産業用ロボット自動化施設キャリアパーク誕生
~自動化ロボットの凄さをより間近で体験~
キャリアパークでは、粗材搬入から完成品搬出までの工程を一貫して行います。
(下の写真は、4月に開催されたワイエムジーキャリアパーク第一回お披露目会の様子です)
■株式会社ワイエムジーとは?
株式会社ワイエムジーとは、産業用ロボット自動搬送装置メーカーの開発・設計・製造を行っている会社です。日本国内で最速級の搬送装置「ガントリーローダー」を保有しています。さらに、2021年4月に工場の敷地内に「子どものためのプログラミング教室 ロボ団」を開校しました。ロボ団とは、子どもたちの興味を高め、未来のプログラマーを育てる取り組みのことです。プロのエンジニアと豊橋技術科大学の現役生徒らが講師として教えています。
■キャリアパーク3つの特徴
キャリアパークには主に3つ特徴があります。
1つ目は、「ガントリーローダー」を始めとする新規開発した多種多様な搬送装置がたくさんあることです。大きく分けると8個の機械が使われています。
2つ目は、実際に搬送装置を動かしているところを上方からも見ることができることです。ただ稼働している様子を横から見るだけでなく、階段を上って上から見たり、いろいろな角度から見学することができます。
3つ目は、工場内で使用されている自動化を凝縮していることです。当社が得意とするシステムが満載で、パークで導入した新技術は既存製品にも取り入れています。
ところで、キャリアパークでも使われている「ガントリーローダー」という機械をご存じですか?
「ガントリーローダー」とは、”ガントリー=門型”と”ローダー=充填機”を合わせた搬送システムのことです。工作機械の上方に設置され、ワークの搬送や設置、取り出しなどの動作を素早く・正確に行います。特に当社で作られている「ガントリーローダー」は、業界最速の走行速度300m/min(当社調べ)で搬送できるのが最大の特徴です。(搬送対象物の最大重量10㎏まで対応可能です。)
そしてキャリアパークには他にもたくさんの機械が使われています。多段積みのトレーをパレットに積み込むガントリーパレタイザーや、立体自動車倉庫システムに使用されるビジョンセンサーを用いたピッキングロボットなどいろいろな機械が縦横無尽に動いています。
■キャリアパーク誕生の背景
少ない人員・工数・コストで多くの付加価値を生み出す”効率的な生産の実現”を理想としているのですが、現状の日本は少子高齢化による労働人口の減少や働き方改革での労働時間削減などが課題となっています。その結果、生産力が低下していくと予想されています。では、どうしたらこの問題が解決されるのか、それはロボットの自動化です。
実はロボットの自動化には、「生産性の向上」「ミスの防止」「人手不足の解消」といったたくさんのメリットがあります。ですが、自動化を取り入れているところはまだまだ少ないようです。なぜなら、そもそも自動化についてのメリットや何ができるのか分からない、つまり認知度が低いからです。そこで、まずは認知してもらうために目に見えて形にすることが重要だと考えました。そして作られたのがこのキャリアパークです。
キャリアパークはいつでも見学が可能です。ユーザーの方には製造現場の自動化に向けた課題解決に役立ててもらい、大人はもちろん、ロボットに興味のある子どもなど幅広い層の方が楽しめる場所になればと思っています。
<会社ホームページ>
http://www.kk-ymg.co.jp
<YouTubeチャンネル>
https://www.youtube.com/@user-cz9hm4qi9j
【キャリアパークに関するお問い合わせ】
●TEL:0532-41-6061
●E-mail:info_ymg@kk-ymg.co.jp
【会社概要】
●会社名 :株式会社ワイエムジー
●所在地 :愛知県豊橋市雲谷町上ノ山234
●設立 :1977年4月
●代表者 :代表取締役社長 山本祐一郎
●事業内容:オートローダー装置
ロボットシステム装置自動化装置設計製作・販売
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