Mazars、監査、税務、アドバイザリー市場において確固たる地位を示す良好な2019/20年度決算を発表。健全な監査業界を実現するというコミットメントを再確認

Forvis Mazars in Japan

• 2019/20年度は世界全体の業務収入が7.8%増加し、19億ユーロを達成
• 今後4年間の戦略を見据え、多様性に富んだガバナンス体制に刷新
• 監査業界における変革の重要性を再確認
本プレスリリースは、2021年2月8日(フランス時間)に、Mazarsが発表したプレスリリースを翻訳・編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。本資料(英文)については、以下のURLを ご参照下さい。なお、本文中には本資料の内容に加え、Mazars Japanに関する記載が含まれています。
https://www.mazars.com/Home/About-us/News-publications-and-media/Media/Press-releases/Mazars-shows-resilience-with-good-2019-20-results

パリ(フランス時間2021年2月8日)- 国際的な監査、税務、アドバイザリー業務を提供するファームであるMazars(マザー)は、本日、2019/20年度(2019年9月1日~2020年8月31日)の売上が19億ユーロとなり、前年比で7.8%増加(為替による-0.3%の影響を除く)したことを発表しました。業務収入の増加により堅調な内部成長(5.9%)を達成し、外部成長も良好(1.8%)でした。

Mazarsグループの会長兼最高経営責任者であるエルヴェ・エリアスは、経営成績について次のように述べています。「人、企業、社会にとって、2020年は過去に例を見ない一年となりました。世界的なパンデミックの中、
Mazarsは、従業員の安全を確保すること、そして、最高品質のサービスをクライアントに提供し続けることに注力して、驚異的な回復力を発揮し、主に内部成長からなる7.8%の成長を遂げました。従業員のたゆまぬ努力によりクライアントにサービスを提供し続け、業務を遂行したことで、Mazarsは2020年に難局を乗り切る以上の成果を収めることができました。」

長期的なビジョンを維持 :今後4年間の戦略プラン

危機的な情勢においても、Mazarsは未来に向けた投資と計画を継続しました。新しい戦略プラン「One24」が、1,100人以上のパートナーの採決により先日承認されました。この名称は、Mazarsの統合されたパートナーシップモデルの独自性を象徴しています。このプランは、今後4年間のグループとしての計画を明確に定めており、高品質のサービス、国境を越えて一体化された運営体制、国際的な一貫性、お客様とチームへの献身と配慮といった
Mazarsの強みを最大限に活かしています。また、継続的に人材育成と顧客体験の改善に取り組み、サービスと働き方を改革することで、グループを変革し続け、世界をリードする監査、税務、アドバイザリーファームとしての地位を守ることを目指しています。今後4年間、Mazarsは、顧客中心主義、品質リスク管理、国際的成長、運営の一体化、人材開発、公正で豊かな世界の実現に向けた貢献を優先し、これらに注力します。

エルヴェは、今後について次のように述べています。「パンデミックとそれに伴う経済危機により、困難な時代が訪れたことは間違いありません。しかし、我々はその先を見据え、クライアントが必要としているもの、クライアントが我々に期待しているものを提供するために、組織と従業員への投資を継続します。市場における地位を守りながら我々の未来を切り開く戦略を打ち立て、優れた人材の確保と育成、あらゆるタイプのクライアントへの高品質な体験の提供、そして何より、責任ある行動による安心と信頼の構築を追求します。」

戦略プランの実行に向け、多様性に富んだリーダーシップチームに刷新

One24プログラムをサポートするために、Mazarsは、グループ取締役会(GEB)*1とグループガバナンス評議会(GGC)*2からなるガバナンス体制を見直し、強化しました。新しいガバナンスチームのメンバーは、2020年12月にバーチャルで行われたパートナー会議で選出されました。

選出された計23名のGEBメンバーとGGCメンバーのうち、10名が女性です。つまり、Mazarsのガバナンス役員の44%が女性であり、リーダーシップにおけるジェンダーダイバーシティーが高いことを示しています。

GEBでは、エルヴェ・エリアスが会長として再選されたほか、2016年からアイルランドでマネージング・パートナーを務めるマーク・ケネディと、2010年から中国で共同マネージング・パートナーを務めるジュリー・ラウルサが新メンバーとして選出されました。これにより、エルヴェ・エリアス、パスカル・ジョフレ、ルディ・ラング、タイボ・エムベイェ、クリストフ・レジェラー、ヴェロニク・リッケール、トン・ツイニエル、フィル・ヴェリティ、ヴィクター・ワハバの9名の再選メンバーに、ラウルサとケネディが加わります。3期(12年)にわたってGEBメンバーを務めたアントニオ・ボ―ヴァ―は退任し、ウェンシェン・シはメンバーから常任招待者になります。 

GGCは現在、アサ・アンダーソン・エネバーグ、ゲルトルート・バーグマン、マリア・カボデヴィラ、フランク・ブルノ、キャサリン・バーン、ジュリエット・ドク―、ファブリス・ドゥマリニー、デニス・フレッチャー、クリス・ファグル、ティム・ハドソン(議長)、ミシェル・オルカ―ス、リウン・チャンで構成されています。

エルヴェは次のように述べています。「長期的なビジョンを持つことは、適切なチーム体制で戦略を実行することと同じくらい重要です。Mazarsは、4年計画を実行し、戦略を成功させるために、多様な経験とスタイルを持つ適切なリーダーを選出し、ガバナンスチームを刷新しました。」

2020年、Mazarsは30か国から78人もの新しい国際パートナーを迎えました。新しいパートナーのサービス分野は、監査(54%)、税務(17%)、アウトソーシング(12%)などさまざまで、地域的な多様性も豊かです。

2019/20年度、Mazars Japanは日本で優れた業績をあげました。売上は15.6億円に達し、前年比で30.8%増加しました。また、7人のパートナーによるリーダーシップの下、115人のプロフェッショナルを雇用しています。この輝かしい成長により、Mazars JapanはMazarsグループのトップ 22国に仲間入りを果たしました。今後は、日本の金融市場へ真摯に貢献していくため、PIE監査市場へも積極的に展開していく予定です。
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*1 GEBは、Mazarsの執行機関であり、重要戦略目標に関するパートナーシップの運営管理を担当します。成長を追求し促進することを最優先としながら、ファームの活動の質とサステナビリティを確保します。
*2 GGCは、グループの公正で独立した監督機関です。パートナー候補と外部成長事業の承認、GEBメンバーの報酬、決定された懲戒処分の承認の3つの領域において、決定権を有します。

独自の視点で健全な監査業界を実現することにコミット

2020年10月、Mazarsは、新しいブランドアイデンティティを発表し、その目標と、長年にわたり培ってきた誠実性、責任、説明責任の価値を再確認しました。これには、現在のMazarsのあり方と、従業員とクライアントに提供する比類ない体験が反映されており、従業員とクライアントが常に適切な行いをし、成功を収められるよう後押しします。

この新しいブランドアイデンティティは、企業文化、価値、独自のビジネスモデルを妥協することなく変革を遂げ、監査、税務、アドバイザリー市場に選択肢と独自の視点をもたらしたMazarsの歴史を称えるものです。また、公正で豊かな世界と健全な業界を実現するという強いコミットメントを再確認するものでもあります。
Mazarsは、PIE監査市場において確固たる地位を築いているため、公益に資する任務を行う監査プロフェッショナルが公の期待に反する見解を述べられるようにする責任を負っています。Mazarsグループは、ブランドパーパスに従って、監査に関する議論の最前線に立ち、業界に大きな変化を起こして、すべてのステークホルダーを巻き込んだ公の議論を呼びかけたいと考えています。

エルヴェは、次のように締めくくりました。「Mazarsの新しい4年戦略プランには、社内の変革を促し、国際的なリーダーとしての地位を確立しようという意思が込められています。Mazarsは、クライアントへのサービスと人材開発を継続的に改善し、優秀な人材が集まった知識豊富なファームと、卓越した経験の場になることを目指します。すべての活動を支える土台として引き続き品質を重視し、本物の品質リスク管理文化を育みたいと考えています。財務の透明性と信頼性は、公正で豊かな経済に必要不可欠であり、監査プロフェッショナルはこのエコシステムの中核を担う存在です。今こそ、この業界の活動を総合的に見直すときです。Mazarsは、健全な市場の実現をサポートすることを使命に掲げ、今後数年間この変革に全力で取り組みます。」 

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Mazarsについて

Mazarsは、監査、会計、アドバイザリー、税務、法務サービス*を専門とした国際的な統合パートナーシップです。世界の90以上の国と地域で活動し、26,000人以上からなるMazars統合パートナーシップと16,000人以上からなるMazars North America Allianceを合わせた42,000人以上のプロフェッショナルの専門知識を活用し、あらゆる発展段階にある、あらゆる規模のクライアントを支援しています。 

*適用される国内法により認められている地域のみ。

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最新の年次報告書は、こちら(www.annualreport.mazars.com)でご覧いただけます。

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会社概要

Forvis Mazars Japan株式会社

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URL
https://forvismazars.com/jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ5階
電話番号
-
代表者名
滝澤セリーヌ
上場
未上場
資本金
-
設立
1992年03月