都市に眠る廃棄材やリサイクルマテリアルとコルク栓の新たな価値誕生。再生コルクのコラボアイテム「tumi-isi(ツミイシ)」と新ブランド「anela」、2020年11月30日(月)同時発売開始
サステナブルな暮らしやギフトを身近に取り入れる
東京都内の飲食店を中心に廃棄予定のコルク栓を再資源化し、新たな製品や再生素材として世の中へ発信する「TOKYO CORK PROJECT」を主導する株式会社GOOD DEAL COMPANY(本社:東京都新宿区、代表:北村真吾)は、新コラボアイテム「tumi-isi(ツミイシ)」と新たなコンセプトブランド「anela」(アネラ)を、2020年11月30日(月)より新発売いたします。
▼TOKYO CORK PROJECTオンラインストア
https://thetokyocork.com
▼TOKYO CORK PROJECTオンラインストア
https://thetokyocork.com
これまで再生コルクをプロダクト素材のメインとしていた「TOKYO CORK PROJECT」。新ブランド「anela」の立ち上げをきっかけに、リメイクデニムも含め、他の廃マテリアルの素材にも目を向け、何かユニークな組み合わせができないか、デザインディレクション・デザインを担当するプロダクトデザイナー原田元輝らと共にプロジェクトを進行しています。大量消費都市に眠る素材を新たに発掘し、企業やサービスの中に「再生コルクや廃機材を活用する選択」を提案し、再資源化の循環が生まれる社会を目指しています。
この度展開する5つの製品は、いずれもワインのコルク栓を使用した再生コルクと、その他の廃棄マテリアルやリサイクルマテリアルを組み合わせています。
- 製品紹介
遊びながら集中力と創造力を養う「tumi-isi(ツミイシ)」を製造するエーヨンとコラボレーション。奈良県の吉野杉など日本の木を使ったtumi-isiに、再生コルクを使ったtumi-isiが仲間入りしました。
ひとつひとつの美しい形が目を引く積み木は、河原に落ちた石のように何度も積み上げては崩すなかで、創造力やバランス感覚を刺激。コルク同士に摩擦があるので、大人はもちろんお子さまでも積み上げやすく、幅広い年齢の方を虜にします。柔らかな印象でどんなお部屋にも合うナチュラルと、彩り豊かで心躍るマルチカラーの2色展開です。積み上げるだけでなく、並べたり、飾ったりと、自由な発想で楽しめます。
tumi-isi(NATURAL)¥44,000(税込)
tumi-isi(COLORS)¥52,800(税込)
■1セット31ピース入り
■パッケージサイズ:W240×H280×D240mm
吉野杉や桧など日本の木を使ったtumi-isiは、家具や木工製品を生産する過程で生じる端材を加工して作られています。さらにパッケージに使用されている緩衝材もカンナの削りカスを採用しています。
tumi-isi official https://tumiisi.official.ec/
Instagram @a4.jp(https://www.instagram.com/a4.jp/ )
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anela
BUDDY BOWL
再生コルク×リサイクル珪土の陶器[畑萬陶苑]or 蛍光管再生ガラス[スタジオリライト]
Outline
ペット用のごはんボウル。器の角度を調節することで小型~中型BUDDYが使いやすいボウルは、首を傾けなくても食べられるよう台座を少し高めに設計しました。コルクの台座が滑り止めの役割を果たし、食事中にひっくり返すこともありません。コルクにつけたチャームには、BUDDYの名前を打刻できます。器は艶やかで上品な白さの再生陶器と、繊細な気泡が入った素朴な風合いの再生ガラスの2種類をラインナップ。職人が大切な家族のことを想いながら手づくりしています。どこか懐かしさを感じさせる素朴な佇まいが、お家のインテリアにマッチします。
Collaboration
畑萬陶苑が作る陶器は「リサイクル珪土」を使用しています。もともと陶土には「珪(けい)」が含まれますが、熊本天草の原土に含まれる「珪」の割合が多いため、水簸(すいひ)という工程で余分な珪を取り除きます。この「珪」は産業廃棄物として捨てられてしまいますが、その「珪」を40%以上使用しています。もう一つはスタジオリライトによる、蛍光灯をリサイクルして作られる蛍光管ガラスを使用した器です。様々な形状のある蛍光管は機械で分解することが難しく、全て手作業によって行われます。LEDへの移行が進んだため多くの蛍光管が廃棄されています。蛍光管ガラス100%使用しています。
BUDDY BOWL 再生陶器 ¥18,150(税込)
BUDDY BOWL 再生ガラス ¥19,800(税込)
■サイズ:W166×H130mm
■容量:500ml
回収された蛍光管は、様々な形状がありひとつひとつ手作業で端子を取り外され、充填されているガスや水銀を取り除きカレットと呼ばれる原料になる。
BUDDY BED
再生コルク×廃棄デニム[OVERDESIGN]×再生ポリエステル[KITAMURA MAKURA]
Outline
ペット用クッションベッド。老舗まくらメーカーがBUDDYのくつろぎを追求したベッドは、コルクの粒が体にフィットし、やさしく包み込みます。体格や好みに合わせてフィット感を調整できるアシンメトリー形状のラウンドタイプと、季節に応じて粒の大きさが異なる表裏を使い分けられるスエアタイプの2種類をご用意。粗相があった時はカバーを外して洗濯でき、撥水加工を施した再生ポリエステル素材の中袋をきれいに拭き取ることで、常に清潔に使えます。
Collaboration
廃棄されるデニムを利用したパッチワークのカバーは、リメイクデニムを展開する「OVERDESIGN」デザイナーによるハンドメイドでどれも一点モノ。明るめのライトインディゴと、濃いめのダークインディゴの2色展開で、BUDDYの成長と共に、色落ちやアタリによる経年変化が楽しめます。ベッドは北名古屋で大正12年に創業した老舗まくらメーカー「KITAMURA MAKURA」が設計しています。デニムの色落ちや使用感など、BUDDYの成長と共に経年をお楽しみください。
BUDDY BED ラウンドタイプ ¥43,780(税込)
■全2色
■サイズ:W600×H130 mm
外側はゴツゴツとした感触が気持ちいい大きな粒、中心部はやさしくフィットする細やかな粒を使用。アシンメトリー形状で、BUDDYの体格や好みに合わせてフィット感を調整できます。
BUDDY BED スクエアタイプ ¥43,780(税込)
■全2色
■サイズ:W600×H130×D450mm
表裏で異なる大きさのコルク粒を使用。夏は大きな粒で通気性良く、冬は小さな粒でやさしく暖かく、季節に応じて使い分けできます。
BOTTLE CARRY BAG
再生コルク×再生ポリエステル
Outline
ホームパーティの手土産など、ワインを持ち運ぶ時に活躍するキャリーバッグです。抜栓され、役割を果たしたコルク栓が、ボトルを包む緩衝材となり、再びワインと出会います。内側は弾力性のある再生コルク製でしっかりボトルを包み、外側は質感の良い再生ポリエステル製でおしゃれに。1枚の素材を紐で結んだミニマルなデザインは、丸めて収納することができます。大切な人へプレゼントを贈るあなたの優しさを環境にも。ボディと紐でコントラストを利かせたスタイリッシュなボトルキャリーハバッグは、カラーはシックで大人っぽいトープ、ライトベージュ、ブルー、ブラウンの4色をラインナップ。
BOTTLE CARRY BAG ¥2,750(税込)
■全4色
■使用時サイズ:W100×H390mm
CORK LETTER
再生コルク×デッドストックペーパー[竹尾]
Outline
紙の専門商社として1899年の創業以来、ファインペーパーをはじめとする多種多様な紙を取り扱う「竹尾」のデッドストックペーパーや流通できない紙をリサイクルの工程を経ずに再利用し、再生コルクを2mmに伸ばしたものを貼り合わせたコルクペーパー。コルクと紙の素材単体では出せない強度や、紙ならではの印刷時の発色の良さなど、お互いの特徴をバランスよく掛け合わせたアイテムです。コルクレターは、ポストカードとして送ることができ、くり抜けばそのままコースターとしても楽しめます。
サイズやデザインもカスタマイズ可能なので、企業のCSR活動や販促アイテム、ノベルティにもサステナブルでありながら、オリジナルデザインを取り入れることができます。ぜひご相談ください。(見積応相談)
廃棄されたもの同士が生まれ変わって再会する。
再び製品に生まれ変わってヒトと再会する。
TOKYO CORK PROJECTは、アーバンエコロジー、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。
リサイクルの目的は資源回収のみではなく、再生資源を選択し新たな資源消費を抑制することであることから、私たちはその先に立ち、自ら実践します。
再生コルクとその他の廃棄マテリアルやリサイクルマテリアルを組み合わせた、新たなモノづくりを行うのが「anela(アネラ)」です。
阪急うめだ本店(7Fコトコトステージ)にて出店したPOP UP SHOP『デザイン×アップサイクル 環境に寄りそう暮らし』では、新ブランド「anela」、新コラボ商品「tumi-ishi(ツミイシ)」の先行受注販売、STOPPER STOOL、TOKYO CORK BRICK、HONEYCOMB TILEなど定番商品などを展開した。(2020/10)
- デザイナー紹介
原田元輝/Genki Harada (TANT,Inc)
http://tant-inc.co.jp
熊本生まれ、多摩美術大学卒。JVCケンウッド・デザイン株式会社にて電化製品の企画・デザインに従事。2015年に独立後、プロダクトデザインを軸として、インダストリアル、食や伝統、文化の昇華・保全のためのモノ・コト作りなどジャンル問わず企画からアウトプットまでの支援を行う。2017年に株式会社TANTを設立し、自社ジュエリーブランド「ikue」を運営。東京コルクプロジェクトとは立ち上げ当初よりデザインに携わる。TBDA最優秀賞/グッドデザイン賞/DFAaward銅賞/中国DIAなど受賞多数。
OTHER MEMBER
Logo design, Leaflet design/Art Direction and design: Shinpei Onishi/Photography: Kazumasa Harada
- TOKYO CORK PROJECTとは
約10年前に代表・北村が飲食業に従事していた際に、店舗から生じる日々のフードロスや廃棄物を目の当たりにし、愕然としたことに始まります。1店舗でも毎月1000本以上のワインのコルク栓が廃棄され、さらに調べてみると、東京では年間でボトル1億5000万本分※、日本全体のおおよそ3分の1をこの都市で消費している計算です。(※2018年酒税調査)
活かせば大切な資源になるのに、という思いが強くなり、コルク栓を再生化する「TOKYO CORK PROJECT」を2010年にスタートさせました。コルクコースターなどの身近なアイテムから、コルクスツールやコルクタイルなどのインテリア、また美術館の館内什器やホテルの装飾、企業などとのコラボレーションを多数行っています。
「大消費都市は、再生資源の宝庫である」と捉え直し、“消費することで新たな資源も生まれている”と再認識することが重要だと考えています。
消費者がモノを選ぶ基準のひとつに「循環可能なものを選ぶ」という考えを少しでも広め、『豊かな生活を守りながら、環境を考える』という最大のミッションに向かってプロジェクトは進行しています。
エシカルやサステナブルなものを作りたいメーカーや企業と協業し、「手に取ったものがたまたま再生資源のものだった」、という循環を生み出せるよう、今後もプロジェクトを発展させていきます。
- 代表プロフィール
東京コルクプロジェクト 主宰。1983年、茨城県生まれ。大学理工学部を卒業後、不動産デベロッパーや外食産業に従事。より多くの人々を喜ばせたいという想いから、カフェ独立スクールに通ったのち、不動産業を辞めて月間売上2,000万円の繁盛店でノウハウを学ぶ。日々の仕事や暮らしの中にある大量資材と環境汚染、廃棄物とフードロスに疑問を持ったことから、トレードオフを小さくしながら暮らしを豊かにする事業として廃棄コルク栓のリサイクルプログラム「TOKYO CORK PROJECT」を2010年にスタートし、2014年に株式会社GOOD DEAL COMPANYを立ち上げる。現在では、自治体と共同したフードロスへの取り組みやアーティストが使用した楽器の一部をリユースした商品のプロデュースも行う。
- 企業情報
代表:北村真吾
設立:2014年12月1日
所在地:〒136-0082 東京都江東区新木場1-15-10 デザインアートセンター2F
企業理念:私たちは暮らしと未来のため、良いモノやコトを提供します。
企業内容:プロダクト企画および製造、販売、各種イベント企画および運営、クリエイティブサポート
公式HP:https://tokyocorkproject.jp/
公式note https://note.com/tokyocorkproject
Instagram @tokyocorkproject ( https://www.instagram.com/tokyocorkproject/ )
facebook @tokyocorkproject ( https://www.facebook.com/TOKYOCORK/ )
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