現代陶芸作家たちが、飛鳥時代の焼成法に挑む。『寒風須恵器展2021』初の東京開催が決定。

公益財団法人 寒風陶芸の里

公益財団法人寒風陶芸の里は、2021年4月3日から4月10日まで、東京都内では初となる『寒風(さぶかぜ)須恵器(すえき)展2021』を開催いたします。

寒風須恵器展2021寒風須恵器展2021


須恵器は、古墳時代中期~平安時代にかけて作られていた陶質の土器で、岡山県瀬戸内市に現存する『国史跡・寒風古窯跡群(さぶかぜこようせきぐん)』からは、およそ1400年前、飛鳥時代のものとみられる須恵器が多数出土しており、日本六古窯のひとつである「備前焼」のルーツと言われています。

 

 


この歴史ある須恵器を、当財団、および地元の陶芸作家たちが中心となって、1400年前の焼成技法を検証し、創作するプロジェクトを立上げました。
会場では、飛鳥時代、都の役人が使っていたとされる硯(すずり)や、祭器を再現した作品、また現代の暮らしに溶け込む器や花器などの展示・販売に加え、『寒風須恵器』の歴史や創作プロジェクトについてご紹介するコンテンツなどを用意しております。また会期中、作家から直接、特徴的な焼成方法や、寒風須恵器の魅力についてお話しさせていただく日程も設けます。

ー『寒風須恵器展2021』概要ー

■日時:2021年4月3日(土)~4月10日(土)11時~18時(最終日17時閉場)
・会期中は無休
・作家在廊日程:4月3日(土)、4日(日)13時~17時※在廊予定は変更になる場合がございます。詳細は公益財団法人 寒風陶芸の里までお問合せください。

■場所:『ギャラリー山咲木』
東京都中央区日本橋人形町2‐16‐2ユウビル1階
TEL:03-6661-6865
http://g-yamasaki.jp/index.html


■内容:・作品展示・『寒風須恵器』の歴史・魅力をご紹介する展示

■作家紹介 ※五十音順


末廣 学 (すえひろ まなぶ)
1966年 大阪府に生まれる。1985年 備前陶芸センター修了、森陶岳氏に師事。1993年 20m半地下式穴窯を築窯し独立。1994年 初窯。1995年 東京都銀座「工芸いま」にて初個展開催。1998年 岡山天満屋本店にて個展開催、他 百貨店・ギャラリーにて個展多数

 

『寒風須恵器壺』径36.5 ×高33.5cm



松川 広己 (まつかわ ひろみ)
1958年 愛知県西尾市に生まれる。1979年 武蔵野美術短期大学美術科卒業、美濃・松山祐利氏、信楽・神崎紫峰氏に師事。1990年 岡山県瀬戸内市に開窯。2008年 陶芸文化振興財団奨励賞受賞。2013年 寒風鴟尾(しび)再現プロジェクトに参加


『寒風須恵器円面硯』径30.0× 高9.0cm



三浦 雅人 (みうら まさと)
1969年 東京都青梅市に生まれる。1992年 法政大学卒業。1994年 愛知県立窯業高等技術専門校修了、備前・猪俣政昭氏に師事。2005年 半地下式穴窯を築き開窯。2015年 岡山高島屋にて寒風展に出展(以降毎年)


『寒風須恵器平瓶』径12.5 × 高12.5cm 


三浦 裕二 (みうら ゆうじ)
1980年 岡山県都窪郡早島町に生まれる。2000年 備前陶芸センター修了、同年~2007年 木村素静氏に師事。現在 岡山県瀬戸内市にて築窯中

 

『寒風須恵器花器』径14.5× 高28.5cm



■主 催:公益財団法人 寒風陶芸の里 

     https://www.sabukaze.com

 

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会社概要

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URL
https://www.sabukaze.com/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
岡山県瀬戸内市牛窓町長浜5092
電話番号
0869-34-5680
代表者名
武久顕也
上場
未上場
資本金
-
設立
1979年12月