架け箸は中東パレスチナとのフェアトレード工芸製品の販売を通して、全国の方々と繋がり、平和を願い実践する関係人口を増やします
75年以上続くパレスチナ問題。架け箸が橋となり、パレスチナにも当たり前にある暮らしやものづくりを伝え、多くの方が持つ平和への願いを一歩に変えるきっかけを全国各地でつくります。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
このプレスリリースは「架け箸」の夢です。
【起業のきっかけ】
架け箸は2020年2月、個人事業として大学を卒業する直前に代表の私が立ち上げた、中東パレスチナに特化したフェアトレードブランドです。
きっかけは学生時代、パレスチナの一般家庭にホームステイし日常生活を共にしたことでした。
パレスチナ問題は、1948年のイスラエル建国によって元の住民が家を追われ、占領下で差別と人権侵害を受けながら、70年以上解決を見ない国際問題です。しかし起業当時、周りでパレスチナの状況を知っている人は多くはなく、生活感のない危険な地域だと誤解されていることもあり、このギャップを埋める橋渡しとして選んだのが現地の伝統的な手仕事でした。
そこにある文化や暮らしに世界の人の目が向けば、人と人として理解が深まり、彼らの困難が解決に向かう糸口となるのではないか、そう考えました。
日々の販売の現場でも、手仕事には先入観を持たせない良さがあることを実感しています。
【種を蒔く重要性】
昨年の4月1日にも、April Dreamのリリースを出しました。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000085512.html)
その時点で掲げていた「全国47都道府県で認知を高める」という目標には進展があり、主な活動拠点である近畿・関東のほかに福岡・広島・岡山・高知・愛媛・愛知・長野・北海道で販売を拡大致しました。
しかしこの成果は当社の自助努力のみによるものではなく、パレスチナを巡る状況が大幅に悪化したためです。
現在も増え続ける市民の犠牲を止めるために全国で活動する方々やお店と連携し、各地での販売活動等を継続的に行っています。
起業当初以上に、今、種を蒔く必要性があります。
架け箸は、本リリースを通じて更に多くの方に活動を認知いただき、共感してくださる方々と手を取り合い、平和を願い一歩を踏み出す関係人口を増やしていきたいと願っています。
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【生産団体の状況】
幸いにして協働する2団体のうち1団体からは今年に入って商品の輸入が叶いました。今月中には再び入荷を予定しています。当社の協働先はパレスチナのヨルダン川西岸地区に拠点があり、爆撃や飢餓からは免れています。一方で、慢性的な道路の封鎖や物流の停滞があり、少し郊外に出れば身の危険もあるなかで、辛うじて操業を続けている状況です。
【架け箸について】
「素敵に国境はない」をビジョンに掲げ、中東パレスチナのフェアトレード製品の開発・販売事業を通して、”紛争”の陰にある現地の魅力を発信しています。「オリーブの花咲くお箸」や「アップサイクルバッグ」は、剪定材や残布を活かした商品で、世代や性別を問わず幅広く親しまれています。2022年のオルタナサステナブルセレクション一つ星を取得し、阪神百貨店や松屋銀座等での催事にも出店しています。
ブランド概要
架け箸
代表:髙橋智恵
事業地:兵庫県川西市
URL:https://kakehashi-palestine.com/
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。 私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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