WPP、ad:tech tokyo 2022独自ステージ「Creative Transformation by WPP」でビジネス変革の力となるクリエイティビティの重要性を語る
世界最⼤*のマーケティング・コミュニケーションズグループであるWPP(本社:英ロンドン、CEO:マーク・リード)は、2022年10月20、21日に開催され8,301人の来場者を集めたad:tech tokyo 2022(アドテック東京2022)において、「Creative Transformation by WPP」と題して独自ステージを開設し、15のトークセッションを実施しました。本イベントでは、当社グループや、国内外の企業で活躍するスペシャリストの方々のセッションに加え、WPP CEOマーク・リードおよび、WPPジャパン CEOの松下 恭子が、ビジネス変革の力となるクリエイティビティの重要性について語りました。
*2021年度の同業他社収益比較 (2022年3月時点)、自社調べ
*2021年度の同業他社収益比較 (2022年3月時点)、自社調べ
21日の最終セッションでは、WPP グローバルCEOのマーク・リードが、「日本は魅力あるマーケットで、多くのイノベーションの源であり、また素晴らしい企業も多くあります」と述べ、「我々は日本市場で、革新的かつ他社と差別化された我々のストラテジーを強みに、我々自身の成長とともに、クライアントの日本市場での成長をサポートしていきたいと考えています。エクスペリエンス、コマース、テクノロジーといった新しい分野に注力しつつ、当社の強みである世界各地のネットワークを使って日本企業のグローバル進出も支援してまいります」と語りました。
また、「Creative Transformationで重要なキーワードは、クリエイティビティ、アイデア、イノベーションの力であり、これらは海外同様、日本でも重要です。WPPは、Creative Transformation Companyとして、クライアントのビジネスを過去から現在、そして未来へと移行させ、テクノロジーやデータ、eコマース主導の未来に備えていきます。そしてメディア、テクノロジー、データプロダクションの基盤を世界中で構築し、クライアントをサポートします」と述べました。
WPPジャパンのCEO松下は、20日に開催された基調講演に登壇し、”Change is the only constant: 「素早く変化できる組織になる」に必要な5つのこと”というテーマについて話しました。一つ目のテーマ「トラストはオプショナルではない、パーパスを軸にビジネスを成長させる」では、パーパスは企業の存在意義や、社会へどのように貢献するかを示すものであり、変化する環境の中で、トップと社員全員が共有すべき重要な企業のコアであることを説明しました。
人材に関しては、「変化に対応するためには、組織レベルで学ぶ体制と体質を作る」というテーマで、変化する環境の中で、何を学ぶか、だけでなく、どう学ぶか、も変化しており、オフィスなどの仕事場だけにとらわれず、あらゆる場所を学びの場とし、多様な社員たちがお互いから学ぶ機会をつくることが重要だと述べました。人を育てる上で重要なポイントとなる「成長するための3Cは、キャラクター、コンフィデンス、コミットメント」では、多様性のある人材と関わりスキルアップする環境作り(キャラクター)、各自の役割や守備範囲がクリアな組織体制を作ることで、将来のリーダーとなるミドルマネジメント層が自信をもって決断できる仕組みを作り、変化に強い組織作り(コンフィデンス)、そして将来のリーダーとなるミドルマネジメント層に対する中長期的なキャリア形成サポート(コミットメント)の重要性を話しました。
また、「テクノロジーとクリエイティビティのバランスで生まれる大きなインパクト」では、テクノロジーの進化によりオートメーションでできる部分が増えるにつれ、差別化にはクリエイティビティの力が不可欠だとし、「言ったことはやる。お互いをリフトアップしよう」のテーマでは、リーダーが率先しつつみんなが有言実行する組織作りをし、良いことも悪いことも共有し、お互いを高めていくことの大切さについて語りました。
WPPステージで展開した15のセッションでも、多くの来場客をお迎えしながら、グローバル企業が直面する課題について、企業の成長を引き出し、推進するために欠かせないクリエイティビティの力をどのように活かしていくかについて議論しました。中でもワンダーマン トンプソンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーの新沢崇幸が”世界標準フレームワーク「イノベーション10の型」を会得する”というテーマで行ったセッションでは、身の回りにあるイノベーションの種を見つけ、毎日のビジネスでイノベーションを起こす方法を紹介。日常の発見の中からイノベーションをProfit model(収益モデルの再考)、Network(他社との協業)、Structure(人材とアセットの活用)など10の型に分類し、参加者との参加型ワークショップを行いました。イノベーションが多様な要素の組み合わせであり、競合と差別化できるポイントを掛け合わせて大きなイノベーションを起こす仕組みを紹介しました。
日本におけるWPPについて
WPP(LSE:WPP、NASDAQ:WPPGY)は英国に本社を置く世界最大のマーケティング・コミュニケーションズグループです。クリエイティビティ、データ、テクノロジーの力で、顧客、従業員、コミュニティ、そして世界の人々にとってより良い未来を築くというミッションの下、WPPは顧客企業のクリエイティブ・トランスフォメーションを支援しています。日本においては、AKQA、BCW、ジオメトリー・オグルヴィ、グレイ、グループエム、ホガース、ランドー&フィッチ、VMLY&R、ワンダーマン トンプソンのグループ各社がその人材とスキルと力を結集して、コミュニケーション、エクスペリエンス、コマース、テクノロジーの分野で国内外の企業にサービスを提供しています。詳しくはウェブサイト(https://www.wpp.com)をご覧ください。
ad:tech tokyoについて
ad:techは世界の主要都市で開催される国際マーケティングカンファレンスで、広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まります。日本では2009年に初開催し、2022年で14回目を迎えます。アドテクノロジーにとどまらず、あらゆるテクノロジーが企業のマーケティングマネジメントにかかわるようになる中で、常に最先端の情報を届けています。詳しくはウェブサイト(http://adtech-tokyo.com/ja)をご覧ください。
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