCIC Tokyoへ移し、さらなるエコシステム拡大へ
フィッシュ・ファミリー財団ジャパンオフィスは、2020年10月1日にオープンしたCIC Tokyo(虎ノ門ヒルズビジネスタワー15、16階)に入居し、日本のみならずアジア、太平洋地域、北米へとネットワークを拡大していきます。
フィッシュ・ファミリー財団(本部: 米国ボストン、創設者:厚子・東光・フィッシュ、ラリー・フィッシュ)は、「JWLI Ecosystem」として「JWLI」「CCJA(チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞)」「Bootcamp」の三つのプログラムを実施し、女性リーダーの育成・支援活動を2006年から行っています。3つのプログラムの卒業生は計100名を超えています。
さらなる活動の充実と拡大のため、フィッシュ・ファミリー財団ジャパンオフィスは2020年10月1日にオープンするCIC Tokyoに入居します。日本最大級のスタートアップの集積地であるCIC Tokyoは、虎ノ門ヒルズビジネスタワーの15階と16階(合計約6,000平米)にオープンし、同時に、CIC Japan合同会社の姉妹団体である一般社団法人ベンチャー・カフェ東京(以下「Venture Café Tokyo」)がCIC Tokyoに活動の拠点を移します。JWLI Ecosystemは2020年3月から毎月1回Venture Café Tokyoと共催でスピーカーイベントを開催しており、これまでの参加者はのべ800名を超えています。
CICとフィッシュファミリー財団、そしてJWLIプログラムは、ともに米国マサチューセッツ州で生まれました。CIC創始者のTim Rowe(ティム・ロウ)は、JWLIボストン研修中に講師として何度も登壇し、CIC Cambridge/Bostonにてフェロー(参加者)がプログラムの成果を発表するなど、これまでも連携してきました。また、Venture Café Tokyoの代表理事である山川恭弘氏は、2017年よりJWLIとBootcampプログラムのエグゼクティブコーチとしてプログラムに深く関わっています。
また、フィッシュファミリー財団は、CIC Tokyoを拠点にアジアやハワイへのネットワークの拡大、それによるグローバルな展開を視野に入れています。今年から、フィッシュ・ファミリー財団ジャパンオフィスおよびJWLI創設者である厚子・東光・フィッシュは、Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)とビル&メリンダ・ゲイツ財団が運営するAsian Gender Networkに参加いたしました。アジアの女性フィランソロピストや起業家と共に、Asian Gender Networkは、アジアの女性慈善家や起業家の力を結集し、アジアの女性と女児の生活向上のために、資金、知的、人的資本を動員しています。
さらに、1960年代に米国議会により創設されたEast-West Centerとのパートナーシップをさらに強化していきます。East-West Centerは、アメリカ、アジア、太平洋地域の人々と国々の間により良い関係を築くためにハワイに拠点を置くNPOです。2022年にはハワイにて大規模なサミットを計画しており、さらに日本の社会起業家をアジア、太平洋地域、アメリカへとつないでいきます。
今後の支援活動に関しては、下記URLにて随時情報を更新しております。
JWLIウェブサイトURL: http://jwli.org/
JWLIフェイスブックページ:https://www.facebook.com/jwliboston/
【移転日】
2020年10月1日
【新住所】
〒105-6415
東京都港区虎ノ門1丁目17番1号
虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15F
フィッシュ・ファミリー財団ジャパンオフィス
【フィッシュ・ファミリー財団(The Fish Family Foundation)について】
フィッシュ・ファミリー財団は、慈善事業を目的に1999年に米国マサチューセッツ州ボストン市でラリー・フィッシュ、厚子・東光・フィッシュ夫妻によって設立されました。主に多文化の理解と交流の促進に注力し、地域の活性化と次世代 の人材育成を行ってきました。その他、ボストン近郊の低所得者 層や移民のための活動も支援しているほか、震災復興支援など日本を対象にした様々な活動を行っています。厚子・東光・フィッシュは、2012年、その日米間の相互理解の促進への貢献により外務大臣表彰を受けました。
【各プログラムのご紹介】
日本各地より選ばれた、活躍が期待される女性リーダーたちを、さらに行動力のあるリーダーへと育成します。ボストンで行われる4週間のリーダーシップ研修を通じて、フェローたちはリーダーとなる自信、マネージメントに必要なスキルと知識を身につけ、社会変革をもたらす具体的なプランを構築します。ボストンではNPOや社会的起業家、インキュベーターを視察訪問し、組織運営のノウハウやファンドレイジングの手法、リーダーシップなどを学びます。また、バブソン大学にて女性リーダーを養成する社会人向けの研修にも参加します。さらに、バブソン大学教授によるコーチングのもと、自身が目指す社会変革のアクションプランを立案、および発表します。帰国後はメンターの伴走のもと、そのプランを2年で実現していきます。
様々な社会問題や地域社会の課題に対して勇気を持って自ら行動し、地道に活動を続け、課題解決に貢献している女性たちに贈られる賞です。毎年12月に行われる授賞式では、大賞の発表および100万円の贈呈が行われます。2019年は、約130通の他薦による応募があり、日本各地で活動する21才から94才の候補者の推薦がありました。
社会を先取りし、地域の声を代表する政策提言者としてより良い未来社会を創造するリーダーを育成するプログラムです。2006年から続くJWLIの4週間にわたるボストンでのプログラムを、3日間の合宿型研修に凝縮し、JWLIのエッセンスを日本語で提供します。2019年は、愛知県名古屋市と宮城県石巻市2カ所で行われ、18名の地方で活躍するリーダーたちが参加しました。
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