本気モードの社外取締役に、SAMI Japan 代表取締役 牧野寛が就任。Chief Digital Officerとして活動開始。

香川県三豊市のDX推進に関する「テクノ村イノベーション構想」を掲げ、社内初のシステム開発部を、日本人と外国人の混合チームで結成。

　Webサイト制作やECショップの運営コンサルティングを手がける株式会社本気モード（本社：香川県三豊市、代表取締役：樋口憲一、以下本気モード）は、香川県三豊市をはじめ、地方のDXを推進するべく「テクノ村イノベーション構想」を掲げ、社内初のシステム開発部となるテクノ村イノベーションフォージ（以下、TIFG）を立ち上げます。これに伴い、海外向けデジタルプロダクトの開発支援などを行う株式会社SAMI Japan（本社：東京都世田谷区、代表取締役：牧野 寛、以下SAMI）の代表取締役の牧野 寛が、2024年9月1日付で本気モードの社外取締役に就任し、Chief Digital Officer（以下、CDO）として、地域全体のDXを共に推進していくことを発表します。

　本気モードは香川県三豊市を拠点に、EC事業に関するものづくりの全プロセスを自社で担うSPAカンパニーです。焼き菓子の製造工場を自社で整備し、スイーツの製造からEC販売までを一貫して行う食品メーカーでもありながら、顧客企業の食品をECサイトに出品する際のWebサイト制作、ECサイト運営代行、売上支援事業などの伴奏型コンサルティングサービスも提供します。この度、地域全体のDXを推進するべく、TIFGを立ち上げます。高度なITスキルを持つエンジニアなどを国内外から採用し、外国人と日本人との混合チームを結成しました。将来的には、地元スタートアップや教育機関と協働し、新たな価値の創造と次世代のIT人材の育成を行い、地域貢献と社会課題の解決に力を入れていきます。

テクノ村イノベーション構想

　テクノ村イノベーション構想とは、企業の業務効率化が将来的には地域全体の業務効率化を促し、最終的に地域の税金を効率的に使えるようになる状態を提唱するモデルです。本構想の第1段階として、本気モード社内に、外国人と日本人の混合チームでシステム開発部（TIFG）を立ち上げ、社内のERPシステムを刷新し、業務効率化に勤めています。現在は、第2段階に差し掛かっており、ECサイトに出品している顧客企業を対象に、スピーディなIT開発を伴うコンサルティングサービスを提供し、顧客企業とその企業が拠点を置く地域社会全体のDXを推進します。その開発拠点としてTIFGを稼働させていき、多文化チームだからこそ生み出される発想を吸い上げ、顧客に価値提供していきます。

本気モード テクノ村イノベーションフォージのメンバー

テクノ村イノベーション構想の図解

CDO牧野氏の役割

　これまで、牧野氏が手がけてきた外国人の移住事業は、企業が外国人人材を受け入れ、移住してもらう時に発生する基本的な手続きに関するアドバスだけでなく、移住後・入社後の業務や生活に関するサポートがあるのが特徴です。新しく参画する外国人と、それを受け入れる既存コミュニティがお互いの立場を尊重しつつ、適切に歩み寄っていけるよう伴走します。本気モードでは、地方のグローバル化促進をしてきた牧野氏をCDOとして迎え入れ、テクノ村イノベーション構想の戦略策定へのアドバイスから、実行中に発生する多文化チーム特有の課題の解決、外国人社員の生活面でのフォローアップまで一緒に取り組んでまいります。本気モードは、「今までにない未来をつくる」を追求します。

本気モードメンバーとSAMIメンバー

MUSVIのテレプレゼンスシステム「窓」を使ってSAMIの伴走支援チームとも日常的に気軽にコミュニケーションできる環境を整えます

本気モード社外取締役CDOに就任した牧野寛氏によるコメント

「日本企業にとって、海外人材を受け入れていくことは大きなチャレンジです。難しさがある一方で、チームがしっかりと回り始めると、高度人材による事業のドライブ、外国人社員のハングリーさが及ぼす周囲へのポジティブな影響、多様な価値観を内包する企業としてのレジリエンスなど、非常に大きな果実を得ることもできます。本気モードは確固とした信念と企業文化、圧倒的な成長率を持つ会社で、本気で地方から社会変革を目指す企業です。自分の経験を生かして、同社の目指す『今までにない未来をつくる』ことに共に挑戦していけることを非常に嬉しく思います。」

本気モード社外取締役CDOに就任した牧野寛氏

牧野寛氏プロフィール

ITコンサルティング企業 SAMI Japanと、その子会社で外国人エンジニアの人材紹介事業を担うPeople Cloudの代表を兼ねる。大手EC企業の地方支社立ち上げに従事した後、ロシア・サンクトペテルブルクにてロシア人のエンジニアとSAMI LLCを共同創業。東欧のIT系スタートアップ向けに、日本進出や日系企業との協業推進を支援。2022年のウクライナ戦争を受けて、島根県出雲市に会社機能全てを移管し、SAMI Japanとして再始動。地方IT企業やスタートアップ企業向けに、東欧の高度IT人材を活用した開発組織の構築支援や、デジタルプロダクトの受託開発を行う。2023年5月には、出雲市らとともに官民合弁会社People Cloudを設立。東欧の高度IT人材の移住支援事業と共に、出雲市駅前にコワーキングスペース「Izumonomad」を整備し、高度人材と企業誘致の好循環を生み出すことを目指す。また、非営利のウクライナ避難民支援事業「Dopomoga.jp」を設立する他、グローバルVCであるPULSARのマネージング・パートナーも務め、起業家と投資家の二つの観点から、ウクライナの復興につながるビジネスモデルの創出を図る。1989年東京都出身。3児の父。東京外国語大学ロシア語学科卒。

本気モード代表取締役 樋口憲一によるコメント

地方のGDP向上には、雇用だけでなく多角的なアプローチが必要です。私たちは、TIFGによる顧客企業向けのシステム開発やコンサルティングを通じて、この課題を本気で解決していきます。TIFGに在籍する日本人・外国人のエンジニアたちは高いモチベーションを持ち、多様な挑戦を通じて共に急成長していくと確信しています。文化や言語の壁も存在しますが、牧野氏のサポートによりそれを乗り越え、新しい価値を生み出し、さらに新しい挑戦を共に楽しみながら進めていきたいと思っています。

＜株式会社本気モードについて＞

　本気モードは香川県三豊市を拠点に、EC事業に関するものづくりの全プロセスを自社で担うSPAカンパニーです。焼き菓子の製造工場を自社で整備し、スイーツの製造からEC販売までを一貫して行う食品メーカーでもありながら、顧客企業の食品をECサイトに出品する際のWebサイト制作、ECサイト運営代行、売上支援事業などの伴奏型コンサルティングサービスも提供します。2024年より、外国人と日本人で構成したシステム開発部「テクノ村イノベーションフォージ（略：TIFG）」を新たに設置し、デジタル技術を活用した革新的なソリューション提供を行い、「今までにない未来をつくる」ことに挑戦し続けます。