【訪問介護の現場で働く方々の本音】事務所に通わなくてはならない理由とDX化の実態とは

3割以上が勤怠管理を事業所で行うのは時間がもったいないと回答

Colibri合同会社

Colibri合同会社(本社所在地:東京都中央区、代表社員:鎌原 欣司)は、訪問介護従事者(現場職)を対象に、「コロナ禍での訪問介護における直行直帰」に関する調査に関する調査を実施しました。
以前行った「コロナ禍の訪問介護」に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000100118.html)では、「直行直帰制度(登録型ヘルパーとも)」の実態について明らかになりました。

直行直帰制度とは、介護スタッフが自宅から利用者の元へ直接訪問し、介護サービスや生活サポートを行った後に帰宅する制度のことです。
介護スタッフは事業所に立ち寄る必要がないため、時間や体力に余裕が生まれるばかりではなく、経費削減や介護サービスの向上、事業所の売上アップなども期待できます。
コロナ禍においては感染(クラスター)予防対策としても期待でき、訪問介護の働き方の1つとして、直行直帰制度は既に7割以上の事業所で導入されていることが分かりました。

しかし、事業所に立ち寄る必要がないのは良いですが、労働時間の透明化やサービス提供責任者(以後、サ責)とヘルパースタッフとの情報共有やコミュニケーションはどのようにしているのでしょうか?
また、直行直帰制度を訪問介護の現場に導入するためには、どのような課題があるのでしょう?

そこで今回、こうした現場の声を取り上げるために、訪問介護専用アプリ『Colibri』https://colibri.jp/pages/product_videos)を手掛けるColibri合同会社https://colibri.jp/)は、訪問介護従事者(現場職)を対象に、「コロナ禍での訪問介護における直行直帰」に関する調査を実施しました。
 
  • どれくらいが直行直帰できてる?現場職の実態とは
まずは、訪問介護事業者の直行直帰の実態について伺っていきたいと思います。


「直行直帰できていると思いますか?」と質問したところ、4割近い方が『いいえ(39.2%)』と回答しました。

前述の通り、以前実施した調査では直行直帰制度を取り入れている事業所が7割以上にのぼることが明らかになりましたが、実現できていない現場職の方も多いようです。

では、1日一件以上稼働する日は週に何日あるのでしょうか?

「平均的に週何日勤務されますか?(1日一件以上稼働する日)」と質問したところ、『毎日(45.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『週に3〜4回(33.1%)』となりました。
 
  • 【最も多いのは記録提出!】直行直帰できない理由とは
先程の調査の結果、4割近い方が直行直帰できていない実態が浮き彫りになりました。

では、実際に事務所に出勤するのは週に何回あるのでしょうか?


そこで、「平均的に事務所に行く回数は何回ですか?」と質問したところ、『毎日(38.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『週に1〜2回(27.5%)』『週に3〜4回(26.9%)』となりました。

毎日と回答した方が4割近くいますが、週に3~4回と回答した方を合わせると、6割以上の方が週に3~4回以上事務所に出勤しているようです。

直行直帰ができない理由としては、「事務所に行かないとできない用事がある」ことが大きな理由かと思いますが、事務所に行く理由とは何なのでしょうか?

続いて、「事務所に行く理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『記録提出(57.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『シフト確認(48.4%)』『出退勤(47.0%)』となりました。

最も多いのが記録提出となり、その日の業務を報告するためにやむを得ず出勤している方が多いようです。

一方で、シフト確認や出退勤など、わざわざ通わなくてもできそうな業務が理由で直行直帰できていない方もいることが分かりました。

では、実際にどんな理由で出社しているのか、具体的な理由を聞いてみました。

■​どんな理由で事務所に通っている?
・月末、中間の際の会議出席のため(20代/女性/東京都)
・シフトの確認や、管理者への報告など(40代/女性/栃木県)
・記録提出に行くのがほぼ毎日、月末月初に会議、打ち合わせに行きます(40代/女性/愛知県)
・報告書だけでは伝わらない事もあるので直接会って話すため(40代/男性/大阪府)

などの回答が得られました。

様々な理由があるようですが、会議やシフトの確認、報告書提出などが多く挙げられました。
完全に出社しない形は取れていないようで、定期的な出社を必要としている方が多いようです。
 
  • どんなシステムを取り入れればオンラインに変更できる?
4割近い方が直行直帰できず、毎日事務所へ通っていることが分かりました。

その中でもシフト確認や出退勤といった、工夫を行えばわざわざ事務所へと通わなくても済みそうな業務もありますが、どのようなソフトやアプリがあればオンラインに変更できるのでしょうか?


そこで、「事務所出社理由はどのようなソフト、アプリがあればオンラインに変更可能ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『勤怠管理システム(GPS等を利用し外出先で登録可能)(44.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『シフト管理ツール(42.3%)』『計画書作成ツール(27.5%)』と続きました。

最も求められているのは、勤怠管理システムのようです。
GPSを使用することで、実際に現場で業務にあたっていることも証明できるでしょう。

また、シフト管理ツールや計画書作成ツールなど、今まで書面で提出していたものをデジタル化することで、オンライン対応が叶い、直行直帰への道が開かれると感じているようです。
 
  • 【現在導入しているのは電話が3割以上!】システム導入で楽になった業務とは
勤怠管理システムやシフト管理ツール、計画書作成ツールなどがあれば、直行直帰が叶うと感じている方が多いことが分かりました。

では、現在使っているツールにはどのようなものがあるのでしょうか?


「現在導入しているシステムやソフト、ツールは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『電話(スマートフォン)(31.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『メール(26.7%)』『シフト管理ツール(25.7%)』と続きました。

スマートフォンやメールといった一般的に利用されているようなツールが上位を占めていますが、シフト管理ツールも2割以上が取り入れていることが分かります。

では、そういったシステムやツールの導入によりどのような部分が楽になったのでしょうか?

「前の説問で選択したシステムを導入又は利用していて楽になった業務は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『オンライン会議などにより情報共有や収集が可能になった(24.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『記録がどこでも書けるようになった(22.3%)』『出退勤を事業所で行う必要がなくなり、直行直帰できるようになった(20.6%)』となりました。

オンライン会議や介護記録システムなどを取り入れることで、情報を共有しやすくなったと感じているようです。

また、実際にツールを取り入れたことで、直行直帰ができるようになった方も2割にのぼり、システムのデジタル化は直行直帰の実現において非常に重要な役割を担っていることが分かります。
 
  • 現場で働く方々が感じる従来の勤務形態に対する本音
様々なオンラインシステムやソフトの導入により、直行直帰が実現できている方が2割以上いることが分かりました。

では、従来の方法で介護サービスを続けていくことに対して、どのような不安や不満があるのでしょうか?


「ソフトの利用有無に関わらず、従来の方法で訪問介護サービスを続けることに対して具体的に不安や不満はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『勤怠管理を事業所で行うのは時間がもったいない(外出先で出退勤できたら嬉しい)(35.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『紙面記録の管理や提出が面倒(33.1%)』『研修や会議をオンラインできる仕組みにしてほしい(32.6%)』と続きました。

勤怠管理の手間や紙面記録の提出に関する手間に、不満を感じている方が多いようです。

また、コロナ禍でスタンダードになってきた、研修や会議のオンライン化を今後も活用してほしいと感じている方もいることが分かりました。

では、これらの不満や改善点を解決するためには、どんなソフトやアプリが必要なのでしょうか?

「前の説問で感じた不満や改善点を解決できそうなソフトやアプリは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『勤怠管理システム(GPS等を利用し外出先で登録可能)(27.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『シフト管理ツール(25.8%)』『介護記録システム(24.1%)』となりました。

勤怠管理やシフト管理、介護記録が行えるシステムツールが上位を占めており、現在の不満を解消するためには、デジタルの活用が必要不可欠となっています。

様々なシステムツールを導入することこそが、訪問介護業界での直行直帰を実現する鍵となりそうです。
 
  • 訪問介護の現場でシステムツールを利用すれば直行直帰は夢じゃない!
コロナ禍での訪問介護における直行直帰の実態を調べてみると、4割近い方が毎日事務所へと通っていることが分かり、実現できていない様子が窺えます。

事務所へ通う理由は、記録提出やシフト確認、出退勤などが挙げられ、そのためだけに出社しなくてはならないことに不満を感じている方も多いようです。

そういった不満を解消するためには、GPSを使用した勤怠管理システムやシフト管理ツール、介護記録システムなどの導入を希望される方が多く、無駄を減らすためのオンラインの活用が鍵となっています。

システムツールを導入し、情報共有がしやすい環境に整えていくことが、直行直帰への近道になりそうです。
 
  • 訪問介護専用アプリなら『Colibri』

 


今回、「コロナ禍での訪問介護における直行直帰」に関する調査を実施したColibri合同会社https://colibri.jp/)は、訪問介護専用アプリ『Colibri』https://colibri.jp/pages/product_videos)を手掛けています。

✓【ヘルパーのアプリ】シンプル第一でヘルパー記録
ヘルパーさんが記録をする際に迷えないレイアウトを作りました。
サ責がColibriで訪問介護計画書を作成すれば、その内容が記録として自動表示され、ズレを未然に防ぎます。
自分のシフトはもちろん、訪問前に必要なサ責の指示や過去のヘルパーの記録が一目で確認できます。
利用者様の住所などもGoogleMapsでワンタッチで開けて便利です!

実績の確定は厚生労働省がテレワーク対策で推奨するGPSで行われ、その他QR等のタグは不要で追加コストは無く、ヘルパーさん達が既にお持ちのスマホでも利用できます。

✓【サ責のアプリ】いつでもどこでもサ責の仕事が可能!
出先でも全てのシフト情報がリアルタイムで確認・編集できます。
自分のサービス、登録ヘルパーのシフト、そして同法人の他の事業所のシフト状況が一目で把握できます。
当然、ヘルパーアプリと同じように、サービス後の実施記録が作成できますし、事業所内掲示板で利用者様の情報を共有しつつ、それがそのまま記録化できます。

✓【PCアプリ】サ責や管理者、経営者の組織管理を助ける最高のパートナー!
訪問事業の要であるシフトを全ての軸において設計されている「Colibri」は、ユーザーのシフト調整負担を毎日数時間単位で減らします。
付箋やメモ書きなどの代わりになる調整中リストや、複数事業所をまたいだシフト調整などシフト調整がICT化できない様々な可能性を排除しています。

集計された記録の中から、注意すべきポイントを「Colibri」が知らせるので、安心して利用者様や従業員のケアに時間を割いてください。
月末の面倒な給与計算も、基本給から手当まで自動化できる仕組みになっています。

✓【シフト自動配列】
Colibriはスタッフの勤務時間、休み希望、過去のサービス履歴などを基にシフトの自動配列を可能にします。
しかし、各利用者に対する対応可能のスタッフを増やしたい、あるスタッフさんのサービス数を増やしたりスキルアップさせたい、このサービスだけはあの人にしか任せられないなど、サ責さんが色付けしたい箇所があることを知っています。
従って、サ責さんからシフト業務を奪うのではなく、サ責さんの最終シフトチェック前のお膳立てパートナーを目指しています。

■「Colibri」(コリブリ)の機能一覧
・記録アプリ
・シフト
・計画書
・給与計算
・情報共有
・勤怠管理
・勤務形態一覧表
・ソフト連携

■「Colibri」のサポートの考え方
Colibriは皆様の時間を大きく増やすことにこだわります。
サポートとは、アプリの使用方法についてのご質問に、ただ答えるだけではないと考えております。
導入時にできるだけ早く、確実に現場の皆様にColibriを使いこなして頂くために徹底的にサポートします。
Colibriの運用が安定した後も、さらなる効果を生み出すためにサポート、機能改善を行い続けます。

■資料請求はこちら:https://colibri.jp/contacts/new


■Colibri合同会社:https://colibri.jp/
■お問い合わせURL:https://colibri.jp/contacts/new
■お問い合わせTEL:03-6822-6895


調査概要:「コロナ禍での訪問介護における直行直帰」に関する調査
【調査期間】2022年10月6日(木)~2022年10月7日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】訪問介護従事者(現場職)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区日本橋1-13-1 3F
電話番号
-
代表者名
鎌原 欣司
上場
未上場
資本金
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設立
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