日本初の 「グッドエッグ・アワード2022」 を中部地方最大級の自然食品店チェーン 旬楽膳が受賞
世界的な畜産動物の飼育環境向上の流れが日本にも
「グッドエッグ・アワード」は、2027年までにケージフリーエッグまたはケージフリーエッグ製品だけを使用する方針を決めている、またはそれに尽力している企業を表彰するものです。サプライチェーンに対して世界中のフードビジネス・プログラムの取り組みをお知らせすることで、採卵鶏の飼育環境向上を目指しています。今回の受賞では世界各地で27のアワードが開催され、毎年1億3,800万頭以上の動物に恩恵をもたらすとされています。
今回受賞した旬楽膳は、愛知県に本社を置く自然食品店チェーンで、中部地方を中心に店舗を展開しています。必要以上の便利さを求めずに、自然に合わせた生活をする「足ル 知ル 生活」を企業理念として掲げ、卵を始め、有機野菜や調味料、豆腐、冷凍食品、雑貨を販売。ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン(The Humane League Japan)とのパートナーシップのもと、ケージフリーエッグへの取り組みが認められ日本で初めての受賞となりました。この受賞をきっかけとして、日本市場でのケージフリーエッグの認知が益々高まっていくことが期待されます。
CIWFは1967年に創立されて以来、大手食品会社のサプライチェーン全体における飼育動物の基準値を引き上げることを使命としてフードビジネス・プログラムを促進してきました。現在は、昨今の気候や自然、健康面の状況を考慮して、プログラムの目的自体を「将来のフードシステムに適した、より総合的なアプローチ」と改め、家畜のための変革、動物由来の食品への依存度の低減、より再生可能で自然に優しい農業への移行を奨励しています。
受賞した旬楽膳からのコメント:
「このような名誉な賞をいただき、大変光栄に思います。店名の『旬楽膳』は、季節を表す『旬』、楽しいの『楽』、ごちそうの『膳』を組み合わせたものです。私たちは、『足るを知る』という考え方を掲げています。例えば、りんごは秋から冬にかけて、みかんは冬から春にかけて販売します。四季折々の自然の恵みに感謝し、季節外れの作物を一年中並べる必要はないと考えるからです。今回の受賞に改めて感謝するとともに、これを機にケージフリーエッグに関する知識を広め、近い将来ジャパンスタンダードとなることを願っています。」
バイヤー担当 岡戸 政司氏の動画:https://onl.bz/s6rmyp4
CIWFのフードビジネス部門グローバルディレクター、トレーシー・ジョーンズからのコメント:
「食に携わる企業がパンデミックやウクライナ情勢禍で深刻な問題に直面している今の時代において、我々は今年の受賞を真のリーダーシップとモチベーションを示すうえで非常に重要視しています。動物福祉が継続的に進展していることは、非常に心強く、同時に、食品産業が現代の最大の課題の1つである、人道的で持続可能かつ強靭な万人のための食糧システムを構築するための準備ができていることを示すものでもあります。」
「グッドエッグ・アワード 2022」 世界各国の受賞一覧
・La Marca del Consumatore(イタリア・メーカー)
・Huevos Guillén (スペイン・生産者)
・Zoo Coffee (中国・フードサービス)
・PianGuan Yong AO (中国・生産者)
・「グッドファーム・アニマルウェルフェアアワード2022」特設サイト
https://www.compassioninfoodbusiness.com/Awards4Japan
・CIWF(コンパッションインワールドファーミング) 公式ウェブサイト(英語)
https://www.compassioninfoodbusiness.com/
・旬楽膳 公式ウェブサイト
https://shun-rakuzen.com/
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