「買う」から「つくる」へ。エシカルコスメで地球と共に美しく。グリーンスクール・バリ卒業生発 Shiina Cosmetics Workshop
9月2日、口紅のキットをバージョンアップしてローンチ!
代表・露木志奈は「消費者の選択が地球を変える」と考え、近年支持の上昇するエシカルコスメ業界で従来「買う」ものだった化粧品を「つくる」ものへと変えるきっかけを提供する口紅作り等のワークショップを続けてきました。
コスメの裏の、見えない生産過程
資本主義社会のもと、持続可能ではない生産と消費もまた続けられています。
コスメ業界だけでなく、多くの産業が環境へ大きな影響を与えています。
まずは、値段の安さと強度などの理由で化粧品の容器に多く使われるプラスチックです。世界の化粧品業界では、年間1200億個の包装が製造されていると言われ、その多くがプラスチックでできています。しかし、世の中の9割以上のプラスチックはリサイクルされていません。そのうちの3割は、海や埋立地などの自然界に流れています。
さらに、化粧品の材料に使われるパーム油(ヤシ油)も、栽培方法によって環境を脅かす危険をはらんでいます。化粧品、およびスキンケア製品の約7割にヤシ油が材料の一つとして使われていると言われており、多くのヤシ油は栽培のために熱帯雨林が伐採され、砂漠化や動物絶滅、自然災害に影響を与えています。
他にも化粧品には、原材料として使われる雲母(マイカ)は、採取される際に児童労働が関与しているものもあり、口紅の多くに使われている鉛(なまり)は、乳がんの危険性が高くなると言われています。また、安全を確かめるための動物実験など、見ようと思わなければ見えない、商品のストーリーがあります。
自分の健康から、地球の健康へ
「女性は一生のうちに、最低でも平均7本の口紅を食べている」と言われています(*量には個人差があります)。口紅一本に目を向けるだけで材料や製造過程を知るきっかけになり、自分と地球の健康を守ることが出来ます。
「Shiina Cosmetics Workshop」がスタートしたきっかけは4年前、代表 露木志奈の過去に遡ります。日本のナチュラル化粧品で妹の肌が荒れてしまったことで、口紅などを妹のために自分で作り始め、ワークショップという形で届ける活動をスタートさせました。
「活動を始めた当初は、妹が信頼できるものをとにかく作っていたが、次第に肌荒れに悩んでいる人は、妹だけではないということに気づき、活動を広めていこうと思った。」と振り返ります。
「自分で口紅を作ることは、ただ楽しいだけでなく、自分がつけるものに何が使われているのか、どのような過程で作られているのかについても知ることができます。特に口は、ものが直接的に入り、身体への影響が大きいので目を向けて欲しいと思いました。毎日の少しの選択が、身体も地球も変えていくのです。」
Shiinaブランドのこだわり
オンラインワークショップで使用する材料は、全て自然由来のものを使用し、肌が荒れやすい方にも安心して使っていただけるようパッチテストを推奨しています。材料一つひとつの原産国も明確にし、口紅容器・器具にもプラスチックを極力使用せず衛生面+安全性+透明性を大切にしています。
また、キットだけでなく「環境とコスメのつながり」についての動画、初めての方にもわかりやすい「How-To」・「道具の洗い方」の動画なども一緒に提供しています。これから自分で口紅を作り続けていただけるように、レシピや材料購入場所もご紹介しています。
これまでのワークショップ実績
今まではワークショップをオフラインでお届けしてきましたが、新型コロナウイルスの影響により2020年3月からオンラインで全てが完結するようにコスメキットを参加者のご自宅へ送付する形をとっています。
開催回数:約40回
人数:約500人
対象:一般(日本全国各地、インドネシアバリ島)、団体(Little Life Labなど)、企業(J.P. Morgan社など)
年代:10代〜60代女性、男性
<お客様の感想(抜粋)>
こんなに私たちの毎日の生活 (化粧品) が環境に影響してるとは思っていなかった。同じ世代の子が未来のために活動をしていて自分も『選択』から始めていきたいと思った。(10代女性)
オンラインで口紅の作り方が学べて今後はずっと自分で作れるようになるとは、とても驚いた。安心して使っていけるものなので、兄弟や母にも作ってプレゼントしたい。(20代女性)
口紅を色なしで作れるので男性でも楽しく時間を過ごせた。そして環境問題の全体図が見えて、説明がとても分かり易かった。(30代男性)
2回目の参加になりますが、改めて『選ぶ』ということの大切さが理解できた。すでに持っている口紅の容器を再利用できるのはとても素敵だと思いました。自分の生活にもこのような考えを取り入れていきたい。(40代女性)
代表コメント・プロフィール
「今日の選択が明日をつくる」
生産・消費後の過程に関わる人・動物。その選択は、誰かをハッピーにしているのか、それとも誰かの命を犠牲にしているのか。綺麗な化粧品がお店に並んでいると気づきづらいストーリーに目を向けていきたいと思いました。小さな行動は、カイロのようにじわじわと周りを温めて、大きな変化を生み出します。消費者の選択は、誰もが持っている偉大な力です。
「Beauty Comes With Earth -地球と共に美しく」が、Shiinaブランドのテーマです。
2001年横浜生まれ、中華街育ち。15才まで日本の公立学校に通い、高校3年間を「世界一エコな学校」と言われるインドネシアの「Green School Bali」で過ごし、2019年6月に卒業。2018年にCOP24(気候変動枠組条約締約国会議) in Poland、2019年にCOP25 in Spainに参加。2019年9月、慶應義塾大学環境情報学部に入学。
<メディア実績>
「NHK ニュースウオッチ9」「月刊 ビジネスアイ」「地球環境とエネルギー」『Seventeen』『週刊女性』など
Shiinaコスメの応援者
SNSで積極的に発信をするShiinaブランドは、10代~30代を中心としたデジタルネイティブ世代から幅広く支持を受けています。今後、代表 露木志奈と応援者でのインスタライブを実施いたします。
最新情報はインスタグラムの公式アカウント:@shiina.co からご確認ください。
左から、DJ / MC / FITVIBES FOUNDER 上野智子さん @tomokoueno
エシカルファッションプランナー 鎌田亜里紗さん @arisa_kamada
ビーガンモデル みゆさん @meyou_mae
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●公式サイト(ワークショップ詳細など)
https://www.shiina.co/
※9/2(水)午前9時~ サイトリニューアルと新規申し込み受付を開始いたします。
【ワークショップ詳細に関するお問い合わせ】
shiinamakeupworkshop@gmail.com
【本件に関するお問い合わせ】pr@apsp.or.jp
(一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 内 PR窓口)
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