”デイリーにカジュアルに”あなただけの1点もの。NPOが手がけるマイクロプラスチックアクセサリー「aid to(エイド トゥ)」
- 河川ごみ問題の解決に向けて25年以上活動を続ける 荒川クリーンエイド・フォーラム
- COVID-19が契機。河川ごみ問題をどう伝えるか
COVID-19の影響は、荒川での清掃活動にも影を落としました。以前は大人数で活動していた荒川清掃活動も小規模化。回収されないごみは街から川へ、最終的には海に流出します。
「COVID-19は契機。新たな層へ河川ごみ問題を伝えたい」
これまで清掃活動に参加していた多くは男性。
これまでとは違う新たな層へのアプローチとして、マイクロプラスチックアクセサリー「aid to(エイドトゥ)」が誕生しました。
aid toは荒川で採取したマイクロプラスチック(5mm以下のプラスチックごみ)を材料に製作されたアクセサリー。材料のマイクロプラスチックは、私たちが実際に荒川にて採取し、パーツとして使えそうなものを1粒ずつ選別したもの。選別後は洗浄し、製作される1点もの。
- aid toそれ自体は環境に良くはない "デイリーにカジュアルに" 河川ごみ問題を考えてもらうアイテム
aid toは「紫外線硬化樹脂」を使用し、製作しているため、それ自体は環境に良いものではありません。あえてアップサイクルやエシカルという言葉を使っていません。
私たちが28年間続けている河川/海洋ごみ問題を次のステップに届けるための挑戦です。
過剰包装・使い捨て文化から新しい文化への変容には、海洋/河川問題そのものの認知を高める必要があります。マイクロプラスチック1粒に大きな影響はないでしょう。しかしそれらが大量になった時、私たち人間への影響はまだ全容が解明されているわけではありません。その一方、すでに魚や鳥など、人間より身体が小さな生き物へは影響が出ていると言われています。
環境問題は私たち一人ひとりの生活がもたらしてきたものです。それを解決できるのもまた私たちです。できるだけ使い捨ての製品は買わないこと。捨てる場合は、適切に回収されるようにすること。
その1つ1つが未来への選択です。
1人の力では解決できないことも、積み重なれば大きな力となり社会課題解決への1歩となります。
将来、海洋/河川ごみ問題への認知が高まり、このアクセサリーの製作自体が終わることを願っています。
本取り組みは、HSBCグループおよび大塚商会の支援を受けています。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
メールアドレス:renraku@cleanaid.jp
Webサイト:https://aid-to.cleanaid.jp/
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