DtoC戦略の再構築により、レンジカップスープが自社ECにて売上昨年比24倍（2021年1月〜4月）に！

広告、マーケティング、プロモーションのプロデューサー集団として活動する株式会社マグネット（本社：大阪市北区西天満2丁目9-14 北ビル3号館／担当プロデューサー：佐藤友亮）が、DtoC戦略の再構築を担った「野菜をMOTTO レンジカップスープ」が、売上昨年比（2021年1月〜4月）24倍と大きく伸ばしています。レンジカップスープを販売するのは、高級ツナ缶や野菜食品などを通販メインに販売するモンマルシェ株式会社（代表取締役社長：加納 彰洋）です。

 

野菜をMOTTOレンジカップスープ 人気No.1の「静岡産「あかでみトマト」で煮込んだ 7種野菜と3種の豆が甘み豊かな ミネストローネ」

楽天市場ランキング「スープ部門」で1〜4位を独占。食品全体でも4位に。※
「野菜をMOTTO レンジカップスープ」とは、100%国産野菜がごろごろ入った、カップのままレンジ1分でつくれるスープです。化学調味料、保存料、合成着色料を一切使用せず、常温での保存が可能。その手軽さとヘルシーさから、時間のない時の朝食や、罪悪感の少ない夜食、栄養不足が心配な離れて暮らす家族への贈り物として、人気が急上昇しています。

 

人気のお試し6個セット。スープのフレーバーは全部で9種類

2020年にDtoC戦略の再構築に着手した結果、自社ECでの昨年比売上が24倍に（2021年1月〜4月）伸長。楽天市場では、一時スープ部門ランキングで1〜4位※を独占し、食品全体でも4位※になるなど驚異的に人気を伸ばしました。※2021年5月5日時点
●野菜をMOTTO!!　https://yasaiwomotto.jp/

戦略構築から全クリエイティブ改変を担う
レンジカップスープのDtoC戦略構築と全クリエイティブの管理を担ったのが、株式会社マグネット。
2018年よりマーケティングプロデューサーとしてモンマルシェと取引を開始。まずは既存店舗リニューアルを手掛け売上を伸長。その後、ツナ缶の価値向上と持続可能なツナ文化を目指した1缶5,400円のツナ缶をプロデュースし、多くのTV番組や雑誌に取り上げられヒット商品に成長させました。同時にレンジカップスープのDtoC戦略の再構築とクリエイティブ改変に着手。戦略構築からクリエイティブまで一気通貫してプロデュースを行い、徐々に売上を伸ばし、2021年1月〜4月の自社ECでの昨年比売上が24倍を達成するなど、モンマルシェ全体の売上を大きく伸長させました。

 

どのようなDtoC戦略再構築を行ったのか
テーマは「バイアスの逆転と市場への順応」。「体に良いスープは手作りするしかない」「夜食とは罪悪感があるもの」というバイアスを発見。それを逆転させ市場への順応を促進するために、市場分析から「罪悪感ほぼ０の夜食」「暮らしを身軽にするスープ」などのメッセージ作成しつつ、全てのクリエイティブを見直しました。
＜主な施策＞
・商品分析・市場分析からバイアスの発見
商品の特性と市場ニーズ分析から、市場バイアスを発見することから始めた。

バイアスの発見には、感情と事情の２つの軸が鍵

・ブランディング戦略の見直し
ブランドの弱点を明確化し、市場へ順応させるために、商品の改善やブランドメッセージ作成に取り組む。

お客様なぜ定着しないのか、図式化して意思統一を図った

・パッケージのリニューアル
お手軽感から高級感へ。全商品のパッケージのリニューアルを実施。

全パッケージをリニューアル

・ECサイトの大幅改変
メッセージ性・デザイン性と買いやすさ、選びやすさを両立。

ECサイトとは別にブランドページも作成した。

・ブランドの土台を固めた後に広告展開
販売が伸びる確信があっても、社内環境やシステムを整理してから広告展開を実施。

今後の取り組み「流行から文化へ」そして世界へ
現在も売上が伸長している「レンジカップスープ」。今後は、瞬間風速的な流行で終わらせるのではなく、カップ麺のような新たな食文化として成長させるよう、ブランド強化を図っています。
また、時間の節約と健康的な食事は、世界中、特に先進国で求められているものです。世界市場を視野にいれた商品開発とブランディングを行っていきたいと考えています。
 

マグネットオフィス