通園バス置き去り防止 車内後部の警報スイッチ 安全装置義務化の決定を受け2022年10月3日に発売
エンジン停止後、車内最後部のブザーが作動。止めに行く際、車内を点検確認で置き去り事故を防止。
株式会社TCI(本社:大阪市淀川区、代表取締役:尾﨑俊行、以下「TCI」)はTCI独自で開発をした通園バスの置き去り防止システムとして「車内確認用後方ブザー」(品番:SOS-0005)を2022年10月3日(月)に発売します。エンジン停止後、車内後部で警報ブザーが鳴り、運転手らが後部まで行って止める際に、車内に子どもが取り残されていないか確認できるという仕組みです。
開発背景
いち早く、バス置き去り防止の安全装置開発に着手したTCIは、9月初旬に「バス置き去り防止AIカメラシステム SYANAI(車内)・OKIZARI(置き去り)・SHINAIDE(しないで) SOS-0001」を開発し、10月3日の発売を発表していました。
このSOS-0001は、エンジン停止後の車内を、AI(人工知能)が搭載されたカメラで監視し、人を見つけると車内に警報ブザーで知らせるというシステムです。
ヒューマンエラーを防ぐためにデジタル技術を活用する一方で、それに頼りすぎることによる車内点検の怠りが生まれるのではないかといった懸念がありました。
今回開発した「車内確認用後方ブザー」(品番:SOS-0005)は、ヒューマンエラーを防ぐために、あえて「ひと手間」を加えたシステムです。車内後部のブザーを止める際に、人が車内を点検するという作業を習慣化することで、より徹底した置き去り事故の防止につながります。
今回、同時発売する「バス置き去り防止AIカメラシステム」と併用することで、エンジン停止後の車内点検を習慣化、その後もAIによる車内監視でヒューマンエラーをカバーでき、まさに複層的な置き去り防止の安全対策を行うことができます。
SOS-0005の特徴
◆置き去り防止のシステム
エンジン停止後、SOS-0005のシステムが自動的に作動します。
ブザー鳴り始めのタイミングを、エンジン停止後の30秒後か2分後で設定が可能。
エンジン停止から、少し遅れて警報を作動させることで、落ち着いて車内を点検する時間を作ります。
「ブザーを止めに行く」という単純な作業になることを防ぎ、「車内を点検する」ことの潜在的な習慣化にもつながります。
取り付け工事は全国対応可能
TCIの取付ネットワークによって、車内後方確認ブザー(SOS-0005)の取付は、北海道から沖縄まで、全国出張取付工事が可能です。
もちろん、同時発売するバス置き去り防止AIカメラシステム(SOS-0001)も、全国出張取付工事が可能です。
置き去り事故の再発防止に向けて
ヒューマンエラーによる置き去り事故の再発を防止すべく、デジタル技術の活用と同時に、人による確認が複層的に必要です。ヒューマンエラーの連鎖を止めるため、SOS-0005の活用で、潜在的な車内点検の習慣化を促します。確認の徹底は勿論ですが、ヒューマンエラーをテクノロジーが補填するシステムを構築することで、「万が一」による悲惨な事故を未然に防ぐことに繋がります。
製品概要・販売価格
製品名:車内確認用後方ブザー
品番:SOS-0005
発売日:2022年10月3日(月)
本体価格:39,800円(税別)
使用場所:幼稚園・保育園の送迎・通園バスなどあらゆるスクールバスと送迎車両に対応
使用者:幼稚園・保育園・塾・学校等における全ての責任者・経営者・バスレンタル業者
取付保証期間:永久保証(取り付けに関する不具合など)
販売方法と製品の取付に関して
製品の販売は、TCI営業部まで直接お問い合わせ、またはHPのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
また、当製品の取付には専門的な取付工事が必要です。取付には当社取付サポート担当または、当社協力店の専用作業員が現地までお伺いし、お取り付けします。
TCIは既存事業であるトラサポくんの重機、トラック電装品取付事業で得たネットワークを活用し、全ての車両に対して日本全国の取付対応が可能です。
お問い合わせ先
株式会社TCI(本社営業部)
〒532-0012 大阪府大阪市淀川区木川東2-5-41
TEL:06-6885-7250
E-Mail:honsya@tci-osaka.com
HP:https://www.tci-car-item.com/contact
お電話でのお問合せの際は、置き去り防止ブザーの件とお伝えください。
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