冷凍自動販売機を利用した「後継者問題解消」とコロナによる「巣篭もり新文化への供給」の両立を目的とした試み。

東京初の商品で老舗創業100周年への挑戦。

株式会社TKfarms

2022年2月4日 10時59分

株式会社TKfarms (※ティーケーファームス　本社：東京都江戸川区、代表取締役：高橋和己、以下TKfarms)の運営する冷凍自動販売機(ど冷えもん)のブランド「でざまる」「高尾亭」にて、2月4日より新商品の入れ替えを行いました。
◯創業昭和3年そば処高尾亭の「日本そば」
◯北海道産原料100％の絶品スイーツ「ロールケーキとカタラーナ」

「高尾亭」とは？

創業昭和3年の日本そば店。
創業93年も老舗のような堅苦しさは一切なく、ご近所さんから愛されるアットホームなおそば屋さん。
乃木坂46の山下美月さんも訪れ、店内には直筆サインも飾ってあります。

乃木坂46山下美月さんもご来店

HP　https://takaotei.com
Instagram　https://instagram.com/takaotei

Twitter　https://twitter.com/takaotei

時代の移り変わりの中で

駅前にはデパート、郊外には大型スーパーが。
ネットで何でも手に入るようになった時代において各地の「商店街」はその役割を終えつつある。

JR立川駅から南に15分ほど歩いた場所にある「錦中央通り商店街」の南部。
ここも例外ではありません。

「昔は八百屋や魚屋、肉屋に豆腐屋。酒屋に床屋と人情があった。」

と語るのは店主の高橋信吾さん(76歳)。
家族で経営し、専ら近所の会社や昔からの馴染みの客がメインだ。
店の売上の半分を占めていた警察署や施設は移転や社食に切り替わった。
コンビニ、ピザ、宅配弁当、そば屋の専売特許だった出前でさえもUberEats等でほぼ全ての飲食店が競合となり、存続の岐路に立たされている。

守るべきもの

「商品の詰込みや補充なら両親でも出来るだろう。」

2021年9月、自身の事業拡大と家族と店の存続の為、息子の和己が冷凍自動販売機の導入と冷凍倉庫の工事を決める。物心ついた頃から厨房に立ち、調理師学校卒業から「かんだやぶそば」での修行を終え、2005年にネット広告関連の会社を立ち上げて今に至る。
コロナ対策事業の一部である移動販売部門を運営する中で、長引くコロナウィルス問題と実家のそば店「高尾亭」の存続という問題を打破するべく2021 年から冷凍自動販売機関連のビジネスを新法人として「TKfarms」を立ち上げる。既存のネットビジネス、移動販売に加え、新たに高齢者の雇用創出、飲食店の省人化と多店舗化、非接触需要等も視野に入れた「冷凍自動販売機」関連の事業をスタートさせました。

商品紹介

「でざまる」とは？

北海道産原料100％にこだわった冷凍自動販売機(ど冷えもん)に特化したブランドです。
小麦粉、卵、生クリーム、職人、工場に至るまでオール北海道。
難しかった流通も様々な工夫で解消し、皆様にお届けする事が可能になりました。

Instagram:https://instagram.com/dezamarucake

Twitter:https://twitter.com/dezamaru

北海道工場の皆様

◆代表コメント

以前から自動販売機を見るたびにこの様な自動販売機があれば良いなぁとは常々思っていました。
実際、冷凍食品で販売するとなると流通や衛生面で色々ハードルが高かったのですがなんとかクリアしました。
冷凍技術で商品化をすることで自販機以外にもECサイトや多店舗化、卸し業といった販路の拡大も可能になりました。何より街の子供達が自動販売機の前で嬉しそうに指を刺して話している姿を見ただけでも設置した甲斐があったと思います。
非接触需要や飲食店の省人化、話題性はもちろんのこと次世代に残したい「味」や「想い」を冷凍自動販売機を通じて残せて行ければと考えています。

◆自販機アクセス