「日常の奥行き」をテーマとした漆硝子シリーズ『玄(kuro)』が、3月18日よりスパイラルオンラインストアから先行発売。
漆を纏った硝子、漆硝子ブランド“百色”から新商品の発売です。
漆硝子メーカーの有限会社丸嘉小坂漆器店(本社・工房 長野県塩尻市)は、スパイラルオンラインストア(東京・青山) https://store.spiral.co.jp の企画協力によって、「日常の奥行き」をテーマとしたあたらしいグラスシリーズ「玄(くろ)」を発売します。全国での発売にさきがけ、令和4年3月18日(金)から、同オンラインストアで発売を開始します。
商品名:玄(kuro)タンブラー
本製品「玄(くろ)」は、特別な日のテーブルを彩る漆硝子ブランド「百色」の新製品として、同ブランドのリピーターを中心にニーズが高かった「日常使いしやすい」のグラスシリーズとしてデザインされました。手仕事の風合いを大切にし、料理が映え、お茶やお酒が美しく色づく、落ち着いた質感のグラスです。
- サイズと色展開について
半塗り墨黒:
煤(カーボン)を練り込んだ不透明な黒漆を、濃淡をつけて表現しています(ぼかし塗り)。ガラスの透けをそのまま残す事で、漆の質感を強調しています。
全塗り鉄黒:
半塗りの上から鉄粉を混ぜることで黒く変化させた、透ける黒漆(黒呂色漆)を薄く塗り重ねています。一見真っ黒なグラスですが、光にかざすと不透明の黒から透けた黒へのグラデーションがのぞき、見る角度や光によって表情が変わります。
- 製作方法について
- 製品名「玄(くろ)」について
本製品では、漆が見せる様々な黒に向き合い、ガラスとの相性を見極めながら、丸嘉小坂漆器店ならではの「玄」を探求しました。
- 企画協力とデザインについて
デザインは、空間デザイナー川﨑敏弘とグラフィックデザイナー靎沢咲子によるデザインオフィスWALTZ.。プロデュースはグッドアイデア株式会社代表松田朋春が参画しています。
- プロフィール
<製造>
丸嘉小坂漆器店
木曽漆器の伝統を現代の文脈で進化させる職人工房。深い森に囲まれた旧中山道沿いの小さな町、木曽平沢で1945年に創業した。主要製品の「漆硝子」では、豊富な商品展開によって国内外に幅広く展開いる。
“百色”
漆器のイメージを塗り替えた自由な漆硝子ブランド。
スパイラルオンラインストア https://store.spiral.co.jp
<デザイン>
WALTZ. LLC (ワルツ合同会社)
川﨑敏弘と靎沢咲子によって設立されたデザインオフィス。「事物の潜在的な可能性を柔軟にとらえ、触れた人の心が躍るような、ユニークで明快なコンセプトを構築する」をテーマとして、平面から空間まで多岐にわたるデザインを展開している。www.waltzdesign.jp
<プロデュース>
松田朋春
グッドアイデア株式会社代表。プランナー。詩人。企業とクリエイターのコラボレーション事業『ランデヴープロジェクト』や、視覚障害者が開発に携わった『ダイアログ・イン・ザ・ダークタオル』、日本の優れた工場と協働して商品開発する『典型プロジェクト』や、詩を本の外にひらくデザインレーベル『oblaat(オブラート)』など幅広いプロデュースを行う。多摩美術大学非常勤講師。
<商品写真>
Miyuki Shimizu
※本事業は伝統的工芸品産業振興協会「ものづくりフロンティア事業」の助成を受けています。
■製品のお問い合わせ
有限会社丸嘉小坂漆器店
小坂玲央
info@maruyoshi-kosaka.jp
0264-34-2245(平日8:30〜17:30)
■販売のお問い合わせ
スパイラルオンラインストア
メールアドレス:store-support@spiral.co.jp
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