アーリーステージに特化したベンチャーキャピタルAntler起業支援プログラム「Antler Cohort Program」日本版第1期を開始

- 計 62名の起業家候補が2,000万円の創業資金獲得に向けて活動！ -

アーリーステージに特化したベンチャーキャピタルAntler（本社：シンガポール、CEO：マグナス グリメランド）の日本法人であるAntler株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役：梅澤亮、以下Antler Japan）は、起業支援プログラム「Antler Cohort Program」日本版第1期を開始しました。

「Antler Cohort Program」は、Antlerが主催する約10週間の起業支援プログラムで、これまで累計600社以上のスタートアップをシンガポール、イギリス、アメリカなど世界各国から輩出しています。​

写真 「Antler Cohort Program」日本版第１期の様子

　今回「Antler Cohort Program」日本版第１期生として、書類選考・複数回の面接によって選出された計62名の起業家候補が集まりました。参加者は30代が約４割、20代が約３割と若手起業家を中心に構成されており、出身業界は、テック約４割、大手事業会社約４割、コンサルティング約１割となっています。また、エンジニアが４割、参加者の出身国は14カ国に渡るなど、多様な経歴の参加者がWeb3やヘルスケア、SaaS、サステナビリティ、HRテック等の分野での起業を目指し「Antler Cohort Program」に臨みます。

　第１期生は、今後、プログラム最終週に実施される2,000万円の創業資金獲得に向けたプレゼンテーションに向け、アドバイザーやメンターからのフィードバックを受けながらそれぞれの事業アイデアの具体化・精緻化を行なっていきます。第１期生のうち約８割は会社設立前のアイディアフェーズでの参加で、出資を受けるまでにAntler Japanの支援のもと会社を設立します。

　Antler Japanは、今後も起業支援プログラムやAntlerのグローバルネットワークを通じ、次世代を担う起業家を支援してまいります。
 

• 「Antler Cohort Program」について

「Antler Cohort Program」は、全体が三つのステージに分かれる約10週間の起業支援プログラムです。第１週から第２週までは、参加者は各分野の専門家から起業に関する実践的な講義を受けながら、創業メンバーを探しチームを作ります。第３週から第９週においては、メンターやアドバイザーからのフィードバックを受けながら、事業アイデアの精緻化、具体化に取り組んでいきます。この期間、日本版独自支援として、弁護士や社労士など各種士業からコンサルティングを受けることができます。また、第10週にはAntler投資委員会への事業プレゼンテーションを行います。同委員会にて選ばれた企業に対しては、Antlerが創業資金を出資。その後もAntlerのグローバルネットワークを活用し、顧客獲得のための戦略立案から次のラウンドでの資金調達まで、継続的に包括的事業支援を行います。
 

• 「Antler Cohort Program」日本版第１期概要

・名称:「Antler Cohort Program」日本版第１期
・期間: 2023年１月23日（月）〜2023年３月31日（金）
・プログラム構成:
o 第１週~第２週: 創業メンバーマッチングアクティビティ、実践的講義
o 第３週~第９週: 事業アイデアの具体化、精緻化
o 第10週: 当社投資委員会でのプレゼンテーション

・主な支援内容
o 創業チーム作り
o 各専門家による実践的講義
o アドバイザー陣によるメンタリング
o 各種士業(弁護士、社労士、司法書士、税理士、会計士、弁理士)によるコンサルティング（日本版独自）
o 期間中の金銭的補助
o 企業設立に関する支援
o 創業資金獲得のためのプレゼンテーション機会
o 2,000万円の創業資金 (選ばれた企業のみ)

・ 講義一覧(テーマ/ 講師):
o 創業期のノーコード開発/ 岡 友樹 (Antler株式会社 テックリクルート)
o Problem Solving(顧客課題解決)/ シー・ジェフリー・チャー (ジェイ・シード株式会社代表取締役社長、SOGO Energy Pte. Ltd. CEO）
o スタートアップのPR、ブランディング/ 吉田 拓巳 (株式会社nommoc代表取締役、株式会社セブンセンス 代表取締役)
o スタートアップのグロース戦略/ 児玉 太郎 (アンカースター株式会社 代表取締役)
o 創業期の商標・特許戦略/ 加藤 来 (加藤来特許事務所 弁理士)
o 授業員雇用に関する規定の定め方/ 赤松 優希 (赤松優希社会保険労務士事務所 代表・社労士)
o 会社設立の手続き/ 野口 美奈 (司法書士法人NewStarts 代表社員・司法書士)
o タームシート(みなし優先株と株主間契約)/ 児島 雅彬 (橋元綜合法律事務所 パートナー・弁護士)

・ 参加者情報:
o 参加人数: 62名
o 出身国: 14カ国
o エンジニア割合:約４割
o 年代構成: 30代４割、20代３割、40代２割、50代１割
o 創業前参加者: 約８割
o 出身業界: テック４割、大手事業会社４割、コンサルティング１割、その他１割

・ 主な事業領域: Web3、ヘルスケア、SaaS、サステナビリティ、HRテック等
・ Website: https://www.antler.tokyo/
 

• Antlerについて

Antlerは、アーリーステージに特化し起業家を支援する世界最大規模のグローバルベンチャーキャピタルです。2017年にシンガポールで設立されたAntlerは、現在世界25都市で展開しており、これまでに3,000名以上の起業家と、600社以上のスタートアップを支援してきました。Antlerの特長は、従来のベンチャーキャピタルなどが行なってきた投資スタイルとは異なり、「Antler Cohort Program」を通じ、創業前・アイディア段階の“Day Zero”から起業家を支援していることです。創業メンバーのチーム作りをはじめ、事業アイディアのブラッシュアップ、創業資金の出資、事業拡大支援、フォローオンの出資まで、一気通貫で支援を行っています。

https://www.antler.co/location/japan