衰退するタクシー業界のDX/新規事業開発支援を行い、新たな輸送機会の創出と地域交通の維持を目指す「一般社団法人X Taxi」設立のご案内
衰退するタクシー業界のDX/新規事業開発支援を行い、新たな輸送機会の創出と地域交通の維持を目指す「一般社団法人X Taxi」設立のご案内
高齢化や人材不足、利用者減などに加え、新型コロナウイルスの影響により衰退が加速するタクシー業界において、自治体や企業との連携によるモビリティサービスの企画開発を行い、タクシー業界がより発展し公益性の高いサービスを提供できるように進化することを目的とし、一般社団法人X Taxi(クロスタクシー、本社:東京都新宿区、代表理事 近藤洋祐、以下X Taxi)を設立いたしました。
【設立の背景】
タクシー業界はこれまで年間17億人分の輸送人員(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー・連合会による調査、以下全タク連)を公共交通インフラの一部として担ってまいりました。
配車アプリの発展やキャッシュレス化の普及など、タクシー業界のDXは順調に進んでおりますが、一方で人材不足や高齢化の問題、自家用車の普及による利用者の減少が進み、過去30年間で市場が43%まで減少(平成元年対比)するなど収益性の低い地方を中心にタクシー会社の事業継続が困難な状況に陥っており、免許返納を行う高齢者が増え自らが移動する手段のない住人が増える地域において、生活を支える交通インフラ崩壊の可能性が高まっています。更に2020年に発生した新型コロナウイルスの影響により、売上高が昨年対比で50%以下まで低下する地域が全国で多発し、交通事業者の廃業倒産が増加しております。人々の移動を支える交通機関の崩壊を防ぎ、人口の減少する国土の未来で求められる交通サービスの開発を、タクシー事業者自らがオーナーシップと責任を持ち取り組んで行く必要があります。更には異業種との連携により、MaaS事業など各地域に必要なモビリティサービスを企画開発することで、年間17億人分の輸送人員や新たな輸送機会を創出することにより、タクシー業界の持続可能性を高めることが交通機関の崩壊を防ぐことにつながると考え、タクシー業界のDXやBizDevを包括的に取り組む一般社団法人X Taxiを設立いたしました。8/10より仮会員申込サイトを開設、既に50社以上が入会申込を行っており、2020年100社、2021年1000社、2022年には3000社の会員拡大を目指します。
【X Taxiの特徴】
定例行事として、年6回の理事会開催、年6回の例会開催を予定しております。また、以下の5つのワーキンググループを運営し、様々な観点からタクシー業界のアップデートを目指します。
1)DXワーキンググループ
└法人会員、賛助会員、インターン会員の連携による地域交通実証実験やMaaS事業の企画開発など、共同でBizDevを行うワーキンググループ
2)ポリシーレコメンデーショングループ
└X Taxiの活動を通じてフィードバックされた事例や、当社団法人のリソースを活用したロビーイングを通じ、公益性を高める取り組みの実現やタクシー業界に資する政策提言を行うワーキンググループ。
3)チャリティーグループ
└自然災害などの有事の際に、BCPの観点から会員タクシー事業者の救済プログラムを作成する活動や、交通犠牲者のケアプログラムの考案などを行うワーキンググループ。
4)マネジメントアップデートグループ
└人事評価制度のアップデートを通じた歩合給制度の見直しなど、経営者や管理職の能力開発を目指したセミナーの企画運営を行うワーキンググループ。
5)イベント運営グループ
└タクシー業界と異業種の連携によるモビリティサービスの事例紹介やネットワーキングなどを行うイベント「Taxi Future Summit」の運営や、例会など定例行事の企画運営を行うワーキンググループ。
【理事メンバー】
代表理事 近藤 洋祐 (株式会社電脳交通/徳島)
理事 東江 優成 (沖東交通グループ/沖縄)
理事 漢 晋一郎 (株式会社シティタクシーホールディングス/大分)
理事 清川 晋 (株式会社仙台中央タクシー/宮城)
理事 達川 信二 (株式会社中国タクシー/広島)
理事 塚本 泰央 (株式会社冨士タクシー/石川)
監事 吉川 永一 (三和交通株式会社/神奈川)
【代表理事メッセージ】
全盛期の平成元年から日本のタクシー市場は縮小が進み、現在は40%程度まで減少しました。※1 令和2年、衰退が進む中新型コロナウイルスの影響により世界中で経済活動が停止、国内の交通事業者は史上最大規模の損失を被りました。東京オリンピック・パラリンピックに寄せられる期待と需要、インバウンド需要の獲得に成功した地域はあったものの、全国のほとんどのタクシー事業者は低い収益性と多くの課題(人材不足、高齢化)を背負い、地域住民の生活の移動を支える強い意志だけを頼りに事業を営んでいました。そんな市場に突如として現れた新型コロナウイルスの影響による被害は、あまりにも大きいダメージとなりました。このような状態が続けば、人々の移動を支えてきた交通インフラは崩壊し、移動手段は失われ、地域衰退が更に加速することになります。我々タクシー業界は、この困難をなんとしても乗り越え、この先人々が日本国内を自由に移動できる状態を継続させていかなければならない。更に、100年以上続く国内タクシー業界において、利用者の利便性を向上させるために変革を起こさなければいけないポイントが多く存在します。大混乱に陥ったタクシー業界で、今我々タクシー事業者こそが"実行と成果"に強いオーナーシップと責任を持ち、次世代のタクシーサービスを創造していかなければいけないという強い信念のもと、同じ志を持つ全国のタクシー事業者が集い、一般社団法人X Taxiは誕生しました。人口が減る地域が増加するこの国で、少子高齢化が進む国での交通インフラサービスの構築に向けたひとつの答えを、日本から出していきたいと思います。
【連絡先】
社団法人名:一般社団法人X Taxi(クロスタクシー)
所在地:東京都新宿区四谷4-25-10
設立:2020年8月5日(タクシーの日)
代表者:近藤洋祐(吉野川タクシー有限会社 代表取締役社長)
連絡先:info@xtaxi.jp
ウェブサイト https://www.xtaxi.jp/
【代表理事について】
近藤洋祐
吉野川タクシー有限会社/徳島 代表取締役社長
株式会社電脳交通 代表取締役社長
1985年 徳島市生まれ
2007年 米・インディアンヒルズコミュニティカレッジ卒業
2009年 吉野川タクシー有限会社 入社
2012年 同社代表取締役 就任
倒産寸前の状態からV字回復を実現
2015年 株式会社電脳交通を創業 代表取締役社長に就任
2019年 徳島大学 客員教授に就任
2020年 一般社団法人X Taxi設立 代表理事に就任
高齢化や人材不足、利用者減などに加え、新型コロナウイルスの影響により衰退が加速するタクシー業界において、自治体や企業との連携によるモビリティサービスの企画開発を行い、タクシー業界がより発展し公益性の高いサービスを提供できるように進化することを目的とし、一般社団法人X Taxi(クロスタクシー、本社:東京都新宿区、代表理事 近藤洋祐、以下X Taxi)を設立いたしました。
【設立の背景】
タクシー業界はこれまで年間17億人分の輸送人員(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー・連合会による調査、以下全タク連)を公共交通インフラの一部として担ってまいりました。
配車アプリの発展やキャッシュレス化の普及など、タクシー業界のDXは順調に進んでおりますが、一方で人材不足や高齢化の問題、自家用車の普及による利用者の減少が進み、過去30年間で市場が43%まで減少(平成元年対比)するなど収益性の低い地方を中心にタクシー会社の事業継続が困難な状況に陥っており、免許返納を行う高齢者が増え自らが移動する手段のない住人が増える地域において、生活を支える交通インフラ崩壊の可能性が高まっています。更に2020年に発生した新型コロナウイルスの影響により、売上高が昨年対比で50%以下まで低下する地域が全国で多発し、交通事業者の廃業倒産が増加しております。人々の移動を支える交通機関の崩壊を防ぎ、人口の減少する国土の未来で求められる交通サービスの開発を、タクシー事業者自らがオーナーシップと責任を持ち取り組んで行く必要があります。更には異業種との連携により、MaaS事業など各地域に必要なモビリティサービスを企画開発することで、年間17億人分の輸送人員や新たな輸送機会を創出することにより、タクシー業界の持続可能性を高めることが交通機関の崩壊を防ぐことにつながると考え、タクシー業界のDXやBizDevを包括的に取り組む一般社団法人X Taxiを設立いたしました。8/10より仮会員申込サイトを開設、既に50社以上が入会申込を行っており、2020年100社、2021年1000社、2022年には3000社の会員拡大を目指します。
【X Taxiの特徴】
定例行事として、年6回の理事会開催、年6回の例会開催を予定しております。また、以下の5つのワーキンググループを運営し、様々な観点からタクシー業界のアップデートを目指します。
1)DXワーキンググループ
└法人会員、賛助会員、インターン会員の連携による地域交通実証実験やMaaS事業の企画開発など、共同でBizDevを行うワーキンググループ
2)ポリシーレコメンデーショングループ
└X Taxiの活動を通じてフィードバックされた事例や、当社団法人のリソースを活用したロビーイングを通じ、公益性を高める取り組みの実現やタクシー業界に資する政策提言を行うワーキンググループ。
3)チャリティーグループ
└自然災害などの有事の際に、BCPの観点から会員タクシー事業者の救済プログラムを作成する活動や、交通犠牲者のケアプログラムの考案などを行うワーキンググループ。
4)マネジメントアップデートグループ
└人事評価制度のアップデートを通じた歩合給制度の見直しなど、経営者や管理職の能力開発を目指したセミナーの企画運営を行うワーキンググループ。
5)イベント運営グループ
└タクシー業界と異業種の連携によるモビリティサービスの事例紹介やネットワーキングなどを行うイベント「Taxi Future Summit」の運営や、例会など定例行事の企画運営を行うワーキンググループ。
【理事メンバー】
代表理事 近藤 洋祐 (株式会社電脳交通/徳島)
理事 東江 優成 (沖東交通グループ/沖縄)
理事 漢 晋一郎 (株式会社シティタクシーホールディングス/大分)
理事 清川 晋 (株式会社仙台中央タクシー/宮城)
理事 達川 信二 (株式会社中国タクシー/広島)
理事 塚本 泰央 (株式会社冨士タクシー/石川)
監事 吉川 永一 (三和交通株式会社/神奈川)
【代表理事メッセージ】
全盛期の平成元年から日本のタクシー市場は縮小が進み、現在は40%程度まで減少しました。※1 令和2年、衰退が進む中新型コロナウイルスの影響により世界中で経済活動が停止、国内の交通事業者は史上最大規模の損失を被りました。東京オリンピック・パラリンピックに寄せられる期待と需要、インバウンド需要の獲得に成功した地域はあったものの、全国のほとんどのタクシー事業者は低い収益性と多くの課題(人材不足、高齢化)を背負い、地域住民の生活の移動を支える強い意志だけを頼りに事業を営んでいました。そんな市場に突如として現れた新型コロナウイルスの影響による被害は、あまりにも大きいダメージとなりました。このような状態が続けば、人々の移動を支えてきた交通インフラは崩壊し、移動手段は失われ、地域衰退が更に加速することになります。我々タクシー業界は、この困難をなんとしても乗り越え、この先人々が日本国内を自由に移動できる状態を継続させていかなければならない。更に、100年以上続く国内タクシー業界において、利用者の利便性を向上させるために変革を起こさなければいけないポイントが多く存在します。大混乱に陥ったタクシー業界で、今我々タクシー事業者こそが"実行と成果"に強いオーナーシップと責任を持ち、次世代のタクシーサービスを創造していかなければいけないという強い信念のもと、同じ志を持つ全国のタクシー事業者が集い、一般社団法人X Taxiは誕生しました。人口が減る地域が増加するこの国で、少子高齢化が進む国での交通インフラサービスの構築に向けたひとつの答えを、日本から出していきたいと思います。
【連絡先】
社団法人名:一般社団法人X Taxi(クロスタクシー)
所在地:東京都新宿区四谷4-25-10
設立:2020年8月5日(タクシーの日)
代表者:近藤洋祐(吉野川タクシー有限会社 代表取締役社長)
連絡先:info@xtaxi.jp
ウェブサイト https://www.xtaxi.jp/
【代表理事について】
近藤洋祐
吉野川タクシー有限会社/徳島 代表取締役社長
株式会社電脳交通 代表取締役社長
経歴
1985年 徳島市生まれ
2007年 米・インディアンヒルズコミュニティカレッジ卒業
2009年 吉野川タクシー有限会社 入社
2012年 同社代表取締役 就任
倒産寸前の状態からV字回復を実現
2015年 株式会社電脳交通を創業 代表取締役社長に就任
2019年 徳島大学 客員教授に就任
2020年 一般社団法人X Taxi設立 代表理事に就任
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